'授業' に関する記事のまとめ

2009.10.04 日曜日 [ Latest News, 大学]

進学振り分け

最近、バイトで添削の業務と、細かい作業が増え、またサークル(柏葉会合唱団という混声合唱団)などの予定が立て込んできて忙しい。
めったに徹夜をしないのに、9月は何度も徹夜してしまい、生活リズムが夜型に移行してしまったことは反省すべきだと思う。

とはいえ東大の夏休みは明日(10/5)まであり、まだ新学期が始まっていない。
新学期が始まると、授業というものが増えるので今まで以上に時間のやりくりがきかなくなってしまいそうなので恐ろしい。

さて、東大の夏休みが10月の上旬まで延びるのにはわけがある。(僕が推測するに)
東大には世界でもまれにみる進学振り分けという制度があり、学部二年の夏休みの段階の成績で、上位者から順番に希望の学科に進めるという制度である。
その手続きやガイダンスなどが先週まであったからだ。

僕は、進学振り分けの第一段階というもので、「理学部物理学科
に内定した。
航空宇宙工学科だの、地球惑星物理学科だの、生命化学科(科学ではない)に行きたいだの、やりたいことが多すぎて行きたい学科が絞れなかったが、結局は入学時の段階で行きたいと思った物理学科に進もうと決意した。(初心忘れるべからず)
友人からは、「予想外な学科に進むんだろうと思っていたら、意外とオーソドックスに物理学科に入ったね。」とのコメントを受けたが、逆にいえば、普通に物理学科に進んだこと、それ自体が他の人にとっては予想外なことであったのだろう。
(別にサプライズを狙ったわけではないが・・・。)

そんなわけで、昨日は物理学科のガイダンスに行った。
授業の説明や、現在の学科3年生の説明などなど。

特に来年の五月祭の出店(毎年理学部物理学科はPhysics Labという研究発表企画を出している)についての説明は面白かった。
来年は(時間にゆとりがあれば)五月祭の企画に参加したいと思う。(できるかな?)

ところで、東京大学理学部物理学科試験対策委員長って、なんて恐ろしい響きなんだろう(笑)
役員決めの時、これ以上忙しくなりたくない!(むしろ現状でもキャパシティを超過している気がするのだが・・・。)という思いから手を上げずに知らん顔していたのだが、誰も手を上げずに残ってたのと、他の人任せにすることが許せない体質なようで、結局挙手をしてしまった。
ああ、また面倒なことになった気がする(笑)

京都

9月に入って、細かな予定をがちがちと詰め込みすぎてしまっているようだ。
ついこの間中国から帰国したと思ったら、すぐゼミが再開。
更にバイトも再開。
しかもバイトは1学期のように授業をするだけでなくテストの採点も毎週することになった。
まだ学校の授業始まっていないからまだ時間的余裕はあるけど10月からは大変そうだなあ。。

ところで、9/12,13は京都へ遊びに行った。
本当に急な思いつきで、4日前くらいに行こうと決心し、化学グランプリで知り合った友人M.M.氏に連絡をして一泊させてもらうことになった。
1か月くらい前から京都に行きたいとは思っていて12,13,14,15,16日は予定を空けていたのだが、14日にUROPの発表会があるということで、14日の朝に夜行バスで帰宅することにした。
たった一泊だけであったが、京都へ行って久々に会う友人とゆっくりと話す時間がとれて本当によかったと思う。
普段からいつも一緒にいる東大のメンバーと語り合うことも大切だ。
しかし、京都大学のメンバーをはじめ、中学時代の知り合いなど、普段は全く異なる生活環境に生きる人と語り合うのは本当に重要だと感じた。
僕自身も、京都の友人たちもすごいいい刺激になったんだなあ、と実感した。

ただ、今回達成できなかったことは京都に自転車で行くことができなかったということだ。
今回の京都旅行の当初の目的は、自転車で京都川崎間を走破する、ということだった。
しかし時間的制約が厳しく自転車で行くのを断念した。
次回京都行くときこそは少なくとも往路もしくは復路を自転車で走りたいと思う。

