7月が始まってから5週間近く、忙しい毎日をすごしやっと夏休みらしい休みを取ることが出来ています。 やっと学校の夏休みの宿題のメドがついたのでこれからしばらくは、電子工作などができればいいなと思っています。 (お盆休みが自由に使えるのは小学校五年生のとき以来か?)
物理チャレンジの細かい報告を。。。 物理チャレンジは岡山県にある「国宝閑谷学校」の脇にある「岡山県青少年教育センター閑谷学校」というところでおこなわれました。 日程は、7/30から8/3でした。
試験は2,3日目に理論問題と、実験課題がそれぞれ行われました。 参加した生徒数は99人でした。 少なくとも僕を含め3人は科学技術館のサイエンス友の会出身の仲間でした。 (実は行きの新幹線、偶然か三人ともおんなじ車両でした。。。笑)
1日目は、理化学研究所の茅 幸二(かやこうじ)先生と、ピーター・フランクルさん(算数オリンピック専務理事)の講演を聴きました。 集まっているメンバーはみな理科が好きなメンバーだけあって、みな話にくぎ付けでした。 ピーター・フランクルさんはジャグリングなどで有名な人ですが、 話しながら技を披露してくださいました。 そのなかで、ハンガリーでの理科教育についていろいろと興味深い話しが伺えてよかったです。 ハンガリーでは物理学会のような団体が主催で月間の中高校生向けの物理雑誌を出版しているそうなのです。 日本でも似たようなものがあるじゃないか、、といわれそうですが ハンガリーのものは雑誌に様々な分野の問題が載っていてそれを解いて返送する(しなければならないと言ってたような。。。)というものなのだそうです。 その返送した答案を採点して、優秀な生徒に表彰をする、という形がとられているそうです。
さて、話しはそれましたが、以上のように講演会を聞いた後に、宿泊施設に向かいました。 朝早くから新幹線に乗ってきてそうとう疲れていたので、宿泊施設まで眠るつもりでいました・・・ が、バスの中で自己紹介をするという事で、10分くらいしか。。。笑 自己紹介したおかげで確かに4日間で相当大きな仲間の輪が出来ました。
施設に着いたら開会のセレモニーがあり、そのあとに夕食と入浴があり、自由時間になりました。 とても驚いたことに、消灯時間は10:30と決められていたのですが、 翌朝までずっとあいている自習室というものがしっかりと確保されていました。 用意してもらえることが予想外だったのでとても驚きました。 その自習室では30人くらい勉強していました。(すごい・・・) 僕は翌日のために12時まで勉強しましたが、まだ部屋には20人強もいました。 でも、僕にはそのときは睡眠が一番必要でした。笑 (さて、一番遅くまで起きていた人は何時まで起きてたのだろうか?)
そして二日目、朝8:30から13:30まで休憩なしの理論問題。 集中力を持たせるのには自信があるつもりでしたが、5時間はぶっ通しは、かなりきつかったです。。。 だが、国際大会がこれと同じ時間なんじゃしょうがないか。。。汗 いずれ問題は公開されると思いますが、問題を解いていると頭がパンクしそうでした。
理論問題も済んで、みんなほっとしていたその夜は様々な先生のお話しを伺う(フィジクスライブ)という企画がありました。 物理チャレンジの運営をしてくださる先生の多くは実際の研究者だったので、沢山の先生から実験などを通して生きた知識を与えてもらいました。 その中に小学生のとき科学技術館がらみで、何回かお世話になった先生がいました。 その先生は発表についてだけではなく、他にも興味深い話しを伺うことが出来ました。 とくに、ISEFという自由研究のコンクールを紹介してくれました。 これは(理科に限らず)自由研究を論文にまとめて、その論文やその研究に対するプレゼンテーションをして競おうというコンクールです。
それの日本予選のようなものがあり、それが読売新聞社、朝日新聞社でそれぞれ開かれ、国際大会に出場しているそうなのです。 (先生は朝日新聞の方の審査員をやられたこともあるらしい。)
興味のある人はぜひ参加してみてはどうでしょうか?
3日目以降のことはまた後日書く予定です。(できるだけ小出ししたいのですが。。。)
|