稜の日記

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2004年1月

あけましておめでとうございます 2004/01/01
今年もどうぞよろしくお願いいたします

先ずはこの一言で。

それと一つ発見があります。
それは、日本科学未来館のホームページのTOPが、0:00より新しくなりました。
それをプリントスクリーンして載せます。

この絵は多分、1年で動く太陽系の惑星の距離を示している物だと思います
水星なんて何週しているんでしょうか?

一応朝早く(夜遅く)のはここまでにしておきます。
年賀メールの返信にもおわれているので・・・


彗星 2004/01/01
新年のご挨拶のためにおじいちゃんの家に行きました。

その中で、おじいちゃんと第二次世界大戦の時の話などもしました。
おじいちゃんは海軍で彗星という飛行機を操縦していたらしいです。

そういう話をするうちにおじいちゃんが戦争中のアルバムを貸してくれることになりました。そのなかの数枚を載せます。







軍艦大和
おじいちゃんが練習に使っていた練習機
彗星(飛行機の名前)
練習機の前のおじいちゃん


これらを見て、すごいとおもいました。
それに、おじいちゃんが飛行機を操縦していたということもすごいです。
(ちなみに車の免許は持っていません)
けれども、アルバムを見ながら同級生の多くが戦死したという事実もあります。
母は、優秀な人材がバカみたいな戦争でなくなるのはもったいないと何度も言っていました。
おじいちゃんや僕もそう思っています。戦争は絶対嫌です。


そういえば、おじいちゃんは海軍兵学校という所を出ていて、勉強も運動もとても得意だったそうです。
(特に水泳や、バレーボール)
話によると、勉強をする時の眠気を覚ますために足に針を刺してまでして勉強をしたそうです(父談)。
おじいちゃん曰くとても勉強をするのが好きだったそうです。

父は、
鹿児島(母側)のおじいちゃんの 発想力、創造力、豊かな才能
と、
大宮(父側)のおじいちゃんの勤勉なところ
がそれぞれ、 僕にも似るといいなぁといっていました。


川崎大師 2004/01/02
正月の次の日の今日、川崎大師に初詣に行きました。
昨日は、おじいちゃんの家に行って、今日は初詣と、外出が結構多いです。

去年も、遅い3日に行きましたが、川崎大師に入るまで結構並びました。
だから今年は、少し遅めに行きましたが、
去年より1日早いために、去年以上にならばさせられました。

でも、今回はそれほどまたされた気分にはなりませんでした。
なぜなら、この前「Amazon」で買った
「バカの壁」という本をずっと読んでいたからです。
昨日もこの本を電車内で読みました。
でも、僕は結構本を読むのが遅いので、まだ読み終わっていませんが、少し字を読むのが早くなったかな?と思えるようになりました。
本を読むのは楽しいです。


塾のテスト 2004/01/11
いよいよ塾も三年生になる。
その二年生と三年生の間にあるコース分けテストが今日あった。

今回からは5科か3科の選択となった。
3科目の人はそんなにはいなかった。

今回から理社は各40分になった。
前までは2つ合わせて、30分だったから、3倍近く長くなった。

今日は、問題も結構大変だった、
でも、塾から帰る時に、先生と会って、一部の点数を聞いた。
聞いたところでは結構よさそうで、今回は1番上のクラスに残れるかもと少し期待ができる点数だった。
(結構1番上のクラスに残るための条件が厳しいのでプレッシャーだった)

これからもこの調子で勉強できたらいいなと思った。


サイクリングと加湿器 2004/01/12
今日久しぶりにサイクリングへ行こうと思いました。
なぜなら、昨日テストがあって少し時間に余裕ができたからです。

だから、同じクラスのサイクリングが好きな友達と一緒に、皇居ヘ行こうということになりました。
道の距離を細かく電子地図帳で調べて大体往復50Km近くになりそうだということが分かりました。
でも、自転車で行ってみると東京のいろいろなところが見れました。
国会議事堂や、最高裁判所、気象庁や、社民党本部などなどです。
行ってみて、カメラを持っていけばいいなと後悔しました。

今日は、成人式ということで駅前などに行くと、すごい人がいて、信号が青になって人が渡るまでは、全くその中がとおれませんでした。
また、横断歩道も歩道橋もなくて、どうやって渡ればいいのか迷ったところもありました。
しょうがないので引き返してみると、少し引き返したところに地下通路、自転車も使えますとかいてあったエレベーターがありました。
もう少し、分かりやすくするべきではないでしょうか。

また、覆面パトカーもいて、急にマフラーをはずしたようなバイクを音を鳴らして追いかけて、とても驚きました。
結局、その追いかけられたバイクは、どういうことになったのでしょうか?

■加湿器■
加湿器を、今日は買いました。
今回のは、ハイブリット型というものです。
でも、この機械にはマイナスイオンとか言われているようなものの機能がついています。

まず、マイナスイオンってなんなのでしょうかね。
化学の分野ではマイナスイオンということばは全くありません。
化学の分野であるのはマイナスイオンではなく、陰イオンしかないのです。
英語圏で通じないはずです。

こんなのは、誰が名づけたのでしょうか。
少し調べてみると、大元はあるある大辞典らしいです。

まず、イオンという物は空気中に安定していられないのではないのでしょうか。
イオンは水溶液中にいるはずなのです。
もし空気中にいたら、不安定なのですぐに別の物に代わってしまうはずです。

それに、陰イオンが発生すると、自然に陽イオンは発生するはずなのです。
イオンが発生するということは、2つの分子(または原子)が片方は電子を奪い、もう片方は電子を奪われて普通なとき(ラジカル)よりも、電子が多いものと電子の少ない物ができるのです。
この電子が多いイオンを陰イオン、また電子の少ないイオンを陽イオンと呼ぶのです。
と僕は認識しています。

