Archive for 12月, 2008

2008.12.26 金曜日 [ Latest News, 大学]

理学部サイエンスカフェ@駒場(12月12日)

最近はレポート,友人の演奏会等忙しかったので日記を書く暇がなかった.
演奏会のことは,また後日書くとして,今回は先日あった理学部サイエンスカフェの内容を書こうと思う.

東大は大学に入学した際にはすべての学生が教養学部に所属するシステムをとっていて,他の一般的な大学と違い入学時には専攻分野がなく,進学振り分け(進振り)という制度がある.
2年次の夏休みに行われるものだが,それまでの授業の成績(平均点)順に希望する学部に進学できる,という制度だ.
学生にとってみれば,自分の進みたい学部が人気学部であればある程点数が高いので,必然的に授業の内容に力を入れなければならない.
理系であれば,薬学部や理学部(特に物理・化学科),航空宇宙工学科・物理工学科などの人気な学部学科はもちろん点数が高い.
ノーベル賞の影響もあり,来年の進振り(僕が進振りされる年)は物理・化学科はボーダーライン(底点)は上がるだろう.

しかし,点数を気にするのは学生だけでもない.
学部側からしても底点は気になるものだ.
普段から駒場の学生に講演会やポスター,講義などで学部ぐるみの広報活動をしないと定員割れ(底抜け)がおきてしまう.
かつて一度,高い底点を維持してきた物理学科も底抜けを経験しているくらいだ.
(第二段階という,第一段階で希望学部に進めなかった約3割の人を対象としているものではあるが)

ということで,理学部としても広報のために学部ガイダンスだけでなくて,サイエンスカフェというものを開催するわけだ.

学部ガイダンスは比較的真面目な学部紹介をする機会であったが,それに対してサイエンスカフェは各学科の先生とタダでケーキとお茶・コーヒーを頂きながらお話をする会だ.
どちらかというと甘いものを食べたくてサイエンスカフェに行ったが(僕だけでなく)実際来ている人は「ケーキがあるから」という理由で来ている人が多い気がした(笑)

前の授業は実験だったので,開始時刻には若干遅刻していったら,結構人がいた.
しかも入口入って正面の「物理学科の席にいた人の約半数が知り合いだった」という状況には笑わずにはいられなかった.


残念ながら,前回のガイダンスの際に生物学系の学科にはにはそこまでの興味はもてなかったので,結局生物系3学科と地球惑星環境学科(地質学に近い)にはいかなかった.
つまり僕が行ったブースとしては,足を運んだ順に物理学科,数学科,地球惑星物理学科(環境学科と違い天文学+物理学+alphaのような学科),化学科,天文学科,情報学科だった.
(工学部ほどではないが理学部もたくさんの学科があるなぁ.)

各ブースに行くごとにひとつづつケーキを頂き,さらに情報学科を見た後にもう一度物理学科のブースに戻りケーキを食べたので,合計7個も食べたことになる(笑)
5個目を過ぎたあたりからさすがに食べるかどうか躊躇したのだが,やっぱり食べてしまった(笑)
まぁ,一緒にブースをまわったD.N.くんは8つ(それ以上か?)食べていたが…(笑)

各学科の先生が自分の学部をアピールしていた特徴的なフレーズ(ちょっと脚色してるかも?笑)



【物理学科】
 20世紀はアインシュタインの発見に始まり物理が理系の中心的な学問だったけど,21世紀も物理の時代ですよ.そもそも,すべての学問は物理学の発見に恩恵を受けていますからね.物理学者無しでは理学も工学も医学も発展しないんですよ.まさに物理学帝国主義ですね.ハハハ・・・

【数学科】
 数学科は現実に意味のない学問のようにみえるかもしれませんが実は現実社会ではなくてはならない学問分野です.
(分野によっては)保険,金融や,暗号(通信)開発などの職業に進みます.博士課程に進む人も多いですねぇ.まぁ博士課程に進んで研究する人は…ゴホッゴホッ(茶を濁す)
※数学科は世間で言われているポスドク問題が,顕著な学科の一つ

【地球惑星物理学科】
 太陽系から地球スケールまでの分野について物理的に研究します.
学部生の間は(結局物理学.笑) 太陽系・気象・地殻(プレート,火山,海洋など)・地球内部など幅広い分野についての教養を身につけます.
(他大学では学部時代からもっと細かな専門を選ぶ必要がある)扱う範囲が極めて広くカリキュラム的にも授業のコマ数が多いので,学部段階の卒業論文は実質上ないものと言えます.ちなみに,当学科は意外とポスドクの比率が少なく博士課程卒業年から助教ポストに就く人もいます.(これはとてもすごいこと)

【化学科】
 化学科に進むと,理学部すべての学科の分野について勉強できます.量子化学などをやれば物理学ですし,生化学の分野であればほとんど生物に近い分野を生物学者には出来ない,分子の動きから生物の研究ができますよ.他の学部の範疇も化学の分野で議論することができます.
化学と他の理学部の学問の関係をみると,いかに化学が理学の中心にいるのがわかるでしょう.
世の中では物理帝国主義だなんてありますけど,私はそう思いませんね.私は化学中心主義を主張します.言い換えれば化学はCentralScienceとも言えます. 
あ,でも一つだけ化学の扱えない分野があります.素粒子,宇宙論です.ああいう純粋理論の分野をやりたい人は,化学科ではやれないのでどうぞ物理学科へ行ってください.(笑)