持ち帰ったお土産は、もちろん焼き八ツ橋である。
デジカメを持っていかなかったため、携帯電話で写真を撮ったのだが、どうもWindows7の環境ではDocomoの携帯電話のデータをうまく吸いだせないらしい。
なんとか対処しようと試みたが、今のところ上手くいっていない。
Windows7には仮想的にXPマシンを動かすことができる機能(VirtualPCを利用)があるのでそれをダウンロードしてみたがそれも上手くいかなかった。
原因究明はまたもや後回しになってしまいそうだ。

2009.07.16 木曜日 [ Latest News, 大学]

教養学部前期課程

昨日15日の「基礎物理実験」の授業で、3学期(二年夏学期)が終了した.
東大の場合,ここで大学生活の大きな節目を迎えることになる.
というのも,夏休み中に「進学振り分け」(通称進振り)というものがあり,ここで二年冬学期以降の専門課程を決定することになるからだ.
(進振りで行く学科はまだいくつか候補があるままで決定していないが,あと数週間以内にはどこに出願するか決めたいところである・・・.)

昨日で3学期の授業を終えた,ということはつまり同時に「冬学期から始まる専門課程以前の課程である教養学部(前期課程)の授業」が終わったことになる.
まだテストが3つほど残っているものの,クラスのメンバーがまとまって授業を受けることはもうなくなってしまった.
僕らのクラス(33人)は仲がよく,とても居心地がよいところであっただけに,残念である.
テストがすべて終わったわけではないし,これからもクラス会なども開催したいので,単純にクラスが解散するというわけではないので,あまり悲しむ必要はないといえばないわけなのだが...

2009.05.25 月曜日 [ Latest News, サイエンス, 大学]

進学振り分け

最近、進学振り分け(通称進振り)について悩んでいる。

進振りとは東大の特徴的な制度であり、世界的にみてもこの制度は特殊なものらしい。
一般的な大学は入学時に法学部であったり医学部、工学部のように志望学科を選択して受験する。
東大は、高校生のうちから専門を決定してしまうのは良くない、という考え方から、大学入って一年半は専門課程に所属せず多岐にわたる分野の勉強をすることになっている。
(彼らはこれをレイトスペシャリゼーションと呼ぶ)

現在僕は教養学部(前期課程)理科一類という場所に所属しており、教養を身につけることになっている。ただ教養教養と叫ばれながらも、実際はあまり深い内容の知識を身につけることが出来ていない。これは結局は残念ながら進振りの制度に問題があるからだろう。

進振りでは、二年夏学期までの成績の平均点が高い順に進学先を選べることになっている。
向学心があり、点数の高い学科に行こうとする人ほどもちろん点数を稼がなくてはならない。
しかし、点数を稼ぐことに躍起になるとどういうことが起きるだろうか。
東大の多くの生徒は、楽をして高い成績をもらえる授業を探そうとする。
新学期になると、学内向けに「教員逆評定」というものがとある出版系サークルにより編集され販売されるが、それをほとんどの学生が購入することになる。
この冊子により皆、成績のとりやすそうな授業を選択する訳だ。
周囲の人間が、出来るだけ楽をして高い成績を取ろうとする訳だから、本当に多岐にわたる分野の勉強をしたいと思う人にとってはとても都合が悪い。
頑張って勉強しても得点の伸びが悪くなってしまうからだ。

しかも、いったん逆評定などで教員の良さが評価されると、その授業に学生は集中する。
人が集中すると教員も、最下層にあわせて授業をしないといけないことになっているので出来るだけやさしく授業をしようとする。
これが悪循環につながる訳だ。
全体として、東大の生徒は成績、という単なる数字に踊らされて、教員に甘えるような姿勢を見せることがある。
そして教員も授業の内容を薄くしていってしまう。
ある意味教養前期課程はモラトリアムであるのかな、とは思いながらもちょっと授業がつまらないなあと感じられることは多い。

