Archive for 1月, 2009

忙しかった冬休み[1] (AutoHotKey編)

題名がどうも小学生の日記のようですが気にしないこととして(笑),最近日記の更新を怠ってしまいすみませんでした.
学校へ行くと友人(D.N.)から
「箱根駅伝の往路で終わっていて,復路はいつ書くの?」
と日記の更新を促されつづけていたものの,全く更新できていませんでした.


さて,2008-2009の冬休み(特に1/2以降)は今まで経験した冬休みの中で最もパソコンにつきっきりの休暇だったと思う.主にやったことは

・TeX入力支援のためのショートカットキーの設定
・OSの再インストール

だ. 今回は前者について書こうと思う.
ちなみに後者は(いつ日記に書けるのかよくわからないが) この冬休み後半ずっと僕を悩ませた,忌々しいストレス源であったので書くとなったら普段以上に気合が要りそうだ.(笑)


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2008年末から1/1までの間は「LaTeX(PCで数式を書いたりするための言語:ラテフ)を素早く打てるようにするため」にショートカットキーの設定をした.
LaTeXは数式を出力する際に強力な組版言語だ.
しかしコード打ち込みは面倒なものが多いため,なんとかして早く打ち込めないものかと悩んでいた. 
今回,打ち込み効率をあげるために大掛かりなショートカットキーの設定をした.

新たにノートパソコン用のUSBテンキーを購入し,そのテンキーのキーに,TeXコマンドを割りあてた.
たとえば,テンキーの「Enter」キーを押すと

\begin{align*}

\end{align*}

となど表示されるように設定した.
※このコードは(別行立て)数式を宣言するコード.このコードの間の部分に数式のコードを入力していく.


テンキーにショートカットキーを割り当てるアイデア自体を考え付いたのは12月初旬だったが,それ以降さまざまなページを探して,最善の方法を考えていた.
レジストリ(OSの設定ファイル)を書き換えて,直接キーマッピングをいじる方法もあったが,それだと本格的にレジストリの勉強をしなければならないうえ,Windowsの設定も間違えて書き換えてしまっては取り返しのつかないことにもなりかねない.
そこで,探して行き着いたのが「AutoHotKey」というソフトウェアだ.
(詳しくは下のリンク参照)
詳しい仕組みはよく分かっていないが,たぶんOSから文字入力の指示がアクティブなアプリケーションに送られるまでの間にAutoHotKeyが挟まって,そこでキー入力を変更しているのだと思う.

探したソフトウェアの中でAutoHotKeyは最もマニアックなソフトのような気がする.
しかし,マニアックな分,細かい設定も定義できるうえ,なにしろ(レジストリ書き換えと違い)安定して動作する.

普段LaTeXのコマンドを編集するのは「EasyTeX」もしくは「秀丸エディタ(with祝鳥)」を用いるのでそれらのソフトウェアがアクティブな時だけ特異的にショートカットキーが設定されるようにした.

まだまだ,スクリプトは実験段階で,特に,特定の文字を除き,ギリシャ文字の使用頻度はそこまで高くないので,別のショートカットキーにするなど,これからどんどん設定を書き換える予定だが,とりあえず暫定版(Ver1.02)を公開する.

ショートカットキーとコマンドの対応表
AutoHotKeyスクリプト(利用する際は拡張子を.ahkに変えてください)

このスクリプトは,自由に利用してかまいません.
(あまり,使いやすくもないし、素晴らしいスクリプトではありませんが;;)


使用している様子の写真なども撮影したので,今晩またこの日記の続きを書くつもりだ.


■関連ページ■
《LaTeXについて》
TeX Wiki
ワープロユーザーのためのLaTeX入門

《AutoHotKey》
AutoHotkeyを流行らせるページ

《TeXエディタ》
EasyTeX
祝鳥(のりてふ)

2009.01.02 金曜日 [ Latest News, その他]

第85回箱根駅伝(往路)

箱根駅伝公式Webサイト

お正月恒例の箱根駅伝一日目が終わった.
毎年年末年始は旅行へ行っていたり受験勉強だったりといそがしくゆっくり箱根駅伝を見る暇がなかったが,今年は(生まれて初めて?)箱根駅伝に熱中した.
受験が終わってゆっくり冬休みを過ごせた,ということ以上に,実は友人が箱根駅伝に出場したからだ.

高校一年の時のクラスメートであるY君は,陸上部に所属し3年間中長距離の選手として活躍してきたが,それが今日駅伝一区でエンジのたすきを持って走っていたのだ.
昨日も夜更かしをしてしまったが頑張って早起き(?)をした.