【情報学科】
理学の中でも新しい分野(もっとも新しい学科は生物情報科学科:今年設立されたばかり)です.物理や化学科のように帝国大学創設のときからあるような伝統学部とは違って,新しいことをやりたい人にはお薦めです.まぁ,どの学部に行っても計算機の恩恵を受けると思いますが,それを積極的に開発する学部です.就職先は,SEに限られているわけでもなく,希望して一般職につく人もいますねぇ.
※近年SEがキツい割りに給料が安いことの反映か?




それぞれの学科が特色を出しているよなぁと思う.
自分自身あと半年で自分の進みたい学科が決められるのか心配なくらいだ.

これからも(工学部,教養学部後期教養課程,その他文転なども含め)どの学部に進みたいのかをじっくりと吟味していきたい.

2008.12.13 土曜日 [ Latest News, その他]

人身事故

今日(12日)は学校から帰宅したのちに,いつもどおり地元の合氣道道場に行った.
(実際には大学の理学部主催のサイエンスカフェなるもので,理学部の先生方とお話していて遅れたわけだが)

帰り道は地元の駅付近を通過するわけだが,電車がどうも橋の上でのろのろと徐行運転している.
そのとき携帯のメールを見て知ったことだが,その1時間ほど前に人身事故があったらしく.ちょうど運転再開だったよう

・・・
事故は地元の駅であったらしい.

え?


本当に驚いた.
知り合いでなければいいのだけど..


・・・

今まで一度も日記に書いてこなかったが,もうそろそろいいだろうと思ったので書こう.
実は僕は,4年前(2004年)の12月14日,親友を人身事故でなくした.
原因はよくわかっていない.

当時(中学3年)の僕にとってはあまりに大きすぎるショックだった.
それ以降今までずっと僕の心の中にあるようで,事あるたびに記憶がよみがえってくる.
大学入ってからも何度かそのようなことがあったわけだが,今日はとりわけショックが大きかった.
家に帰る前に,久々にぼんやり線路わきの駐車場で電車を見ながら40分以上過ごしてた.
(でも久々にぼんやりと過ごす時間がとれたので,最近溜まっていた心のガスを抜くことができたみたい!)


まぁ,あまり細かい感情的な内容は書くつもりはないけど(むしろ僕の能力じゃ書けないか.苦笑),このことだけはどうしてもこの日記に書かなければいけない使命感を感じたので,書くことにしたのだ.


しかし,いまだから言えることだが友人を亡くしたことはすべてがつらいことなのではない.
高校入って気づいたことだが,無常観をいつのまにか感じるようになったようだ.
生じるものは必ず消え,出会いは必ず別れを意味する.
この経験なしにはそのような感覚を体得することは不可能だっただろう.(いくら方丈記を読んでも?)
しかも,いま僕が勉強に対するモチベーションを維持してこれたのも,「彼のためにも生きている自分が頑張らなくては!」と自分を励ましてこれたからだ.


最近大学に入って勉強に対するモチベーションも減少してきていたが,やっぱりもっとちゃんと授業以外にも勉強しないとなぁ,
今日はもう夜遅いから明日は寝不足な一日だろうけど,明後日からは気持ちを入れ替えて頑張っていこうと思う.

2008.12.08 月曜日 [ Latest News, PC、周辺機器関連, 大学]

LaTeX

LaTeX(ラテフ/ラテックス)と呼ばれる文章作成ツールを知っている人も多いだろう.
Wordなどのマウス操作で文字のサイズなどを指定したりするGUI形式(?)のソフトウェアと異なり,全てコマンドを入力して文字形式等を指定するタイプの文章作成ソフトだ.
Wordに慣れた人にとっては、わざわざコマンドを入力するのは面倒に感じるかもしれない.
しかし,理学系の文章を書く上ではこのツールは大きな力を発揮する.

このソフトには数学に特化されたパッケージがあり,このパッケージをLaTeXに組み込むことで,数式などをキレイに書くことができるのだ.
理学書なども最近LaTeXで書いたであろう本も多く出版されているし,アメリカの数学会物理学会などでは論文などもLaTeXの生データで投稿するのはメジャーなようだ.
(ぁ,そういえばバイト先の塾のテキストもLaTeXで書いているんだったなぁ..)


大学に入って,友人らがLaTeXを使い始める中,僕は実は若干スタートが遅れたようだ.
今までほとんどLaTeXを使うことはなかったが,いよいよクラスメートにも数学のレポートをLaTeXで書いて提出する人も出てきたので,僕も負けじと今回の数学のレポートからLaTeXで書くことにした.