とはいえ、専門課程に入ると様子は一変して、がっしりと授業が行われるようだ。
怖いようで楽しみである。


■進学学科選び■
進振りが確定するのは9月である。 この結果で東大生の人生が決まるわけだ。
(同時に、前期課程でずっと一緒であったクラスも解体される)

現在進学で迷っているのは
理学部物理学科
・理学部天文学科
理学部地球惑星物理学科
工学部航空宇宙工学科
である。(理学部化学科工学部物理工学科も考えていないわけではないが)
それぞれの学科に一長一短がある。

先ほど述べたように東大の学内では、人間の評価も、学科の評価も成績の平均点で評価する風潮にある。そのためこの中で最も進振りの点数が高い理物(理学部物理学科)は学生の間では評価が高い。
しかし、入る難易度が高いから、という理由だけで安直に理物を選ぶのは良くない。
高校時代から一緒に勉強してきた周囲の人からは、理物に行くのが当然というように思われているようだが、最近理物へ進学するというモチベーションにはつながっていない。
各学科の教員や研究についてよく調べて、進学先の学科をしぼっていきたいと思う。


■大学・大学院卒業後の進路■
最近、進路のことを考えていると小中学生のときの夢を思い出すようになっている。
なぜなら、
物理をやろうというモチベーションが生まれたのは高二のときの物理チャレンジのときであるが、もともとのScienceに対するモチベーションはもっと以前からあったからだ。
そもそも、どんなことがきっかけで科学が好きになったのかを考えるのは面白い。

小学生のころは、ロボコンをやりたいといっていたのを覚えている。
NHKで大学生ロボコンを見ていたからだろうか。
それの影響もあってか(科学技術館サイエンス友の会の友人の影響も大きかったが)小中学生の頃は電子工作にはまった。
大学に入った際、一瞬ロボコンサークルに入りかけたが、忙しそうという理由で入部を諦めてしまった。
物理チャレンジ系の友人でロボコンサークルに所属しているA.T.くん,S.K.くんもいる。
忙しそうだが、毎日が充実しているように見える。

電気回路について勉強をして電子工作をしたいというモチベーションは未だになくなっていない。
最近はパソコンいじりばかりやっているが、半田ごてをつかった工作をやりたいなと思っている。
(電子工学科に進むという手もあったが、電子工作だけを専門にはしたくはなかったので、ここには進まないつもり。物理学科などに進んでも実験装置の製作は自分の手作業になることは多々あるからいずれ電子工作は必要になってくるであろう。)
それにしてもクラスメートのS.N.くんは最近PICをいじり始めたらしい。
負けてられないなあ。

また、電子工作だけでなく宇宙開発にも興味があった。
現在ではJAXAになったが、かつての NASDA,ISASへの興味が強かった。
ちなみに上に述べた学科はすべてJAXAと大学院で提携しているのでJAXAへの就職の道はどこへ行っても確保されているようだ。
(くわしくはこちら)

宇宙開発への興味といえば、東大航空宇宙工学科の中須賀研究室で打ち上げた小型衛星CubeSatなどを追いかけていた時代もあるし、旧ISAS(現JAXA)のはやぶさプロジェクトに至っては打ち上げられる以前(まだ衛星の名前がMUSES-Cと呼ばれていた時代)から追いかけ続けている。

もう一つ興味があることとしては海洋である。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)への興味もあった。
しんかい6500などの潜水艦やちきゅうとよばれる海洋水面下の地層に穴をあけて岩石のサンプルを採取する船などには今でも興味がある。
(そういえばちきゅうも建造される前から追いかけていたんだったっけな。)

小学生のころは今よりもたくさん興味を持っていたのではないかと思えるくらいの興味の幅があった。
将来やりたい研究なども含めて進学先を考えられれば、と思っている。

2009.05.14 木曜日 [ Latest News, その他, 大学]

大学でのスポーツ

東大は、勉強の面では優れているけど、体力作りの面ではあまり優れていないのではないか、と思っている人は少なからずいるだろう。
実際、僕自身大学に入るまでは東大というものは勉強ばかりする大学だと思っていた。