一区というと,丸の内をスタートして,鶴見に至るまでの区間だ.
出走後は常にY君は先頭集団に居続けた.
しかし,東京都の中ではほとんど先頭集団から飛び出すものがいなかった.
あまり駅伝を見ないからよくわからないのだが,解説によると先頭集団が固まったままで走るのは珍しいことだとか.

その実況を聞きながらひそかに思っていたのは「多摩川を超えたらY君は突然ペースを増すのではないか.」ということ.
彼も僕も川崎市民だ.
多摩川を渡れば,そこは地元川崎市.
ホーム地に入ったらペースを上げてくれたら,狙い通りだな.
なぁんて思いながら六郷橋(多摩川)通過をニヤニヤしながら(!?)テレビ画面を見つめていた.

六郷橋通過後,
案の定Y君はペースを上げて先頭集団を引き離した!
たぶん高校で同期の友人がたくさん街道にいたおかげでもあるのだろうが,期待に答えてくれた彼はすごい!
と,感激していた.

そのままリードは抜かれることもなく,彼は一区区間優勝を果たした.
区間新記録は達成しなかったものの,地元の人の期待に応えて区間優勝を果たしてくれたのは,なによりもうれしいことだ.


他の区間でもさまざまな選手がドラマを創っていて,感激するばかりであった.
たすきを渡された時には順位が低いのに,前を走る何人もの走者を振り切って先頭集団に食い込んだりすることも多く,最後まで順位が変動し続け,結果が最後になるまで分からない.
結局Y君の所属する早稲田は5区で東洋大との競り合いで優勝を逃してしまったが,
なにより,駅伝というドラスティックでかつドラマティックな競り合いは,見ている僕にまで緊張感を与え,興奮させられた.
本当に楽しい一日だった.

明日も,実は神奈川大学に僕の高校の3つ上の先輩が出るらしいので,出来れば見てみたいな.と思った.

2009.01.01 木曜日 [ Latest News, PC、周辺機器関連]

新年明けましておめでとうございます.(プリンタ分解記 第二弾)

気づくともう2009年か..今年2月27日で19歳,かぁ.

新年明けましておめでとうございます!
今年も皆様にとって良いお年でありますように!


僕は昨年,部屋の大掃除をしたわけだが,一方自分の記憶の整理はつかないまま新年を迎えてしまったようだ.
まぁ,要するに,日記に書きたいことがたくさんあるのに忙しい(?)ことを言い訳に,だらだらと新年を迎えてしまった,ということ.
冬休みが終わるというのに,夏休みの内容もろくに書かずに本当に大丈夫なのか?笑
しかし,まぁ冬休みにやらなければならないレポートは5つもあるわけだし,やっぱりあまり書く暇ないのかなぁ・・・.

とりあえず近いほうから…
昨年は,久々に徹底的に家中の大掃除をした.
ひょっとすると小学6年生以来なのではないだろうか.
中学入ってから,冬休みは塾通いだったうえ,中学一年のときには冬は太陽電池工作コンクールというコンクールにむけて,作品を作っていたからなぁ...
(普段はこのコンクールは夏休みに工作して冬休みに授賞式があるものなのだが,僕が中一の時だけは大人の事情で冬休みにずれ込んでしまったため)
といっても,普段から床が見える程度まではたまに掃除をしていたのだが,あくまで自分の部屋など限られた範囲だけ.
今回は,家のクローゼットの中からいろいろと発掘されるものがあった.

最近はあまり木工などをしないためにしまわれたままの工具もそうだが,いわゆるジャンクもたくさん出てきた.
もともと,僕の部屋には小学生時代から拾い集めてきた電子部品系統のジャンク品コレクション(?)がたくさん保管されているわけだが,それ以外にもたくさん出てきた.
昨年発掘されたのは,以前は我が家で使われていたけど,もう使い道のないジャンク品.

捨てられたされるジャンク品たち<br />

特に,配線系(通信速度が遅いLANケーブルや,電話線,パラレルケーブル,いらない電源ケーブル,AVケーブル)がたくさんあった.
どう悩んでも使い道がないので,1,2本をバックアップ用に取っておいただけで,他は小物金属ゴミとして捨てることにした.(写真左奥のビニール袋の中身が全てケーブル類)

そして,写真中央にある黄色いLEGOブロックは,知っている人も多いだろうLEGO mindstorm の初期の本体だ.
中学二年の時「宇宙の日作文絵画コンテスト」での賞品としてもらった(つまり5年半前にもらった)のだが,結局殆ど使う機会のないまま何年も放置されていた.
いつもどうしようか悩むのだが,さすがにもう古い機種(最古機種?)なので,引き取る人もいないだろうと考え捨てることにした.
最後くらい分解してあげてから捨てるのが礼儀(?)かとも考えたが,あまり使ったことのない機会を分解しても何も感動しないので,無残ではあるがあまり何も施さないまま,捨てることにした.(今ではちょっとだけ後悔?)
(噂ではあまり初期のマインドストームは殆どの部分の性能において実用性とは程遠いと聞いていたのもあり,悩まずに捨てることができた.)

