稜の日記

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2005年11月(高校一年)

趣味 2005/11/06
日本科学未来館のボランティアに行ってきました。
今日は、いつもの展示解説にいったのではありません。
未来館にある友の会が開催する実験工作教室での指導ボランティア、の下準備などをしました。

未来館では、展示解説だけではなく様々な企画に参加できるのでとても楽しいと思います。
でも実は、展示解説以外のことをやるのは今日がはじめてです。
実験工作教室の内容は「デジタル信号を使ってモータを好きな速度で回転させる回路」を作るのです。
この技術は色々な家電製品などにも応用されています。
たとえば、エアコンなどです。
任意の速さにモータを回転させられるというのは世の中の機械には欠かせないものになっています。

この実験工作教室の資料などにはあまり難しいことはかかないように様々な工夫がされていて、僕は驚いてばかりいました。
受験などがあり、ここ最近まったく電子部品に触れていなかったのですが、久しぶりに長い間いじることができてとてもうれしかったです。
長い間電子工作をしていなかったために、知識が頭の片隅においやられてしまってブランクの大きさを肌で感じさせられました。
はじめは基礎中の基礎である部品の使い方や名前をも思い出せないということがあり、とても悲しくなってしまいました。
でもそのおかげで、もういちど電子工作をじっくりやりたいという力が湧いてきました。
今年度中にも、小学生のころにつくりかけていた工作を完成させたいなとおもっています。

この電子工作の知識や実績が将来何か役立つかどうかはわからないにしろ、趣味などを持っておくことは大切なことだとおもいます。
僕も久しぶりに電子部品を触って、すさまじい生きがいを感じ、またいままでの生活がとても単調なように見えてきてしまいました。
趣味というのはそれだけすごいパワーをもっているのです。
僕もとても忙しいのですが、細かい時間を上手く使って大きなものに成し遂げられたらいいなと思いました。


実験工作教室当日が楽しみです。



■■■千葉大学数理科学コンクール表彰式■■■
11/3日(祝)に千葉大学けやき会館にてコンクールの表彰式がありました。
そのコンクールとは7/23(祝)に開催された「数理科学コンクール」の表彰式です。
表彰式では額縁付き(すごいっ!)の賞状と、すばらしい記念品がいただけました。


でも僕は表彰式のあとに、自分の答案や他の参加者がどのような風に考えたのかが聞くことができるのではないか。と期待していました。
今までのコンクールでは先生方のするどい講評があり、それを聞くのがとても楽しみだったからです。
でも今回の表彰式では、作題された先生からの一方的な解説だけで済んでしまいました。

僕は、コンクールというのは「自分の実力を出し切ってその成績を他人と比べて勝ち負けを見るのではなくて、そのコンクールにいたるまでの経過で自分を成長させたり、コンクールのあとに他の参加者の考えを聞くことによってどんどん視野を広くさせるもの」だと思っていましたし、それがコンクール参加の醍醐味でもありました。

そういう意味では今回のコンクールの表彰式はすこしがっかりしました。
もうすこしだけ講評のやり方を工夫をしたらとてもよくなると思いました。


デジタル回路 2005/11/20
11月16日の日記に書いたように、日本科学未来館で「デジタル回路入門」という実験工作教室の指導ボランティアに行ってきました。

いままでボランティアを4ヶ月ほど続けていて、初めて実験工作教室の指導のようなことをするようになりました。
思っていたよりもスムーズに予定が進んで驚きました。
先輩のボランティアの話によると、今回は偶然スムーズに予定が進んだそうです。
ということは、いつもはもっと大変になってしまうのだな、と少し落ち込み(?)ました。

自分としては、他のことでとても忙しい中で未来館のボランティアをここまで続けられたのはすごいことだと思ってます。
でも、最近では未来館のボランティアが楽しいものになってきました。

日ごろから、科学に触れるということはどんなに(学校でならうような)理科が嫌いな人にとっても楽しいことであると僕は思います。
20世紀までは科学技術、とりわけ技術の面が強い時代なような気がしますが、21世紀に入ってより科学が身近なものになってきたように思えます。
それは日本(地球全体)がますます豊かになってきた証拠でもあるのですが、同時に僕たちにとっての科学に対する敷居をより低くしていく必要があると思うのです。

最近になっても、新しい科学館もどんどん作られていっています。
それに昔からあるような科学館も、わかりやすく楽しく来館者に説明するようになっているとおもいます。
ぜひ、たまにはうまく時間を見つけていってみたらいいとおもいます。

別に理解しようとせず、展示に浮き出ている科学を肌で感じ取るだけで十分だと思います。
ぜひ、さまざまな科学館に行ってみてください。


・・・参考までに・・・
日本科学未来館にある410万個もの星が写せるプラネタリウム、『メガスターUCosmos』を見るには朝早くから並ぶ必要がありそうです。
いつもボランティア活動の日に入場口を見ると、10メートルほどの列ができてしまっています。
僕は、それを横目に見ながら別の入り口から入っているのですけれどね・・(汗)

ただ、このメガスターUは本当にきれいなので、ぜひ一生に一度は見る価値があると思います。