しかし、入ってみるとそうでもない。
他大と同様にサークル(特にテニス)は盛んな大学である。
更に、体育の授業(スポーツ身体運動実習という名の講義:通称スポ身)が充実している。
一年生のうちはスポ身(”すぽしん”と読む)は必修科目で、全員が毎週一回ずつやらなければならない。
友人から聞く話によると、人数の多い大学だと、体育の授業は抽選があり当選しないと履修できないようなところもあるようだが、東大は必修である。

一年の前期(一学期)は受験期の体力の低下も考慮して、卓球を選択。
しかしもう少し、積極的に(素早くではなく大きく?じっくりと)体を動かしたいと思い、後期は筋トレを選択することになった。(本当はバドミントンを希望したが抽選に外れただけ:苦笑)

筋トレ(フィットネスと、大学では言う)は、抽選に外れて偶然選択することになっただけだが、これが結構おもしろい。この授業はいわゆるウェイトリフティングであり「体に負荷をかけて特定の筋肉を強くしよう」というものだ。
実際、本当に自分を追い込もうとすれば重量を調整して、筋トレが出来る。
しかも、(大学だから?)筋トレの理論なども教えていただいた。

更に、後期は縁あって東大の石井研(スロトレなどで有名な石井先生の研究室)で加圧トレーニングもさせて頂いた。
加圧トレーニングは新しい方式の筋トレだとして有名だが、それを使っての筋トレが出来たのも興味深かった。
最近は研究室に遊びにいっていないが、それでも身近にアカデミックなスポーツが出来る環境がそろっているのは確実だろう。
(加圧トレーニングは本当に不思議なくらい効率がいいトレーニングのような気がした。でも、わざわざ民間の加圧ジムに高いお金払ってまでやろうとまでは、思わないかもな。。。)

ついでなので、石井先生の最新のご著書を紹介する。
DVD付 スロートレーニングパーフェクトプログラム
講談社の特集ページはこちら
ゆっくり体を動かすことで筋力を効率よくつけるトレーニング法をスロトレといい、このトレーニング法の紹介。さらには、体につけた筋肉をつかって脂肪を燃焼させよう、というトレーニング(エアロビクス)の紹介もしている。
ただ、話によると、エアロビクスのほうの運動は、結構動きが難しく大変だとか。
今度入手したら僕もやってみようかな、なんて考えている。

話は石井先生の紹介にそれてしまったようだ。
本題である東大の運動施設の紹介に戻そう。
本郷キャンパスには御殿下記念館という学内専用スポーツジムがある。
東大も国立大学から独立行政法人になって以来、利用料は有料になってはいるが、それでも一回300円で利用できるのはありがたい。
駒場にもトレーニング体育館(先ほどのフィットネスの授業はここで行われる)という、筋トレの器具が用意されている体育館(ジム?)があるが本郷にもそのようなジムがある。
しかも、プールやその他の運動設備も一カ所にまとめられている施設だ。
(ちなみに駒場のプールは現在改修中。しかし大学の線路向かいにある駒場野公園にはプールがあるらしい。)

ということで、本郷にいってもずっと運動を続けることが出来そうだ。
これは、研究者として体力作りも大切である、という思想が込められているのだろう。
様々な学内の研究室に行ってみたりすることがあるが(昨日も真船研という所に行ったのでいずれ日記に書く予定)、どの先生方も、健康を維持するためにスポーツを続けられているように感じる。
結局、体力がなければちゃんとした研究もできないということなのだろう。
僕自身、年をとっても体力は出来るだけ衰えさせないように注意していきたい。

今回、突然このような日記を書いたのには理由がある。
現在二年生になって週二回スポ身の授業をとっている。
水曜日はバドミントン、木曜日はフィットネス(筋トレ)である。
午前中の授業で筋トレをしてきたのだが、今日はあまりに追い込みすぎた気がする。
友人と合計3人で補助などをしながらやるのだが、
残り2人(2人とも自転車仲間、1人はこの授業で知り合った)のやる気がありすぎて(僕のやる気がなかったというわけではないが)僕まで高負荷でたくさんのセットをこなしたからだ。
(とはいえトップアスリートからみれば軽い重量だが。)