一方左手前にある基板は(結局捨てずに僕のジャンクコレクションに仲間入りしたのだが笑)Web上のプリントサーバー(?だったはず)を分解してgetした電気回路.
比較的大きめの電流(~100mA)を扱うのか,ICチップというよりもトランジスタなどもたくさんあったのが意外だった.
まぁ,LANケーブルは比較的長距離の伝送を可能にするために出来るだけ信号のHLの電位差を大きくしているからなのだろう.


横のカメラは,これまたもう10年近く前のデジタルカメラだ.
唯一(?),僕が誤って壊してしまった電気製品…ということになる…
いつか,必要になった時に修理できるような状態できれいに保存されていたのだが,もうこのカメラの後に新しいカメラが3台も現役で控えているので,もう家においていてもシャッターを再びきられることはないだろう,というのは確実だったので今回を機に捨てることにした.
何万画素だったか忘れたが,当時はデジカメというのは画期的ながら,画質がそれほど良くなかったのを実感させられた.


分解前のプリンタ(Canon BJ10)
そして,最後に右上のまるでノートPCのようなものは,実はプリンタだ.
初めて僕がPCを使い始めた3,4才のころから(この当時Windows3.1という,Win95以前のOS!!!)もう使われていた気がするなぁ.
(このあたりの年齢の記述は今度両親に確認して変更するかも?)
紙は手差し一枚までしか入らないモノクロインクジェットプリンターだ.
今ではA3フチナシフルカラーだなんて当たり前な世の中だというのに,これは本当に当時は活躍してくれた.
しかし,もう替えインクタンクもないうえ,後継プリンタがデジカメと同じく3台もある(デジカメと違い古い2台はもはや現役引退)なので捨てることにした.

しかし,ただ単に捨てるだけでは,サイズ的に粗大ごみになってしまう上,せっかくお世話になったのだからと,Canon BJ10 プリンタの分解を決行した.

いざドライバーを片手に分解を始めると,あまりにきれいに作られていて感動した.
前回CanonPixus9100iを分解したときと同様,Canon製品はネジの数を極力減らしている.
Canonだけに限らないことかもしれないが,しかし他の電気機器なども分解してきた勘から言って,ネジの数は減らし出来るだけツメをひっかける形ですべてのものを固定しているようだ.
今回プリンタから取り出したネジの本数はたったの4本.大きな力がかかりそうな特殊な部分だけで他はツメで固定するようだ.

分解したプリンタの制御基板
日本は古来から建築物にはできるだけ釘などを利用しない文化があったようだが,(特に神社仏閣の建造物)その文化を受け継いでいるのだろうか.
分解しながら,このプリンタを設計する人のこだわり,美しさを感じた.
ツメで部品を固定するタイプは,ねじ止めと違ってゆるんだり,ねじ穴が馬鹿になることがなく,開け閉めでの摩耗を防ぐ.
そのうえ,全体の軽量化,組立の簡素化を図れるのが利点だ.
まぁ,分解はツメの場合ちょっと面倒だが,しかしむしろ,身離れのいい焼き魚を食べている時であるかのように,分解の時間を楽しめた.
(ちなみに,焼き魚をきれいに食べることについては割と自慢できます笑)

写真は,分解後のプリンタの基板やローラー,ローラーを回転させるモーターである.
分解したプリンタの各部品
これらが(基板の固定以外では)ネジを使わずに固定されていたのがすごい.
例えば,写真に写っている銅の板は,小さな紙おくりローラーを回転軸からずれないようにする金具である.



それ以外に面白い点としては,プリンタのインクヘッドの移動には最近主流のベルト式ではなくウォームギヤを用いていること.
(ウォームギヤについてはこちらに詳しい解説があります.)
下の写真の中にあるドリル刃のような棒がウォームギヤだ.
このギヤの上をインクヘッドが平行移動するわけだ.

もちろん,この基盤やウォームギヤのらせん状の歯車はジャンクコレクションとして保存されることになった笑



《後記》
久々に分解記を書いてみた.
まぁ,電化製品を分解をしたり修理をしてみないことには話が難しいのかもしれないが,それでも楽しんでいただけたなら幸いです.


毎回毎回長い文章を不定期に低頻度で日記を書き連ねてしまって,読者の方には迷惑をかけてしまっていますが,新年の抱負は「(内容はともあれ)出来るだけ日記の更新頻度を上げる」ということにして頑張っていきたいと思います.(実現できるのか!?)
今年もどうぞRyo-Diaryをよろしくお願いいたします.


(関連記事) 「プリンタ分解記」(08年7月20日)