稜の日記

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2005年9月(高校一年)

世の中そんなに甘くない。。。。 2005/09/05
夏休みの間は、ずっと部活や体育祭練習などでとてもいそがしかった。
受験の前の中3のとき以上に日記をかけていないのではないか?と問いたくなる状態だ。
中3の時にはこの忙しさは、このときで最後だ。
などと浅薄なことを考えてしまっていたけど、実際そんなに甘くないなぁ。
としみじみと感じさせられました。

この前あった合唱のコンクールで見事,上のコンクールに駒を進めることができるようになりました。
今月の下旬ですが、あますことなく曲を作り上げていきたいと思いました。


今月に、体育祭と文化祭があるのですが、張り切っていきたいと思います。


また、時間があれば日記を書きたいと思います。


古典の授業より 2005/09/20
ここ最近はとても忙しくて全然日記がかけませんでした。
今日は行事の代休です。


もう2週間ほど前だとおもうけど、古典の授業ですごく魅力的なことを教わりました。

まずは、いろは歌についてです。
いろは歌にはある隠し事がされていたようです。
いろは歌を7文字ずつ並べて、下のように書いてみます。

い ろ は に ほ へ と
ち り ぬ る を わ か
よ た れ そ つ ね な
ら む う ゐ の お く
や ま け ふ こ え て
あ さ き ゆ め み し
ゑ ひ も せ す

分の区切れとしてはむちゃくちゃなように感じられます。
でも、改行の手前の文字を、縦に読んで見ます。
そうすると、『と・が・な・く・て・し・す』となります。
漢字に当てはめると、「咎無くて死す」となるのです!
つまり、罪がないというのに死んだというような感じになります。
不思議な暗示ですよね。

これを頭にとめて、次の歌もみてください。
「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき」
この歌は、猿丸太夫の百人一首の歌なのでとても有名ですよね。
猿丸太夫の歌はいくら調べてもこれしかないのです。
でも、もともとこの作品は万葉仮名でかかれていたそうで、

『奥山乎黄葉踏別鳴鹿之音聞時曽秋者悲敷』

となるのです。


今度は、これをさっきのように6文字ずつで折り返してみましょう。
そうすると、

勢いで撮った黒板の写真です。

となります。
なんで黒板の写真があるかというと、先生の説明にとても感動してしまったのです。
それで授業後についつい携帯のカメラで撮ってしまったからです(笑)

この写真の、黄色の十字のところを見てください。
之を中心にして”Z”の形に読んでみましょう。
そうすると、
『鹿黄之者音』
となります。
これは「かきのもと」と読めます!

じつは、もう一つの暗号が読み取れます。
こんどは写真の四角に囲われている9文字を見てください。

黄葉踏
之音聞
者悲敷

となります。
万葉仮名なので、無理やり読んでみると、
いろはぶみのおときくものがなし(だったかな?)
となります。

今まで挙げた3つのことをあわせると、
猿丸太夫は架空の人物であり、何も罪を犯していないのに島流しに遭った柿本人麻呂が、「奥山に〜」の歌を詠った。
そして、いろは歌も人麻呂の作品である。

ということが考えられるのです。

家に帰ってから調べたところ、いろは歌にも「かきのもと」の五文字が規則的に配置されているそうなのです。

もし、本当に 猿丸太夫=人麻呂 ならば、百人一首ではなくて、九十九人九十九分の百首というものになってしまいそうです。。。

このような謎解きは面白いですよね。
でも、まだ証拠不十分なためか、正式には認められていないようですが、僕としてはこれが本当のことのように思えます。

学校の古典の先生は、「猿丸幻視行」という本を読むといいといっていました。
早速,Amazon.co,jpで本を注文してしまいました。

(参考ページ)
謎を解く 猿丸太夫
いろは歌に隠された謎