足回りの筋肉は回復が早いが、腕の筋肉の回復が遅い。
授業が終わったときは、腕は激痛でつらく、疲れ果てていたので勉強する気力が起きず、日記を書いていた訳だ。
(厳密には授業後にヨロヨロになりながら?友人と缶ジュースを買いに行き、シャワー室でシャワーを浴びてなんとかまともに動けるようになり、やっと日記を書く元気が出た :笑)

夕方からバイトがあり、(チョークを持つので)それまでには腕の筋肉が回復すればいいのだけどなあ。。。

2009.05.04 月曜日 [ Latest News, サイエンス, 大学]

演習林二日目

(写真は昨日の日記と同様暫定的にここにアップロードされている.また昨日の日記に追記あります)

昨日に引き続き今日も愛知演習林にいる.
今日は朝6時に起床し,6時半から講義という過密スケジュール.笑
とはいえ,6時半から行われたのは,バードウォッチングについての話.
東大の演習林(7か所)にいる鳥の種類は90種ほどいるようだ.

7時から早速バードウォッチングが行われた.
早朝の森は寒い.
フリースを持ってきていて正解だった.

愛知演習林には現在,いくつか巣箱が設置されており(小学生向けのイベントか何かで設置された?)その中をのぞくことができた.
ちょうど巣箱の中にはヒナがいて,中にはふ化しているものもいた.
撮影したのは,ふ化しているヒナ,ふ化する前の卵,親がいなくなってしまったヒナの死骸の写真である.

朝食を食べた後は,宿泊施設の裏の道から森の中の散策をした.
目的地は三国山という山の山頂.
とはいえ,目的は山登りでないということだからか後方には公用車がつき,後方支援体制が充実していた笑

途中車を使いながら徐々に移動をしていった.

昨日も注意を受けたが,漆がたくさん生えており,触らないようにと言われた.
もともと山がはげ山だったところに木を植える必要があったため,地盤を固めるためにもちいたイネ科の植物が道路沿いに生息し,その上部に森林があった.

いくら演習林といえども技術的,コスト的問題のため,森林の運営は難しいようだ.
道路に面した部分以外には,車が入れないため木を切り倒しても意味がないため,結局手つかずになってしまうそうだ.
しかも,森林は木を植えてから出荷するまで60年近く面倒を見なくてはならないこともあり,現在の日本の森林のほとんどがこのように,手つかずのままになってしまっているようだ.

一方愛知演習林では新たに複層林といわれる,森林の形態を試験している.
複層林とは,杉や檜を植えるタイミングを5-10年おきにずらして,複数の樹齢の木を一か所に置くという方式だ.
葉が茂る高さが複数になるので複層林と言われるわけだ.
愛知演習林でも将来的に檜を出荷することを目標としているようで,複層林にはいくつか車が通るため,また木を切り倒す際のスペースを開けている.
そうすることで,森の維持の可能性を見出そうとしているらしい.

モザイク林(杉檜などの針葉樹と照葉樹を交互に市松模様に植えた森)なども見た.

昼ごろには敷地に隣接した酪農家を訪ねた.(旧国有林を開拓したらしい.)
鶏舎,牛舎をもち三種の鶏(名古屋コーチンを含む)と乳牛を育てていた.
現在の酪農家の問題点としては,糞尿などの廃棄物の処理が大変なようだ.
以前は屋外に放置してもよかったものが,現行の法制度では屋根つきの施設で乾燥処理を施さなくてはならない.(雨などで流失すると河川などの栄養過多になるから)

酪農場には,馬やカラス,猫なども飼われていた.

