ゴスペルナイト

大学生になっても忙しさは変わらないようだ。
日記が全然更新できない(笑)
できる限りこまめに更新できるように頑張ります!

先日(4日)夜に、渋谷文化村オーチャードホールに「ゴスペルナイト」というコンサートを聴きに行った。
ある電鉄会社Tが、毎年企画する無料音楽コンサートの一つで、今年は黒人霊歌として有名なゴスペルをテーマにしたコンサートだった。
先月、偶然電車の中づりでこの企画を知り、(合唱好きな僕としては無視できなかったので)すかさず携帯電話から応募した。
抽選だし、倍率高いから当選しないだろう、なんて思っていたら招待券が届いた。
最近、音楽と無縁の生活を強いられる(?)ようになってからというもの、少し落ち込み気味だった僕としては、嬉しい知らせであった。(笑)

というわけで、ペアチケットだったので、高校時代から合唱をやっていたということで、しょっちゅう合唱トークで盛り上がるクラスメートのKと共に聴きに行った。
知っている曲が聴ければそれで構わないだろう、とあまり期待せず(主催者の方、すみません!)2人で会場に向かった。
いや、しかし会場で渡されたパンフレットを見て驚いた。
グラミー賞を受賞したシーシーワイナンスがゲストとして招待されていた。
ステージは二部構成になっていて、ワイナンスは第二部に出演するので、はじめは別の団体から。

別の団体といっても、第一部の団体はとても上手だった。
途中で、日本人の牧師さんがゴスペルの話をいろいろと交えながらの楽しいライブだった。
先日ニュースで、近年教会でゴスペルを歌う宗派(福音派と言っていた気がする)が全米で人気だ、などと聞いたのを覚えている。
たしかに、ゴスペルの響きは大変気持ちの良いもので、エクスタシーを感じるというのも否めないものだろう。
あのような、一種の騒がしい形で信仰をするというのは、魅力的で興味をそそられる。
(といっても、個人的には禅宗の閑けさのようなものに強烈に感動してしまうのも、確かにある)

話がずれたが、第一部の演奏を聴いて、彼らの音感の良さと、ゴスペル特有のちょっとハスキーな声での安定した発声に感動した。
ユニゾン(全パートともに音価が同じ)の部分は全員の息がそろって、直接心に訴えられるものがあった。
またハモる部分は一瞬の隙もなくキチキチと音を合わせて、一瞬の濁りもなくとてもきれいだった。
極めつけは、全員でハモりながらポルタメント(=グリッサンド:ある音から他の音に移る際、音高を連続的にずらしながら移行する唱法)していたのが感動的だった。

第二部はシーシーワイナンスの登場で、さらに会場は盛り上がった。
ワイナンスの歌と、観客の手拍子がインタラクティブに影響し、ホールの一体感があった。
しかも、ワイナンスの声はとても美しい。
その一言に尽きる。
どのようにすればあのような太くて、感動的な声になるのだろうか、と思うほどであった。
第一部以上の会場の盛り上がり具合で、時間もあっという間に過ぎた気がする。

最終曲はゴスペルの十八番、「Oh Happy Day」を会場全員で歌おうというものだった。
あまり、会場全体から歌声が聴こえず(あたりまえか。)僕も不完全燃焼で残念だったが、それでも本当に楽しかった。

金曜日はクラスコンパやUROPがあった。
UROPの内容は書きたいと思うので、明日にでもしっかりと日記を書きたいと思う。

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