例えば、水酸化カルシウム水溶液の場合です。
水酸化カルシウムの化学式は「Ca(OH)2」です。
これを、水に溶かしてみると、電離(イオン化)します。
すると、「Ca+2,2OH-」の二つに分かれます。
この「Ca+2」は、「カルシウム原子が他の物質に電子を2つあげたよ。」という意味になります。
電子をあげたから、陽イオンとなります。
逆に、「2OH-」の意味は、「2つのOHが、他の物質から電子を1つずつもらったよ。」というようなかんじなります。
これが、陰イオンです。
ついでに、「OH-」は、水酸化物イオンや、水酸基、塩基などと呼ばれています。


これで、電子の数は変わりませんね。
なのに、マイナスイオン発生器は、プラスイオン(陽イオン)は、発生しないというのは、どう考えてもおかしいと思います。
どこに陽イオンは行くのでしょうか?
もし、陽イオンも空気中に行ったとしたら(まず、空気中にイオンは出れないはず)2つのイオンがいっしょになって、塩(中性の物質)になるはずです。

また、その説明書には、マイナスイオン発生方法:放電式と書いてあります。
そんなもの、放電したってできる訳がないです。
電子はマイナスから、プラスへ行くもので、その間でイオン化するために原子の中へもぐりこんでいくはずがありません。
もしもぐりこんだとして、電離(イオン化)したとしても、結局は元に戻ろうと電子をまた外へ返してしまうはずです。
だから電離(イオン化)できるはずがありません。

ただ、電気を放電させた時に紫外線は大量に出ます
この紫外線が心配です。
ただ、紫外線によって酸素(O2)が、オゾン(O3)にはなります。

でも、加湿器を実際に動かしてみると、マイナスイオン発生ボタンを押しても、押さなくても全然音は変わらず、オゾン特有の強烈な匂いも全くしませんでした
これは、放電もされているのかどうかと疑わしくなります。


また、説明書にはマイナスイオン量約10,000個/cm3と書かれていました。
まずおかしいのが、/cm3です。
なぜ立法センチメートルで表すのですか?とメーカーに問い合わせたい。
普通なら、毎秒などの時間の単位などを書かなければ、全く性能は分からないし、本当に10,000個あるのかどうかもわからない。

それと、測定装置も書いてあった。
この商品についてのページを見つけた。
このページです。
これには、五段階評価でイオンの量がわかるとかいてある。
まず、五段階評価なんかで、10,000個なんかという具体的な数がわかるのだろうか。
ありえない。

それに、どのように測定しているのだろう。
小さいイオンの大きさ(イオン半径)となれば、0.5nm(ナノメートル、m*10-9倍、10億分の1倍)となり、ナノテクノロジー(大体10nmから100nmくらいを扱っているはず)なんかよりもずっと小さい。
まず数えられないだろう。
絶対にどう考えてもこの測定器はおかしいと思う。


色々と調べて、別の面白い商品を見つけた。
それがこれだ。
空気清浄機だ。
これは、仕組みをしっかり書いてある。
よく読んでみると、nanoe(ナノイー)イオンというのは、実はラジカルのようだ。

ラジカルとは、イオンと違い電子の過不足が全くない物だ。
これは、結構イオンに比べて空気中でも安定だ。
それに、水でまわりを覆っていれば、大丈夫な感じがした。



今日は、マイナスイオンについて色々と書いてみた。
マスコミのことを全て信じてしまうと、うまくいかないことが多いとおもう
まず、生活は自分で考えて自分で行動するのが一番よい(?)のだと思う。
それにしても、あんな民法の番組だけで、これだけ人がだまされてしまうのはおかしいと思う。

家電製品を販売する大手メーカーはあまりにも、化学力がなっていない
絶対に高校では習うはずなのに・・・・
これは、文部科学省の教育の仕方がおかしいのだ。
たぶん、上の人がいけないのだろう。


それと、今回は加湿器がほしくて、しょうがなくついてきたもので、マイナスイオン目当てではないです。
でも、来年の夏休みの自由研究に分解して調べようかな〜?
(隣で母親に叱られた!!それに、あんまり過激なことを書くなと怒られた。)


百人一首大会 2004/01/16
今日、6時間目に学校で百人一首大会がありました。
これは学年ごとで、1年生は来週の月曜にあります。
試合は3回戦まであります。
僕たちの班は、1回戦でのみ勝てました。
クラスごとの順位は、まあまあというところでした。

それにしても、結構学校の百人一首大会は、白熱します。
札が飛んで隣のグループに飛び込んでそっちのほうでも札がばらばらになってしまったりしたこともあります。
でも、本当の百人一首大会の場合、札が飛んでふすまに刺さったりすることもあるそうです。
とても恐ろしいですね。

でも、今回は、クラスで賞を取れなかったけど、来年は賞を取れるように練習をしていきたいと思いました。


ロケット 2004/01/18

今日、「JAXA 宇宙基幹システム本部鹿児島 宇宙センター内之浦宇宙空間観測所(元鹿児島宇宙空間観測所)」から、ロケットが打ちあがりました。
この実験は上手く行ったそうです。

この打ち上げ場は、去年の夏休みに帰省したときに見に行きました。
その時の日記の写真です
ここからそのロケットが打ちあがったのです。
しかも、ロケットを打ち上げるトラック(小型ロケットだからトラックでできる)を触ることも出来ました。
なんか嬉しいです


それと、塾もありました。
今回は社会と理科と数学です。
数学は、2時間の授業のうち、1時間45分ほどは前回出した宿題の説明に費やしてしまいました。
でも、楽しかったです。