また,酪農一家の孫たち(小学生・幼稚園生)がとてもなついてきていた.
しぼりたての牛乳ととれたて卵のゆで卵を御馳走になるとき,子どもたちはその横に置いてあったトランポリンで遊んでいた.
(僕らも遊ばせてもらったということは秘密)



雲興寺というところにも行った.
社寺は,自分で森を私有化しているらしく,この雲興寺にも寺所有の森がある.
周囲の森は陶器を焼くための燃料として過度な伐採に遭ったが,この寺の森には昔からの種族が維持されている(部分もある).
ツバキや,スダジイ(ドングリの一種)などの照葉樹が多く生息しているのを見ることができた.

雲興寺見学後は早めに宿舎に戻り,ゆったり時間をすごしたり,夕飯の準備片付けなどをした.

夕飯は,焼肉とじゃがいものコンソメスープと職員の方の畑で採れた野菜と自家製ベーコン(材料の肉は鹿児島産らしい)でスパゲッティーを食べた.

今は部屋で皆でゆったりしているところだ.



昨日今日と日記を書く暇があったのだが,明日の夜は明後日(実習最終日!)の朝に行われる発表会のプレゼンの作成等でいっぱいいっぱいになりそうなので,日記を書くことはできないかもしれない.

2009.05.03 日曜日 [ Latest News, サイエンス, 大学, 旅行]

愛知演習林

本日から,東京大学の愛知演習林に来ている.
「里山の自然を訪ねて」という授業を履修したからだ.

昨日は,夕方から東大の柏葉会合唱団という団体に遊びに行き,(新入生と一緒に歌う)夕飯を食べて,そのまま新宿のバスターミナルへ向かった.
新宿のバスターミナルの混雑は予想はしていたものの人だらけであった.

高速バスは初めてである.
JRバスニュードリーム名古屋3号に乗って名古屋に向かう.(20分遅れの0時10分に出発)
座席は一番前の右側窓わき(1番C席)で,足をゆったり伸ばせて楽だった.

名古屋到着は予定より10分早い6時50分に到着した.

名古屋では,中国人留学生の友人とともに観光をした.
大須観音,名古屋城などをめぐり,最後は矢場町の矢場トンへブランチを食べにいった.
噂には聞いていたものの,矢場トンは長蛇の列.
わらじカツを食べたのだが,腹にたまった.
しかし,お腹の余裕が少なくなるにつれて,時間的余裕もわずかとなった.

名鉄線尾張瀬戸駅に13時に集合しなくてはならないのだが,乗らねばならない電車にぎりぎり飛び乗った.

演習林では,森の維持のしかたや,愛知演習林についての説明を受け,さっそく森に出る.
チェーンソーの使い方を教えていただき実際に杉の木の間伐を体験させていただいた.

また,瀬戸焼の室町時代に作られたといわれる窯を見学させていただいた.
燃料の調達が難しい頃,器は容易に燃料の確保できる森林に窯を作り,器を作っていたようだ.

撮影した写真も更新したので,ここを見てみてください.


090504追記
かつて,瀬戸焼が現在の愛知演習林の付近で焼かれていた影響で,燃料となる木が切りつくされてしまい,山には木がなくなってしまっていたようだ.

愛知演習林には80年の歴史がある.
その間に愛知演習林に託された重要な任務としては荒廃したハゲ山を復活させることであった.
砂防ダムを設置し,杉や檜を植えて現在の姿がある.
現在,森が復活した演習林には現在杉檜などばかりが植わっているが,本来日本の自然林には照葉樹が多い.
愛知演習林では杉檜の商業的利用の研究や,照葉樹林の再生なども研究しているようだ.

2009.02.16 月曜日 [ Latest News, その他]

春休み

先週の金曜日,最後の期末試験(数学/解析)のテストを終え,大学は春期休業に入った.
2学期の開始が遅かった分,春休みの開始もほかの大学に比べて遅い.

