稜の日記

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2005年10月(高校一年)

腕の筋肉 2005/10/02
9月は忙しい月だった。
文化祭や体育祭、部活のコンクール、期末テストなどの予定が、予定表の中をびっちりと埋めてしまっていたように思える。
やっと、先週で解放されたように思えます。

少し暇が出来た金曜日に、久しぶりの合氣道にいきました。
本当なら毎週出るのがあたりまえなのですが、忙しくて1ヶ月ほどいけずじまいにしてしまっていました。
できるだけ、合氣道のような習い事は定期的に続けたいものですね。
久しぶりのために、抜けてしまう部分が多いらしく今までの分を取り戻すのにとても苦労してしまいました。
今まで出来ていたことがまったく出来なくなるというのは本当に苦しいことですね。

一昨日は木刀の練習などもしたのですが、ここ最近腕の筋肉を使っていなかったために、練習のあとには腕の筋肉が激しく痛かったです。
2日経った今日もまだ筋肉痛で腕の筋肉が痛いのですが、不思議なことに力こぶがわれています。
腹筋がわれるというのはよく聞くことなのですが、力こぶが割れるとはどういうことなのでしょうか?
まるでふたこぶらくだの背中のようです(笑)
単に、無理して筋肉を使ったために、変形をしたりしてしまったのかもしれません。(?)

力こぶと、腹筋がすごい筋肉痛になってしまっているので、早く直ればいいなとおもいました。


《雑記》
前の日記に書いた、猿丸幻視行という本が家に届いて、読んでみました。
僕はとても面白い小説だと思いました。
今、ヒットしているダヴィンチコードの日本バージョンの感じのようなものでこれもある暗号をどんどんと謎解きをしていくものです。
ただ、ダヴィンチコードと比べると学問のエッセンスのほうが強くて、すこしだけ読みにくいかもしれないとも感じました。


サイエンストンネル 2005/10/09
最近、体育祭や文化祭がすんでからまた本を沢山読むようになってきました。
学校の図書館(中学校と比べ物にならないほど古いのだが)や、市の図書館で読みたい本をどんどん予約したり、購入したりということをしています。
たとえば大学生が開発した、10センチメートル四方でたったの1キログラムしかない、超小型衛星「キューブサット」と呼ばれる衛星にまつわる本「上がれ! 空き缶衛星」を図書館で予約しました。
今年発売された「キューブサット物語」という本はまだ図書館に入荷されていなかったです。
こちらのほうは今度購入しようと思いました。

また、「おいらはお犬様」という「我輩は猫である」を真似たような本を購入しました。
こちらは、全然有名な本ではないのですが実は数学科の先生が書かれた本なのです。

1週間くらいで届くので楽しみです。
それから、「絹の川」と言われる本も書いたのですが、どうしてもこっちのほうは見つかりませんでした。
見つけられたらいいと思っています。


雑記
今日は日本科学未来館のボランティアに行ってきました。
僕の担当場所の展示も4年経って久しぶりに改修工事が行われたとのことです。
今日は三連休のなかびということもあって館内がとても込んでいました。
いま未来館でやっている特別展示「サイエンストンネル」はとても興味深いものです。
軽くざっと見程度でみるなら2時間ぐらいで回れますが、個人的には1日かけてじっくり見るのをおすすめします。
僕も今日、休み時間に見てみたのですが、1/4も展示を見ることが出来ませんでした。


マウス 2005/10/23
部活から帰ってみると、パソコンのマウスのうち1つ光学マウスになっていた。
ふとゴミ箱を見てみると、案の定中には前まで使われていたであろうボール式のマウスが捨てられていました。

僕にとっては、物(特に機械類)をそのままゴミ箱に捨てるということは許されないことです。

さっそくそのマウスを取り出すやいなやマイナスドライバーを使ってマウスのうわぶたをはずしてみました。(といっても、蓋を開けるのに5分ほど格闘していたのだが・・・。)

ボール式のマウスがどうしてマウスの動きを読み取れるのか?
という疑問は、「ボールがマウスの中で転がってその動きを見てマウスの動きがわかる」と片付けたくなります。
しかし、よくよく考えてみるとそのボールの動きはどのようにして感知しているのでしょうか?



まずこの写真は、マウスのボールとその周辺を写した写真です。
ボールの右側と奥のほうに不思議な円盤のついた黒い棒がそれぞれマウスに接しているのがわかるでしょうか?

あの大きいボールが回転するたびに、この隣接しているの棒が回転させられます。
2本棒がついていることによって、すべての方向への情報を読み取ることができるようになるのです。(斜めへのマウスの動きは2本の棒が同時に回転することにより斜めへ進んでいるということがわかる。)

この棒の回転の情報を読み取るために、写真に写っている穴の沢山あいている不思議な円盤が必要なのです。


この円盤とその周辺の写真を下に載せます。

ボールとくっついている棒が動くと同じように円盤も回転します。

この円盤をはさむ透明のプラスティックと、黒色のプラスティックのようなものが見えるでしょうか。
じつは、この二つの部品は間に何かさえぎるものがあると、さえぎるものがあったという情報を電気にしてくれるものなのです。
すきまの沢山あいた円盤がこの部品の間を回転するたびに、すきまの有り無しが変化するので、回転速度などが電気信号になってパソコンのカーソルが動かせるのです。

一見単純そうなマウスもいざ中を見てみると沢山の技術が篭められているのです!
ぜひ、どんなものでもゴミ箱に捨てる前などには何か面白いものがあるかもしれないので分解するなりなにかをしてみるといいとおもます。。


■追記■
僕も、マウスを開けるまではモーターか何かを回転させてアナログに信号をとるのかとおもっていたので、マウスを開けたときの意外性にとても驚かされました。
人間の脳で考えた情報が、末端神経を経由してマウスに運動として届けられる。(神経の情報伝達)
この人間の伝えた運動が、マウスボール⇒スリットのあいた円盤⇒受光素子⇒電子回路⇒パソコン(デジタル信号の伝達)
などといったとても長い道のりをとおっていつものようにパソコンが使えるとおもうととても不思議な感じになりますよね。


ちなみに、スリットの向こうにある受光素子(二枚目の写真の奥のほう)には、端子が3本もあったことから、1つの素子あたり2つもの受光部が入っていることもわかりました。これによって円盤の回転方向をもみることもできるのですね。



今回の日記(追記より前)では、できるだけ読む人みんなにわかりやすいように!と心がけてみながら文章を書いたのですが、どうでしたでしょうか?
誰にでもわかりやすい文章を書くというのはとても大変なことなのですが、これからの世の中では人にわかりやすい説明をし、どんな聞き手でも納得させられるような人というのは必要になってくると思います。

僕も、まだまだ上手く文章が書けないのですが、これからも日記などではわかりやすい文章作りということに心がけていきたいと思います。