稜の日記

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2006年4月(高校二年)

定期演奏会 2006/04/02
先日、合唱部の定期演奏会がありました。
沢山の方々に来ていただけてとても感謝しています。
本当に楽しくて、いい演奏会が出来たと思っています。

また追っていろいろと書いていこうと思っています。


続報 定期演奏会 2006/04/08
先日の定期演奏会が終わって一息つきました。
いまは僕の部活の新入生勧誘への準備をちょこちょこと頑張っているところです。
部活数が多いために、みんなさまざまな部活に興味を惹いているなか、どれだけ自分の部活をアピールできるか、頑張って沢山の部員が入れるようにしたいです。


さて、演奏会の報告ですがまずは、わざわざ時間を空けて聴きに来てくださった方々、本当にありがとうございました。
おかげさまで600人強の方々に来場していただくことが出来ました。
いまいま数えてみると、31曲もの曲を演奏しました。
そのうち29曲が、楽譜を見ないで演奏した、ということを考えると自分でもとても驚いています。

演奏会の自分の出来としてはまあまあだったのだと思います。
でも、合唱というのは、個人個人の実力だけで決まるものではなく、全員の能力の和でつくれるもので、演奏会全体としてみると、100点満点がつくくらいとてもすばらしいものだったと思います。(僕の言えるようなことではないのですが。。)

演奏会を境に、去年3年生だった先輩方はいなくなり、また5月から新しい1年生が入り、世代交代をします。
8月にはコンクールもあり、そのコンクールに向けてこれからよりいっそう磨きをかけていけるようにしていきたいと思います。



■今読んでいる本について■

「NPOという生き方」 PHP新書 島田恒著
駅前の本屋で見つけて興味を持ち、題名だけみてすぐ買ってしまいました。
いま2/3くらいまで読み進めました。
NPOの基本原理についてだらだらと書いてあり、すこしモノトーンにも感じられる本なのですが、とても役に立つ情報がたくさん掲載されているような気がします。

「光触媒とはなにか」 講談社ブルーバックス 佐藤しんり著
買った動機は忘れたのですが、半年以上前に購入しました。
つまらなかったから読まなかった、というわけではなく、読む暇がなく忘れられた存在になってしまっていた本です。
この本はだいたい半分くらいまで読み進めています。
様々なところで光触媒が用いられてきて、とても身近な存在になっています。
しかし、どうして光で反応が進むのか、など一般的な疑問から様々な専門的なことまでかかれていて、とても楽しんで読んでいます。
この本を読んで難しく感じる人もいるとはおもいますが、おすすめの一冊だと思います。


いまは、この二冊を同時平行に読んでいますが、またどちらかの本を読み終わったらまた別の本を読みたいなと思っています。


特別企画展「脳!-内なる不思議の世界へ」 2006/04/16
今日は一ヶ月ぶりの、未来館のボランティアに行ってきました。


いま、日本科学未来館では「脳!-内なる不思議の世界へ」という特別展をやっています。
日本科学未来館の特別企画展は、世界中の最先端の科学者たちの監修のもとつくられる展示会で、最先端の科学の空気が強く感じられる場です。

ついこの前までは「日本におけるドイツ年」という特別企画展をやっていました。
ドイツのマックスブランク研究所を中心とした最先端の科学(物理学)の世界が広がっていました。
前回の企画展は長期間の開催と、広報の努力のため未来館史上最高の入場者数を記録しました。

前回の展示もすごいですが、今回の「脳!-内なる不思議の世界へ」はとてもおすすめです。
入り口を入ると、すぐに目の前に広がるのは数々の生物の「脳!」
無脊椎動物の蜂の脳(?)からクジラの脳、トリケラトプスの脳の跡、などなど、沢山の標本が展示されています。
沢山の生き物の脳が展示されている、と思うととても気持ち悪いと思ってしまいがちですが、まったくそのようなものではありません。
沢山の生物の脳を見て、最後にヒトの脳を見ると、とても感慨を覚えます。

その先には、様々な錯覚を通して人間の脳の能力(?)を感じられる展示などなど。
あることはよく分かっているけど、いつも頭蓋骨の裏側にあってまったくよく分からない「脳!」それがこの展示会を通して、より深く分かったし、脳のことを考えてあげられるようになった(?)ようにも感じられます。

残念なことに、今回の企画展は全然広報(宣伝)に力をいれられていません。
沢山の人にあまり知られていないことをとても残念に思います。
でも、この展示会はとてもすばらしいものだと思います。
僕は強くおすすめします。

パンフレットは少し高いのですが、とても充実しているものだと思います。
僕も、ぜひ今度買ってみたいと思っています。

今回の特別企画展は全国のいくつかの展示館をめぐるために長期間の開催はされません。めったにこんな展示会もないと思うので是非皆さん行ってみてはどうでしょうか?

また、明日から一週間科学技術週間という週間があります。
様々なところで沢山のイベントが開催されたりすると思います。
そのようなイベントに参加してみるのはいかがでしょうか?

ちなみに日本科学未来館も4/21(金)と4/22(土)の二日間は特別企画展も含めて入場無料!です。
土曜日は未来館は大変混雑が予想されるとは思いますが、みなさん4月から一味変わった日本科学未来館是非足を運んでみてはいかがでしょうか!??


科学技術館 2006/04/23
今日午後は、久しぶりに僕の育った(笑)科学技術館に遊びに行きました。
サイエンス友の会での親友も誘って館内をまわりました。


今日僕が科学技術館に行った目的の一つは「一家に一枚ヒトゲノム」をもらうことです。
これは文科省が科学推進(?)のために配布しているポスターです。
去年は「一家に一枚周期表」を配布していたということでご存知の方も多いでしょう。

今回のヒトゲノムもまあまあ興味はそそられますが、周期表のほうがずっと楽しいです。。。


さて、その友達と館内の展示を見て歩きまわりました。
年月も経てば見方も変わるのか、いままで見慣れていたような展示もとても見ていて楽しかったです。
小学生の時を思い出したり、また展示物のメカに感動したりと沢山の角度から展示を見ることが出来ました。
また、僕が昔行っていたころとは大幅に展示が改修されたようなところもあり、そういう展示も面白かったです。
NEDO(新エネルギー産業技術総合開発機構)の部屋(ブース?)も展示がまったく変わっていました。
僕たちはNEDO主催の太陽電池工作コンクールで賞をいただき、その作品も展示されていたのですが、いまでは倉庫に片付けられてしまったそうです。
考えてみれば僕の作品が展示されてから丸4年もの年月が経っています。
4年間も展示されていたのだと思うと不思議な感覚になります。
また今度倉庫に行って作品を見てみたいと思っています。


さて、思う存分に展示を見てから、二つ目の目的のサイエンス友の会の見学に行きました。
僕は、ここにとてもお世話になりました。
実験工作のことだけでなく、科学の理論や、さらに礼儀作法まで、沢山のことを教わってきた場です。
何人ものお世話になった先生方にお会いできてとてもうれしかったです。
結局、閉館時間を大幅にオーバーして夜になるまで技術館で話をしてきてしまいました。
おかげさまで、また再び理科の楽しさが見せられたような気がします。
小学生のときのようにまた、手を動かしながら沢山の科学に触れ合っていきたいと思います。
これからはお台場の未来館だけでなく、北の丸公園にあるほうの科学技術館にもしょっちゅう足を運ぶようにしたいと思いました。


特に、今日は3時間近く僕たちとずっとお話しをして、科学のエッセンスを与えてくださった丸山先生、ありがとうございました。