冬休みはPCと向かいっぱなしの生活だったため,やりたかったことができなかった.
そのうえ今は,木曜日提出の残っている数学のレポートを完成させなければならないし,同窓会などの企画も立てないといけない.
(同窓会は立候補した覚えはまったくないのだが,気づけば中学,高校,物理チャレンジの同窓会を計画する側の立場になってしまっていた.)
あとは,バイトの仕事も春休みは今まで以上に忙しくなりそうだ.
(詳しいことはいつか書きたいのだが・・・
あ,というかそもそもまだ冬休みの日記,夏休み以降の旅行などについての日記も書いていない!)


ひと段落したらまた日記を書こうとは思うが,さて夏冬休みの書きたい内容をすべて記事にするのは一体いつになるのかは僕自身もわからない(苦笑)

忙しかった冬休み[1] (AutoHotKey編)

題名がどうも小学生の日記のようですが気にしないこととして(笑),最近日記の更新を怠ってしまいすみませんでした.
学校へ行くと友人(D.N.)から
「箱根駅伝の往路で終わっていて,復路はいつ書くの?」
と日記の更新を促されつづけていたものの,全く更新できていませんでした.


さて,2008-2009の冬休み(特に1/2以降)は今まで経験した冬休みの中で最もパソコンにつきっきりの休暇だったと思う.主にやったことは

・TeX入力支援のためのショートカットキーの設定
・OSの再インストール

だ. 今回は前者について書こうと思う.
ちなみに後者は(いつ日記に書けるのかよくわからないが) この冬休み後半ずっと僕を悩ませた,忌々しいストレス源であったので書くとなったら普段以上に気合が要りそうだ.(笑)


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2008年末から1/1までの間は「LaTeX(PCで数式を書いたりするための言語:ラテフ)を素早く打てるようにするため」にショートカットキーの設定をした.
LaTeXは数式を出力する際に強力な組版言語だ.
しかしコード打ち込みは面倒なものが多いため,なんとかして早く打ち込めないものかと悩んでいた. 
今回,打ち込み効率をあげるために大掛かりなショートカットキーの設定をした.

新たにノートパソコン用のUSBテンキーを購入し,そのテンキーのキーに,TeXコマンドを割りあてた.
たとえば,テンキーの「Enter」キーを押すと

\begin{align*}

\end{align*}

となど表示されるように設定した.
※このコードは(別行立て)数式を宣言するコード.このコードの間の部分に数式のコードを入力していく.


テンキーにショートカットキーを割り当てるアイデア自体を考え付いたのは12月初旬だったが,それ以降さまざまなページを探して,最善の方法を考えていた.
レジストリ(OSの設定ファイル)を書き換えて,直接キーマッピングをいじる方法もあったが,それだと本格的にレジストリの勉強をしなければならないうえ,Windowsの設定も間違えて書き換えてしまっては取り返しのつかないことにもなりかねない.
そこで,探して行き着いたのが「AutoHotKey」というソフトウェアだ.
(詳しくは下のリンク参照)
詳しい仕組みはよく分かっていないが,たぶんOSから文字入力の指示がアクティブなアプリケーションに送られるまでの間にAutoHotKeyが挟まって,そこでキー入力を変更しているのだと思う.

探したソフトウェアの中でAutoHotKeyは最もマニアックなソフトのような気がする.
しかし,マニアックな分,細かい設定も定義できるうえ,なにしろ(レジストリ書き換えと違い)安定して動作する.

普段LaTeXのコマンドを編集するのは「EasyTeX」もしくは「秀丸エディタ(with祝鳥)」を用いるのでそれらのソフトウェアがアクティブな時だけ特異的にショートカットキーが設定されるようにした.

まだまだ,スクリプトは実験段階で,特に,特定の文字を除き,ギリシャ文字の使用頻度はそこまで高くないので,別のショートカットキーにするなど,これからどんどん設定を書き換える予定だが,とりあえず暫定版(Ver1.02)を公開する.

ショートカットキーとコマンドの対応表
AutoHotKeyスクリプト(利用する際は拡張子を.ahkに変えてください)

このスクリプトは,自由に利用してかまいません.
(あまり,使いやすくもないし、素晴らしいスクリプトではありませんが;;)


使用している様子の写真なども撮影したので,今晩またこの日記の続きを書くつもりだ.


