間に合わない。。 / 物理チャレンジ(三日目)

日記を書けないくらい忙しいときほど、日記を書くネタがあふれるときはない。
というより毎日が日記にかけるくらいのネタがある(とまでは言い切れないが。)のに、全然間に合っていない(笑)
でも、書かなくてはいけないなぁ。
最近はよくPCを持ち歩くので、電車の中でも書けないことはないか。(立ちながらは無理かな笑)

さてさて、物理チャレンジのことでも書きたいなとは思ったが、もはや一か月半以上前の話。。
記憶から抜けてきた(笑)
とりあえずどうしても書きたかったフィジクスライブの内容まで書いたわけで、そこから先は簡潔に。

三日目は実験試験。
実験はいわゆる干渉実験。
だが、凝っているのは波源に超音波発生器を使っていること。
普段の実験では光やマイクロ波などの電磁波(横波)を用いて実験をするわけだが、なんと縦波の音波を利用した。
超音波の場合も指向性があるので実験にはちょうどいいし、干渉実験で重要なスリットの製作が簡単なことがあげられる。
(今回のスリットはアクリル板に切り込みを入れたもの)
そして、実験作題者から聞いた話であるが、超音波であることはそれ以上に位相を測定できることに利点があるらしい。

位相というのは波のずれ具合のこと。
波には(概念的には)山と谷があるもので、波源と検出器でのそれぞれの山が訪れるタイミングの差を測定することで位相差が測定できる。

これを用いて、位相差が0のところとπ(pi 位相が反対のところ)をそれぞれ判断し、それを使ってスリット通過後の同位相面を方眼紙上にプロットさせるという問題も出題された。

ほかに面白いものはゾーンプレートというもの。
スリットを用いて波を焦点に集めるというもの。
レンズと違う構造だがレンズにも似ている効果を発揮する。
といっても、ゾーンプレートはレンズとは異なり、複数の焦点を持ち、また波長により焦点距離が異なるという性質をもつ。

そういえば、二年前のフィジクスライブで某先生がゾーンプレートなどの実験を見せてくださっていたなぁ。(これ、秘密ですよ)

理論試験は試験監督の担当がなかったというのになぜか実験試験の監督は僕だけ2コマ入っていた笑
実験好きなのが先生方にもバレていたというわけか笑

とりあえず、1コマ目の監督で問題冊子を一冊頂き問題を吟味していた。
今年も手が込んでいるなぁ。とわくわくしながら問題を読んでいた。
しかし問題を読みながらある事実に気づく。
音波を扱う実験ということは試験会場の空気の流れや温度に大きく依存される。
試験監督は出来るだけ歩き回らないようにしないといけない、と周囲の先生方に話したのは僕である。
(といっても、もっと前に誰かが気づいて注意していたのではないかとは思うが。)
試験を受けたチャレンジャーによればやはり、試験監督が横を通った瞬間に計器の針が大きくぶれていて迷惑だったらしい。苦笑

そして1コマ目終了から2コマ目にかけて自分のPCに向かって実験の問題講評を打ち込み。
1,2コマ目の間は2時間半。 長そうに見えて何かと短かった。
ギリギリ打ち込みを終えて編集長(S.Tくん)にデータを渡す。

そして試験監督2コマ目へ戻る。

結局問題講評含め広報誌の掲示がされたのは昼食後だったような気がする(記憶が不鮮明)
しかし、張り出してすぐに問題講評の誤植を発見された。(爆)
あぁ、間違ったこと書いてごめんなさい。(汗)
すぐに訂正版を印刷して張り出しなおした。

この後は岡山天体物理学観測所、岡山天文博物館に行った。
(やっぱり長い文章になっちゃったなぁ。)

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