'LaTeX' に関する記事のまとめ

2009.04.15 水曜日 [ Latest News, PC、周辺機器関連]

新学期

新学期が始まってもう一週間がたった。
最近はいろいろと新しいことがありすぎて、日記に書ききれないほどだ。
全然日記を更新していなかったわけだが、(いつものことだが)書こうと思ったことを書かずに後回しにしたら一生書かないまま放置されてしまう、ということを実感させられた。


以前の日記でUMPC(新しく買ったノートパソコン)の到着予定日が決まったという話を書いたのだが、実はこれは3月中に届いていた。
Dell Inspiron mini9 で、OSはUbunutu であるものの、HDDはSSD64GBと容量が大きい。
立ち上がりも早いのがうれしい。
ただ、問題点としては電池の容量がそこまで多くはないので、重たい作業を続けていると電池の消耗が早いということ。
しかし重さも軽いため、教科書を1.5冊分程度余計に学校に持っていくという感じなので頻繁に学校に持っていっている。
今も学校でこのUMPCを使って日記を書いている所だ。


さて、以前にもかいたがUbuntuというLinuxのディストリビューションはあまり日本語の環境が充実しているとは言い難い。
Windows7を入れようかと考えているのだが、持っているISOが64bit版で、しかもWindowsのセットアップをDVDでなくUSBから実行しようとしているため日々難航している。

しかし、今魅力的だと感じているのは
・Vine Linux
・Jaris
などの、日本人開発チームによる日本向けのLinuxディストリビューションだ。
Jarisは4/14日の地点ではまだベータ版しか公開されていない(5月に正式版公開?)が、VineLinuxはLinuxのなかでは古い方で信頼性も高そうな上、初期インストールの地点から日本語TeX環境が整っているらしい。
今は試用段階ということでUbuntuマシン上でVMwareという仮想コンピュータを走らせそこでVineを入れて試用することにした。
(まだ昨日入れたばかりなのでTeXも試用してみてはいないが)

将来的にはこのPCはいくつかのOSを入れて用途に合わせて(電池の減りが比較的遅いOS,TeXをCompileするためのOSなど)利用できたらいいなと思っている。

2009.03.23 月曜日 [ Latest News, PC、周辺機器関連]

LinuxPC

ここ数日、ずっとLinuxマシンを使っている。

諸事情により、いままで使っていたノートPCが入院しているため、自宅で使う代用PCとして使われていないPCを利用することにした。
DELL Dimension XPS T550
を使っている。
本当はその後に購入した
DELL Dimension L667r
というマシンもあるのだが、古い方のマシンを利用した理由は後述する。

Dimension XPS T550は、購入時にMicrosoft Windows98SEがバンドルOSとして入っていた。
もう9年ほど前のPCということになる。
その後しばらくはWindows2000にOSを入れ替えて使用していた。

CPUは、今はもう化石とも言われる PentiumIIIで、クロックパルスは550MHz。
ウルトラモバイルノートPC(UMPC)に搭載されているAtomよりもクロック数が低い(半分程度?)わけだ。
(L667rのほうもPenIIIで、ほとんど性能は変わらない)

そんな貧弱なPCだが、現在利用できないノートパソコンの代わりに「TeXのコンパイル環境がある」「インターネットができる」という理由で使用することにした。
TeX自身はもっと低スペックのコンピュータ時代からあったわけなので遅いPCでも十分にコンパイルできる。
ただ、Windows2000に今までと同じTeX環境を入れてもつまらない、ということもあるし、LinuxのほうがTeXはコンパイルに向いているという話も聞いたこともあったのでOSをLinuxに入れ替えることにした。

しかしLinuxといえども最新のGUILinuxはそれなりの性能を要求される。
ということで、メモリ(RAM)の増設は必要だった。
二台のPCのメモリスロットにはそれぞれ128MBのRAMが二枚ずつ搭載されていた。

さて、蓋を開けて両者のメモリスロット数を確認する。
・T550 → 3スロット (なぜ4スロットでないのか若干疑問ではあるが・・・。 最新PCに搭載されるDDR3なら3スロットというのは標準的だけど笑)
・667r → 2スロット
もともと、T550は増設が可能なように筐体が大きく、一方667rは近年のタワーPC小型化の波を受けて増設性に乏しい。
しかし、PICスロット数だけでなく、メモリスロット数まで違うとは・・・。(驚)

ということで、T550のマシンの空きスロットに667rに刺さっているRAMを一枚移植することにした。

今回Linuxのどのディストリビューションを導入すべきかに悩んだ。
先日大学の書籍部で衝動買いしたリナックス100% Vol.7 (晋遊舎)に特集されていた、Jarisに大変興味を持った。
Sun社のSolarisの日本版(Japanese Solaris)としてのOSだ。
商用OSとしての信頼の高いUNIX系列であるにもかかわらず、無料で利用できるのは魅力的だ。
しかし、高いスペックが必要な感じがしたので断念。
こんどInspiron mini9が届いたらJaris を入れてみようかなと思う。

