帰国

報告をしていなかったが、予定通り、中国から9月1日に帰国した。
たった4日の旅であったが、充実していた。
むしろ、それ以上長い旅行だとあまりに得るものが多すぎて、パンクしてしまうのではないだろうか。

初日はホテルのチェックインを済ませた後、北京大学、清華大学に行った。
地下鉄を使って行ったのだが、地下鉄の料金は2元(1元は15円程度)ととても安い。
ただ、来月10月1日に建国節が行われる関係上、入り口ではX線による持ち物検査(の準備)が行われていた。
8月31日まではお試し期間のようで、そこまで厳重ではなかったが、とりあえず荷物を通した。
清華大に行くために五道口(WuDaoKou)駅に行った。
この駅は、大学の中国語の教科書の例文にも載っていた駅名だったので鮮明に覚えていた。
(予想していたよりもにぎやかだった。)

清華大学とは中国のMITのようなところで、工学に特化し企業との連携も深いそうだ。
一方北京大学は、純粋学問を研究する傾向にあり、いわば東大から工学部を取り除いたような感じの大学なのだろう。
清華大学はとても広くたくさん歩いたが、大学の中心部さえどこにあるかわからなかった。
Googleのビルなどもあってきれいな部分もあったが、結局われわれが通った場所はどちらかというと土っぽいところだけだったようだ。
大学の中に市場や寮などもあり、まさにひとつの町が出来上がっているようだった。
ただ、あまり清華大はきれいなイメージは得られなかった苦笑

北京大は清華大の隣にあるようなので歩いていった。
北京大は入り口に検問のようなものがあり、外部の人は記帳しなければいけなかったが、旅行客だのなんだのいってもごもごしていたら、上司っぽい人が目配せして「通っていいよ」というようなしぐさをしてくれた。
見た目は怖くても、温かみを感じた。
北京大に関していえば、あまり埃っぽくもなくまた道が広々と作られ、建物もきれいであった。
正門入って突き当りまで進むと図書館があった。
威厳があった。
開館時間は本郷の総合図書館と同程度である。

そういえば図書館の前で中国人の女性に「照相吗?(写真を撮っていただけますか?)」と聞かれたのだが、うまい受け答えが出来ず申し訳なかった。

(これから東大の大学祭のひとつである駒場祭の企画代表者会議に行かねばならないので続きはまた次回とします。
写真も時間あるときにアップロードしたいと思っている。)

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