人身事故

今日(12日)は学校から帰宅したのちに,いつもどおり地元の合氣道道場に行った.
(実際には大学の理学部主催のサイエンスカフェなるもので,理学部の先生方とお話していて遅れたわけだが)

帰り道は地元の駅付近を通過するわけだが,電車がどうも橋の上でのろのろと徐行運転している.
そのとき携帯のメールを見て知ったことだが,その1時間ほど前に人身事故があったらしく.ちょうど運転再開だったよう

・・・
事故は地元の駅であったらしい.

え?

本当に驚いた.
知り合いでなければいいのだけど..

・・・

今まで一度も日記に書いてこなかったが,もうそろそろいいだろうと思ったので書こう.
実は僕は,4年前(2004年)の12月14日,親友を人身事故でなくした.
原因はよくわかっていない.

当時(中学3年)の僕にとってはあまりに大きすぎるショックだった.
それ以降今までずっと僕の心の中にあるようで,事あるたびに記憶がよみがえってくる.
大学入ってからも何度かそのようなことがあったわけだが,今日はとりわけショックが大きかった.
家に帰る前に,久々にぼんやり線路わきの駐車場で電車を見ながら40分以上過ごしてた.
(でも久々にぼんやりと過ごす時間がとれたので,最近溜まっていた心のガスを抜くことができたみたい!)

まぁ,あまり細かい感情的な内容は書くつもりはないけど(むしろ僕の能力じゃ書けないか.苦笑),このことだけはどうしてもこの日記に書かなければいけない使命感を感じたので,書くことにしたのだ.

しかし,いまだから言えることだが友人を亡くしたことはすべてがつらいことなのではない.
高校入って気づいたことだが,無常観をいつのまにか感じるようになったようだ.
生じるものは必ず消え,出会いは必ず別れを意味する.
この経験なしにはそのような感覚を体得することは不可能だっただろう.(いくら方丈記を読んでも?)
しかも,いま僕が勉強に対するモチベーションを維持してこれたのも,「彼のためにも生きている自分が頑張らなくては!」と自分を励ましてこれたからだ.

最近大学に入って勉強に対するモチベーションも減少してきていたが,やっぱりもっとちゃんと授業以外にも勉強しないとなぁ,
今日はもう夜遅いから明日は寝不足な一日だろうけど,明後日からは気持ちを入れ替えて頑張っていこうと思う.

前の記事

LaTeX