次に悩んだディストリビューションは
DebianとUbuntuだ。
両者は現在(多分)最も有名なOSだろう。
UbuntuはDebianから派生したものであるので似ている面は多いそうだ。
DebianよりもUbuntuの方が若干高いスペックを要求されるが、今回はPCのメモリを増設したため、ちょうどUbuntuが動きそうだった。
しかもUbuntuは先日購入したInspiron mini9に初期搭載される予定なので、あらかじめ練習しておくにはちょうど良い、ということでUbuntuを導入した。

最近はずっとLinuxをいじっているが、なんだかんだいってLinuxの使いやすさは予想以上に快適だった。
Windowsとあまり操作性が変わらない。
むしろ、ターミナル(コマンドプロンプト)を利用したりする上でもLinuxのほうが分かりやすい(気がする)し、利用できるアプリケーションも豊富だ。
今は、Ubuntuに搭載されたemacs(プログラムエディタの一種)を用いて、TeXでプリントを何枚か作成しているところだ。
ずっとWindows上で「秀丸エディタ」というソフトを利用しつづけたユーザーにとって、初めのうちはemacsは慣れないソフトだなぁと実感している。(慣れなくては!)

それと、Linuxに日本語対応のソフトウェアを入れるのだけは難しい。
TeXは、一度コンパイルして.dviファイルという出力を得るのだが、そこからPDFに変換するソフト(dvipdfm)が現地点では日本語に対応していないものを利用してしまっている。(パッケージダウンローダーでの初期搭載がこれだったから仕方ない)
そのため、印刷の前段階としてPDFに変換する際だけは隣にあるWindowsマシンを利用させてもらっている。
また時間に余裕ができたら、完全にLinuxだけでプリントの印刷まで行えるように設定したいなと思っている。

忙しかった冬休み[1] (AutoHotKey編)

題名がどうも小学生の日記のようですが気にしないこととして(笑),最近日記の更新を怠ってしまいすみませんでした.
学校へ行くと友人(D.N.)から
「箱根駅伝の往路で終わっていて,復路はいつ書くの?」
と日記の更新を促されつづけていたものの,全く更新できていませんでした.


さて,2008-2009の冬休み(特に1/2以降)は今まで経験した冬休みの中で最もパソコンにつきっきりの休暇だったと思う.主にやったことは

・TeX入力支援のためのショートカットキーの設定
・OSの再インストール

だ. 今回は前者について書こうと思う.
ちなみに後者は(いつ日記に書けるのかよくわからないが) この冬休み後半ずっと僕を悩ませた,忌々しいストレス源であったので書くとなったら普段以上に気合が要りそうだ.(笑)


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

2008年末から1/1までの間は「LaTeX(PCで数式を書いたりするための言語:ラテフ)を素早く打てるようにするため」にショートカットキーの設定をした.
LaTeXは数式を出力する際に強力な組版言語だ.
しかしコード打ち込みは面倒なものが多いため,なんとかして早く打ち込めないものかと悩んでいた. 
今回,打ち込み効率をあげるために大掛かりなショートカットキーの設定をした.

新たにノートパソコン用のUSBテンキーを購入し,そのテンキーのキーに,TeXコマンドを割りあてた.
たとえば,テンキーの「Enter」キーを押すと

\begin{align*}

\end{align*}

となど表示されるように設定した.
※このコードは(別行立て)数式を宣言するコード.このコードの間の部分に数式のコードを入力していく.


テンキーにショートカットキーを割り当てるアイデア自体を考え付いたのは12月初旬だったが,それ以降さまざまなページを探して,最善の方法を考えていた.
レジストリ(OSの設定ファイル)を書き換えて,直接キーマッピングをいじる方法もあったが,それだと本格的にレジストリの勉強をしなければならないうえ,Windowsの設定も間違えて書き換えてしまっては取り返しのつかないことにもなりかねない.
そこで,探して行き着いたのが「AutoHotKey」というソフトウェアだ.
(詳しくは下のリンク参照)
詳しい仕組みはよく分かっていないが,たぶんOSから文字入力の指示がアクティブなアプリケーションに送られるまでの間にAutoHotKeyが挟まって,そこでキー入力を変更しているのだと思う.

探したソフトウェアの中でAutoHotKeyは最もマニアックなソフトのような気がする.
しかし,マニアックな分,細かい設定も定義できるうえ,なにしろ(レジストリ書き換えと違い)安定して動作する.