提出は今週の金曜日だが,書き始めたのは先週の土曜日(6日)だ.
一週間 “も” あるというべきか一週間 “しか” ないのかも微妙なところであるが,なんとか金曜の提出日までに間に合わせなければならない.
でも,土曜日は苦戦した.
LaTeXの教本 「LaTeX2ε 美文書作成入門 奥村晴彦著」 を片手に必死にやっていた.

その甲斐があったかLaTeXには慣れてきた気もした.



今日は学校の図書館で放課後にLaTeXでレポートの続きをやろうかと、パソコンを学校に持っていったわけだが...
前回のレポート課題からLaTeXで提出を始めたクラスメートのS.N.君に,LaTeXでレポートを作る話をしていたら,練習に授業ノートをパソコンで(LaTeXを使って)取ってみよう、ということになった.(笑)
まだまともな文章をLaTeXで書いてないというのに...(泣)

授業は数学II(線形代数).
駒場でも大鬼と言われる,ちょっと厳しい(というよりも板書のスピードが速い)Y先生.
「板書を写し切れないだろうから,あとでノートコピーさせてね」
などと,休み時間中から会話をしつつ授業開始.

速い...

途中,表現したいのにそのためのコードが見つからなくて慌てたり,$マークを書くべきところを&マークにするだの大変な騒ぎだった(笑)
でも最高でも黒板2枚分置いて行かれるだけでなんとか板書を写しきった.(授業終了5分後に)
いやぁ. 久々に本気でキーボードを90分間以上叩き続けた気が(笑)

講義の次の演習の時間は,一緒に授業を受けたS.N.君と一緒にコンパイルエラー(入力ミス)を一つ一つ潰した後,自分の打ち込んだノートを読んで講義の内容を理解するのに使った.
次回以降の数学の授業でパソコンを使うか未定である.
まぁ(授業中寝たり,さぼりがちな)クラスメートからは (大量頒布可能な観点から)LaTeXで授業を受けるように頼まれそうな気もするが..(笑)


90分の授業中に必死でつくった講義ノートが これ
いやぁ,本当に疲れたけどいい経験になった.
(誤植や読みにくい個所があると思いますが目をつぶってください... 本当にちょっとしか手直ししていないので...)
ちなみに,どうしても生コードが見たい人のために生コードの(.txtに拡張子変えています)データもアップしました.
こちらから見れます.

2008.12.03 水曜日 [ Latest News, その他]

メガネ

日曜日に地元のメガネ屋に行って、眼鏡のレンズを交換してもらいに行った。(そして今日学校が終わってから直接メガネを受け取りに行った)
メガネのフレーム自身は現在3本持っているのだが、一番度が強いメガネを購入したのは高校2年だったか1年のことだったか。。。

高1のころからコンタクトレンズを使い始めて、眼鏡の重要度が下がったため、眼鏡を新調せずにそのままの度を使い続けていたのだが、さすがにもう眼鏡がまったく意味をなさないくらい目が悪くなってしまった。
高3の地点で、学校の視力検査で(なぜかそのときはコンタクトでなくメガネだった)矯正視力0.3以下という、最悪な点数をGetしてしまっていたので、現地点ではもっと悪いのだろう。

といっても、コンタクトレンズがあるので、毎日視界に苦労することはなかったのだが、最近の僕の生活パターンから週7日装用、一日15時間前後もつけていたわけで、目に優しいと言われるハードコンタクトでも目の疲れはひどかったからだ。
今回は、眼鏡のフレームを変えずにレンズだけ交換をしてもらうことにした。
メガネ屋さんに、屈折率1.68の超薄型レンズをすすめられたが、まぁそこまで薄くする必要もないと感じ、屈折率1.6の薄型レンズを購入。(前のレンズは屈折率1.5の普通の非球面レンズ)
それにしても…視力測定の際、前のメガネとの度があまりに違いすぎたのでメガネ屋の店員さんでさえも驚いていた笑

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僕の購入した眼鏡のレンズはNIKONのレンズを使っているようだ。
NIKONというと一眼レフカメラのイメージが強いが、(言われれば当たり前だが)眼鏡のレンズもつくっているみたいだ。
国内企業のレンズなのでとても信頼している。(レンズはレンズでも特に非球面レンズの設計ができるのは、理詰めで設計するというよりもやはり、プロの技なんだろうなぁと思う)
今度こそは、眼鏡の度を変えることがないよう、目を大切にして生活できるよう心掛けたい。

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とはいえ、視力はどんどん落ちていっているようだ。
受験が終わった地点でコンタクトレンズ(ハード)を装用した地点での視力は0.3だった。
(そのハードコンタクトは高二12月に購入したもの)
さすがに授業に不便だったので、今年の5月に新たにつくりかえて両目を1.1にしたつもりだったのだが、気づけばまた視力が低下して少し見えにくくなる。
コンタクトレンズの交換保証が半年間有効だったので、10月に眼科にお願いしてコンタクトをつくりかえてもらったのだが、このときはもう視力0.7だったからなぁ。。。。

東大の人で裸眼の人も何人もいるわけだから(たしかに世の中の平均値よりは格段に少ないのかもしれないけど)、目の使い方によっては視力を低下せずに勉強できるんだろうなぁ。