稜の日記

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2006年10月(高校二年)

The Phantom Of The Opera 2006/10/14
今日は科学技術館に遊びに行き、そのあと家族と汐留で待ち合わせてき、劇団四季の『オペラ座の怪人』を鑑賞しに行きました。

オペラ座の怪人は僕にとっては印象的なものです。
なぜなら、合唱部の定期演奏会(2006年3月31日)でオペラ座の怪人の主題歌を歌ったことがあるからです。
もうすぐ劇団四季の公演が千秋楽を迎えるということを聞いたからです。
僕は、今回初のミュージカル体験です。
一部歌詞が聞き取れなかったところがあったのですが、完璧な音楽に感動させられてしまいました。
僕は二人でデュエットをしながら歌うところがとても(音楽的に)興奮しました。
合唱とミュージカルは母音の聞こえ方が違うものですが、基礎は同じものです。
今日は参考になることがたくさんありました。

それに、舞台設備に感動しました。
ミキサー室や、舞台制御などをするブースが中まで覗くことができました。
上演中、オーケストラの楽団一人一人や、舞台に関わる様々な人の間でどのような指示も通るようにイヤホンも設置されていました。
僕も前(5月頃)に、合唱の模範演奏のレコーディングをしたときに同型のイヤホンを使ってレコーディングをしました。
そのイヤホンひとつで、どんなに離れていてもひとつの指示によって完璧な演奏ができるのだなぁ、と実感させられました。


また明日以降、科学技術館のことも書きたいと思います。
科学技術館では久々に太陽高度測定器をみてきました。


修学旅行 2006/10/23
先週の火曜日から土曜日までの5日間(10/17から10/21)、修学旅行に行っていました。
行き先は、大まかに京阪神+アルファでした。
修学旅行の3日目を除いた、合計4日間は何人かで構成された班で行動しました。

1日目、僕達の班は名古屋で下車をし、
(地下鉄)→名古屋城→(地下鉄&新幹線,岐阜羽島下車)→サンヨーソーラーアーク→(新幹線&琵琶湖線&地下鉄)→二条陣屋,二条城→(市バス)→宿
というコースを廻りました。

今回の修学旅行はとても移動時間に無駄があったとは感じていますが、一つ一つの見学場所がとても印象的でした。

今回は、岐阜羽島で途中下車して行った三洋電機の建物、ソーラーアークのことを書きたいと思います。

三洋電機は太陽電池製造の高い技術力を保有して、世界中に太陽光発電を普及させている会社のひとつです。
初めてソーラーアークを見たのは、中学の修学旅行のときでした。
新幹線で岐阜羽島駅を発車したあと、山側の窓を眺めていたらソーラーアークが見えてきました。
昔から太陽電池が好きだった僕は、そのときからとても行きたいと思っていました。



この写真はソーラーアークの近くから撮影した写真です。
とても大きな建物で、南側の壁にはぎっしりと太陽電池が設置されています。
写真には長方形のパネルが並んでいるように見えると思います。
この一枚一枚の長方形のパネルには、十数枚もの太陽電池のセルが並べて入っています。
ソーラーアークの中には小さな科学館も入っていて、子供から大人まで楽しめるような展示でした。

新幹線だと、半分近くの電車が岐阜羽島を通過してしまいます。
それに、岐阜羽島駅からも結構距離があります。
僕達の班は5人の班だったので、中型タクシーにみんなでぎゅうぎゅう詰になって乗っていきました。(笑)
交通の便は悪いですが、新幹線を使うときに途中下車をしてみたらどうでしょうか?


この写真は、岐阜羽島駅から米原駅に向かって新幹線が走り出した時に撮影したソーラーアークの写真です。
(ソーラーアークがあまりにも大きすぎて普通のレンズじゃ全景が入りません。。。広角レンズがほしいと思いました。)


物理学の講演 2006/10/29
先日、僕の学校に山越富夫ペトロスキー(テキサス大学オースチン校)という方が講演に来ました。
この講演は高校一年生対象にしたものだったのですが、僕も先生の許可を得て聞きに行かせてもらいました。
内容は物理をまだ履修していない高一対象のためそこまで高度なものではありませんでした。
しかし高一対象だった分数式などは全く無くてとても分かり易かったです。

この先生は、非線形の物理学などというものをやっているそうです。
要するに、高校の物理の授業でやるような結構簡単な式で表せるような現象ではなく、現実の世の中の簡単な式ではあらわせないような内容を研究しているそうです。
講演の時間は約80分と短くて、深い内容は聞けませんでしたがおもしろかったことは、
ヨーロッパではキリスト教の考え方が信仰されている(つまり世の中に絶対の神様がいると言う考えをもつ)ので、日本人などには当たり前に思うようなことも、ヨーロッパでは当たり前でもないということです。
一番有名なのは「ダーウィンの進化論」ですね。
神が決めたはずの動物が自ら進化をしていくはずがない、とおもう人はたくさんいるようなのです。

(校長の配慮で)僕は講演会の後にもその先生とお話する機会がありました。
たくさんの興味深い話(物理学に限らない)を伺うことが出来てとてもよかったです。

先生からは何冊かヨーロッパの哲学書を読むことを勧められました。
ヨーロッパの理解の為にも、理系として文系科目の教養をつける為にも、だそうです。
時間があればその本を買ってみて日記にも紹介したいと思っています。

また僕は気づかなかったのですが、部活の後輩からの情報である新聞社の地域面にインタビューされた僕のコメントも載っていたそうです。
↑ちなみに今日図書館でコピーしてきました。