普段LaTeXのコマンドを編集するのは「EasyTeX」もしくは「秀丸エディタ(with祝鳥)」を用いるのでそれらのソフトウェアがアクティブな時だけ特異的にショートカットキーが設定されるようにした.

まだまだ,スクリプトは実験段階で,特に,特定の文字を除き,ギリシャ文字の使用頻度はそこまで高くないので,別のショートカットキーにするなど,これからどんどん設定を書き換える予定だが,とりあえず暫定版(Ver1.02)を公開する.

ショートカットキーとコマンドの対応表
AutoHotKeyスクリプト(利用する際は拡張子を.ahkに変えてください)

このスクリプトは,自由に利用してかまいません.
(あまり,使いやすくもないし、素晴らしいスクリプトではありませんが;;)


使用している様子の写真なども撮影したので,今晩またこの日記の続きを書くつもりだ.


■関連ページ■
《LaTeXについて》
TeX Wiki
ワープロユーザーのためのLaTeX入門

《AutoHotKey》
AutoHotkeyを流行らせるページ

《TeXエディタ》
EasyTeX
祝鳥(のりてふ)

2008.12.08 月曜日 [ Latest News, PC、周辺機器関連, 大学]

LaTeX

LaTeX(ラテフ/ラテックス)と呼ばれる文章作成ツールを知っている人も多いだろう.
Wordなどのマウス操作で文字のサイズなどを指定したりするGUI形式(?)のソフトウェアと異なり,全てコマンドを入力して文字形式等を指定するタイプの文章作成ソフトだ.
Wordに慣れた人にとっては、わざわざコマンドを入力するのは面倒に感じるかもしれない.
しかし,理学系の文章を書く上ではこのツールは大きな力を発揮する.

このソフトには数学に特化されたパッケージがあり,このパッケージをLaTeXに組み込むことで,数式などをキレイに書くことができるのだ.
理学書なども最近LaTeXで書いたであろう本も多く出版されているし,アメリカの数学会物理学会などでは論文などもLaTeXの生データで投稿するのはメジャーなようだ.
(ぁ,そういえばバイト先の塾のテキストもLaTeXで書いているんだったなぁ..)


大学に入って,友人らがLaTeXを使い始める中,僕は実は若干スタートが遅れたようだ.
今までほとんどLaTeXを使うことはなかったが,いよいよクラスメートにも数学のレポートをLaTeXで書いて提出する人も出てきたので,僕も負けじと今回の数学のレポートからLaTeXで書くことにした.

提出は今週の金曜日だが,書き始めたのは先週の土曜日(6日)だ.
一週間 “も” あるというべきか一週間 “しか” ないのかも微妙なところであるが,なんとか金曜の提出日までに間に合わせなければならない.
でも,土曜日は苦戦した.
LaTeXの教本 「LaTeX2ε 美文書作成入門 奥村晴彦著」 を片手に必死にやっていた.

その甲斐があったかLaTeXには慣れてきた気もした.



今日は学校の図書館で放課後にLaTeXでレポートの続きをやろうかと、パソコンを学校に持っていったわけだが...
前回のレポート課題からLaTeXで提出を始めたクラスメートのS.N.君に,LaTeXでレポートを作る話をしていたら,練習に授業ノートをパソコンで(LaTeXを使って)取ってみよう、ということになった.(笑)
まだまともな文章をLaTeXで書いてないというのに...(泣)

授業は数学II(線形代数).
駒場でも大鬼と言われる,ちょっと厳しい(というよりも板書のスピードが速い)Y先生.
「板書を写し切れないだろうから,あとでノートコピーさせてね」
などと,休み時間中から会話をしつつ授業開始.

速い...

途中,表現したいのにそのためのコードが見つからなくて慌てたり,$マークを書くべきところを&マークにするだの大変な騒ぎだった(笑)
でも最高でも黒板2枚分置いて行かれるだけでなんとか板書を写しきった.(授業終了5分後に)
いやぁ. 久々に本気でキーボードを90分間以上叩き続けた気が(笑)

講義の次の演習の時間は,一緒に授業を受けたS.N.君と一緒にコンパイルエラー(入力ミス)を一つ一つ潰した後,自分の打ち込んだノートを読んで講義の内容を理解するのに使った.
次回以降の数学の授業でパソコンを使うか未定である.
まぁ(授業中寝たり,さぼりがちな)クラスメートからは (大量頒布可能な観点から)LaTeXで授業を受けるように頼まれそうな気もするが..(笑)


90分の授業中に必死でつくった講義ノートが これ
いやぁ,本当に疲れたけどいい経験になった.
(誤植や読みにくい個所があると思いますが目をつぶってください... 本当にちょっとしか手直ししていないので...)
ちなみに,どうしても生コードが見たい人のために生コードの(.txtに拡張子変えています)データもアップしました.
こちらから見れます.