■関連ページ■
《LaTeXについて》
TeX Wiki
ワープロユーザーのためのLaTeX入門

《AutoHotKey》
AutoHotkeyを流行らせるページ

《TeXエディタ》
EasyTeX
祝鳥(のりてふ)

2008.12.08 月曜日 [ Latest News, PC、周辺機器関連, 大学]

LaTeX

LaTeX(ラテフ/ラテックス)と呼ばれる文章作成ツールを知っている人も多いだろう.
Wordなどのマウス操作で文字のサイズなどを指定したりするGUI形式(?)のソフトウェアと異なり,全てコマンドを入力して文字形式等を指定するタイプの文章作成ソフトだ.
Wordに慣れた人にとっては、わざわざコマンドを入力するのは面倒に感じるかもしれない.
しかし,理学系の文章を書く上ではこのツールは大きな力を発揮する.

このソフトには数学に特化されたパッケージがあり,このパッケージをLaTeXに組み込むことで,数式などをキレイに書くことができるのだ.
理学書なども最近LaTeXで書いたであろう本も多く出版されているし,アメリカの数学会物理学会などでは論文などもLaTeXの生データで投稿するのはメジャーなようだ.
(ぁ,そういえばバイト先の塾のテキストもLaTeXで書いているんだったなぁ..)


大学に入って,友人らがLaTeXを使い始める中,僕は実は若干スタートが遅れたようだ.
今までほとんどLaTeXを使うことはなかったが,いよいよクラスメートにも数学のレポートをLaTeXで書いて提出する人も出てきたので,僕も負けじと今回の数学のレポートからLaTeXで書くことにした.

提出は今週の金曜日だが,書き始めたのは先週の土曜日(6日)だ.
一週間 “も” あるというべきか一週間 “しか” ないのかも微妙なところであるが,なんとか金曜の提出日までに間に合わせなければならない.
でも,土曜日は苦戦した.
LaTeXの教本 「LaTeX2ε 美文書作成入門 奥村晴彦著」 を片手に必死にやっていた.

その甲斐があったかLaTeXには慣れてきた気もした.



今日は学校の図書館で放課後にLaTeXでレポートの続きをやろうかと、パソコンを学校に持っていったわけだが...
前回のレポート課題からLaTeXで提出を始めたクラスメートのS.N.君に,LaTeXでレポートを作る話をしていたら,練習に授業ノートをパソコンで(LaTeXを使って)取ってみよう、ということになった.(笑)
まだまともな文章をLaTeXで書いてないというのに...(泣)

授業は数学II(線形代数).
駒場でも大鬼と言われる,ちょっと厳しい(というよりも板書のスピードが速い)Y先生.
「板書を写し切れないだろうから,あとでノートコピーさせてね」
などと,休み時間中から会話をしつつ授業開始.

速い...

途中,表現したいのにそのためのコードが見つからなくて慌てたり,$マークを書くべきところを&マークにするだの大変な騒ぎだった(笑)
でも最高でも黒板2枚分置いて行かれるだけでなんとか板書を写しきった.(授業終了5分後に)
いやぁ. 久々に本気でキーボードを90分間以上叩き続けた気が(笑)

講義の次の演習の時間は,一緒に授業を受けたS.N.君と一緒にコンパイルエラー(入力ミス)を一つ一つ潰した後,自分の打ち込んだノートを読んで講義の内容を理解するのに使った.
次回以降の数学の授業でパソコンを使うか未定である.
まぁ(授業中寝たり,さぼりがちな)クラスメートからは (大量頒布可能な観点から)LaTeXで授業を受けるように頼まれそうな気もするが..(笑)


90分の授業中に必死でつくった講義ノートが これ
いやぁ,本当に疲れたけどいい経験になった.
(誤植や読みにくい個所があると思いますが目をつぶってください... 本当にちょっとしか手直ししていないので...)
ちなみに,どうしても生コードが見たい人のために生コードの(.txtに拡張子変えています)データもアップしました.
こちらから見れます.