入学式

本日は東京大学の入学式が九段下の武道館で行われた。
東大に入学した生徒は必ず
「どうして、入学式よりも先に授業が始まるのだろうか。」

「毎年どうして入学式が4月中旬にあるのだろうか。」
などという疑問を抱く。

答えとしては、4/12が東京大学の創立記念日だから、その日にあわせているだけらしい。
ただ、今年は12日が休日な為、前日の11日に式が挙行された。
入学式

それにしても、一学年で三千三百人強もいて、同時に入学式を行うのだから、人の流れはすごい。
一万人はいるのだろうか。
周囲の人から見れば、人気歌手が武道館に演奏に来たのと思うくらいの人数である。
小学生の頃は、毎週のように訪れていた北の丸公園(武道館や科学技術館がある)だが、あれほど人であふれた様子を見たのは久々である。

左の写真は総長含む先生方が入場しているところであるが、このような雰囲気の入学式を体験したのは初めてである。
ガウンを来た先生方を見て、ハリーポッターのようであったと話題になった。
ちなみに、写真には僕も写っているのだが、探せるだろうか。(もちろん画質を落としているので不可能ですが。笑)

■相対性理論■
大学では、授業の殆どが自由選択なので、時間割が個々人により異なる。
4月の間は履修届をせずに興味のある授業に足を運べる。
僕も、とりあえずは興味のある授業に全て参加したいと考えているところである。

さて、昨日(10日)には、一般相対性理論の講座があった。
これは、教養学部ではない教官(この場合大学院数理科学研究所所属)が教養学部生に授業する「全学自由研究ゼミナール」という特別講座の一つである。
一般相対論は、理解するのには高度な数学能力も必要なため、大学1,2年生にはあまり教えないので、この講座に非常に興味を持った。
いざ、授業に行ってみたところ、教室は60人ほど居て、あたりには一緒に物理を勉強してきた顔見知りがちらほら。
皆興味を持ってこの授業に参加した様子であった。

しかし、人数が多すぎる。
この授業は、「全学自由研究ゼミナール」と呼ばれるゼミ授業であるべきで、60人も居てはゼミが出来ない。
結局前回は先生が一方的に教授する形をとったが、ゼミをすることを期待していた僕らはがっかりである。
出来れば10人前後まで受講者が減ると嬉しいのだが、現実にはどうなるだろうか。
4月の履修届提出のときまでに人数が減ることを期待しながら、相対論の教科書を予習しよう。