日曜日に書く予定だったのですが、書くのが遅れてしまいました。
この合唱団は、世界でも1位をとるくらいハンガリーのすばらしい合唱団です。 これは、ほとんど音楽の知識がないような僕でもわかるような、透き通った音色でした。 プログラムには、 「※コンサートではホールのひびき、雰囲気、合唱団のメンバーの調子にいちばんふさわしい曲目を選んで歌います。一曲ごとにメンバーによる日本語の説明があります。」 とかかれているのです。 プログラムに書いてあった曲数は60曲以上あるのです。 そのうちから、一部を歌うのです。 それも、歌の最初にはお上手な日本語で司会を行うのです。 曲の中には、日本語の歌(特に民謡)も沢山ありました。
とっても、ハンガリーの合唱団の人たちは日本について研究したのだろうなとおもいました。 なぜなら、司会者の方が 「私達の日本語は下手ですが、それでも頑張って日本語の歌を歌わせていただきます」 とのようなことを言ったのです。 日本人にはあたりまえに思えるかもしれないけど、《謙遜》というのは、外国人にとってはとても難しい技術なのです。 それを上手く使いこなしていたなぁと思い、ハンガリーの人たちはみんなこんな感じに物事を努力して習得していくのだろうか? ととても感動してしまいました。
またプロムジカは、ステージの上だけにこだわらず、客席の方まで来て客席と客席の間の通路にも並んで歌ったりもしました。 つまり、客席がステージからの合唱と後ろの通路からの合唱が重なって、ホール全体で響き渡っている雰囲気がより強調されてきこえるのです。
あまりの上手さに、本当に自分たちが歌ってて、それを合唱と言ってよいのかどうか?と切実に感じてしまいました。
本当に、曲自身の上手さだけでなく、ホールにあわせての曲の設定や、上手な日本語にもとても感動させられたコンサートでした。 とてもよかったです。 また来年もいけたら聴きに行きたいです。 それに、自分の歌にも磨きをかけていきたいと思いました。
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