今日久しぶりにサイクリングへ行こうと思いました。 なぜなら、昨日テストがあって少し時間に余裕ができたからです。
だから、同じクラスのサイクリングが好きな友達と一緒に、皇居ヘ行こうということになりました。 道の距離を細かく電子地図帳で調べて大体往復50Km近くになりそうだということが分かりました。 でも、自転車で行ってみると東京のいろいろなところが見れました。 国会議事堂や、最高裁判所、気象庁や、社民党本部などなどです。 行ってみて、カメラを持っていけばいいなと後悔しました。
今日は、成人式ということで駅前などに行くと、すごい人がいて、信号が青になって人が渡るまでは、全くその中がとおれませんでした。 また、横断歩道も歩道橋もなくて、どうやって渡ればいいのか迷ったところもありました。 しょうがないので引き返してみると、少し引き返したところに地下通路、自転車も使えますとかいてあったエレベーターがありました。 もう少し、分かりやすくするべきではないでしょうか。
また、覆面パトカーもいて、急にマフラーをはずしたようなバイクを音を鳴らして追いかけて、とても驚きました。 結局、その追いかけられたバイクは、どういうことになったのでしょうか?
■加湿器■ 加湿器を、今日は買いました。 今回のは、ハイブリット型というものです。 でも、この機械にはマイナスイオンとか言われているようなものの機能がついています。
まず、マイナスイオンってなんなのでしょうかね。 化学の分野ではマイナスイオンということばは全くありません。 化学の分野であるのはマイナスイオンではなく、陰イオンしかないのです。 英語圏で通じないはずです。
こんなのは、誰が名づけたのでしょうか。 少し調べてみると、大元はあるある大辞典らしいです。
まず、イオンという物は空気中に安定していられないのではないのでしょうか。 イオンは水溶液中にいるはずなのです。 もし空気中にいたら、不安定なのですぐに別の物に代わってしまうはずです。
それに、陰イオンが発生すると、自然に陽イオンは発生するはずなのです。 イオンが発生するということは、2つの分子(または原子)が片方は電子を奪い、もう片方は電子を奪われて普通なとき(ラジカル)よりも、電子が多いものと電子の少ない物ができるのです。 この電子が多いイオンを陰イオン、また電子の少ないイオンを陽イオンと呼ぶのです。 と僕は認識しています。
例えば、水酸化カルシウム水溶液の場合です。 水酸化カルシウムの化学式は「Ca(OH)2」です。 これを、水に溶かしてみると、電離(イオン化)します。 すると、「Ca+2,2OH-」の二つに分かれます。 この「Ca+2」は、「カルシウム原子が他の物質に電子を2つあげたよ。」という意味になります。 電子をあげたから、陽イオンとなります。 逆に、「2OH-」の意味は、「2つのOHが、他の物質から電子を1つずつもらったよ。」というようなかんじなります。 これが、陰イオンです。 ついでに、「OH-」は、水酸化物イオンや、水酸基、塩基などと呼ばれています。
これで、電子の数は変わりませんね。 なのに、マイナスイオン発生器は、プラスイオン(陽イオン)は、発生しないというのは、どう考えてもおかしいと思います。 どこに陽イオンは行くのでしょうか? もし、陽イオンも空気中に行ったとしたら(まず、空気中にイオンは出れないはず)2つのイオンがいっしょになって、塩(中性の物質)になるはずです。
また、その説明書には、マイナスイオン発生方法:放電式と書いてあります。 そんなもの、放電したってできる訳がないです。 電子はマイナスから、プラスへ行くもので、その間でイオン化するために原子の中へもぐりこんでいくはずがありません。 もしもぐりこんだとして、電離(イオン化)したとしても、結局は元に戻ろうと電子をまた外へ返してしまうはずです。 だから電離(イオン化)できるはずがありません。
ただ、電気を放電させた時に紫外線は大量に出ます。 この紫外線が心配です。 ただ、紫外線によって酸素(O2)が、オゾン(O3)にはなります。
でも、加湿器を実際に動かしてみると、マイナスイオン発生ボタンを押しても、押さなくても全然音は変わらず、オゾン特有の強烈な匂いも全くしませんでした。 これは、放電もされているのかどうかと疑わしくなります。
また、説明書にはマイナスイオン量約10,000個/cm3と書かれていました。 まずおかしいのが、/cm3です。 なぜ立法センチメートルで表すのですか?とメーカーに問い合わせたい。 普通なら、毎秒などの時間の単位などを書かなければ、全く性能は分からないし、本当に10,000個あるのかどうかもわからない。
それと、測定装置も書いてあった。 この商品についてのページを見つけた。 このページです。 これには、五段階評価でイオンの量がわかるとかいてある。 まず、五段階評価なんかで、10,000個なんかという具体的な数がわかるのだろうか。 ありえない。
それに、どのように測定しているのだろう。 小さいイオンの大きさ(イオン半径)となれば、0.5nm(ナノメートル、m*10-9倍、10億分の1倍)となり、ナノテクノロジー(大体10nmから100nmくらいを扱っているはず)なんかよりもずっと小さい。 まず数えられないだろう。 絶対にどう考えてもこの測定器はおかしいと思う。
色々と調べて、別の面白い商品を見つけた。 それがこれだ。 空気清浄機だ。 これは、仕組みをしっかり書いてある。 よく読んでみると、nanoe(ナノイー)イオンというのは、実はラジカルのようだ。
ラジカルとは、イオンと違い電子の過不足が全くない物だ。 これは、結構イオンに比べて空気中でも安定だ。 それに、水でまわりを覆っていれば、大丈夫な感じがした。
今日は、マイナスイオンについて色々と書いてみた。 マスコミのことを全て信じてしまうと、うまくいかないことが多いとおもう。 まず、生活は自分で考えて自分で行動するのが一番よい(?)のだと思う。 それにしても、あんな民法の番組だけで、これだけ人がだまされてしまうのはおかしいと思う。
家電製品を販売する大手メーカーはあまりにも、化学力がなっていない。 絶対に高校では習うはずなのに・・・・ これは、文部科学省の教育の仕方がおかしいのだ。 たぶん、上の人がいけないのだろう。
それと、今回は加湿器がほしくて、しょうがなくついてきたもので、マイナスイオン目当てではないです。 でも、来年の夏休みの自由研究に分解して調べようかな〜?
(隣で母親に叱られた!!それに、あんまり過激なことを書くなと怒られた。)
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