物理チャレンジ(一日目後半~二日目前半)

前回の続き
(←物理チャレンジでのことを時系列に沿って書いていくとしたとき、この日記更新の頻度では4日目の話を書くまでに至るのだろうか。と心配。笑)

まずは前回に載せなかった写真を一つ。
列車内でヤコビアンを導く

夜行列車でn次元極座標表示のヤコビアンを出そうとしているY.Tさん。ちなみに後ろの赤い服はD.Nくん。

【一日目後半】
物理チャレンジ一日目は、生徒や学生スタッフ同士の懇親会として、立食パーティーがあった。
その立食パーティーののち、杉谷愛という女性がヴォーカルをやるバンドがやってきた。
彼女たちは岡山出身らしい。
あまり(というよりも全く)ライヴというものを経験したことがなかったもののすごい楽しかった。
音楽が好きなんだなぁと再び実感した。

今回、歌手をチャレンジにお呼びするのは初めての試みであったが大成功だった。
事務局の方々に感謝している。
来年も期待♪

しかししかし、どちらかというと学生スタッフのほうが参加者以上に盛り上がっていたかもしれない(笑)
(もちろん高校生たちも見かけによらず?すごい盛り上がっていたのだが、それに負けずに僕らも盛り上がっていたということ:笑)

そして、その後部屋に戻り就寝。

かと思いきや、スタッフは大会本部(場所としては宿舎の大きな宴会場)でスタッフ会議。
詳細は言及しないがさまざまな観点において綿密に作られているな、と感じた。
去年まで(ふらふらっと)物理チャレンジに参加していたが、今回スタッフとして参加してみて、やはり裏方が大変しっかりしているからこそ成功する大会だと改めて感じた。

スタッフ会議終了後、僕ら(八王子組の学生スタッフ)はそのまま大会本部に残り、翌日のフィジクスライブの準備、そして大会参加者/スタッフ対象のニュースレターの発行をした。
このとき、学生スタッフの持ってきたPC三台(うち一台が僕のPC)が並んだ。(ほかに先生方のPCを含めると大会本部には多くのPCが雑然と並んでいたわけだが。)

フィジクスライブの準備とは、参加者向けの宣伝ポスターの作成である。(レジュメは前日に大学の自治会室で印刷してあった)
A3で製作したのだが、ほとんどは出発前に学校で作ってあったのですぐに印刷することができた。

一方ニュースレターは大変だ。
初日の出来事と写真をまとめてポスターにしなければならないからだ。
こちらは、大変手間取った。
いろいろと手間取ることもありながらも午前2時に印刷終了。
印刷して、ロビーにある掲示板にニュースレターの掲示して、やっと睡眠できた。

一緒にニュースレターをつくったT.HさんとS.Tくんは本部で寝たそうだが、僕は部屋に戻ることにした。
でも部屋は真っ暗。班のみんなは睡眠中。
しかも布団を敷き忘れた(苦笑)

でもやはり本部で寝るのはいやだったので、とりあえず部屋の隅の畳の上でバスタオルを敷き、突っ伏して睡眠。

【二日目】
6時45分起床。
一緒に学生スタッフで同じ班をもったD.Nくんに起こされて目が覚めた。眠い。

理論試験開始直前

写真は理論試験開始直前の様子

朝食を食べたのち、高校生は理論試験開始。
試験時間は8:30-13:30
理論試験は運良く試験監督の担当が入っていなかったので、5時間ゆっくり睡眠時間に充てられると思っていたが、浅はかであった。
試験開始後、歯ブラシを取りに自室に戻ったところ、部屋は清掃中だった。
とりあえず部屋に入ることはできたのだが、ごろごろして睡眠するには気まずい雰囲気。。
手短に歯を磨いたら、そそくさと部屋を退散する。(笑)

仕方ないので大会本部へ。
本部担当のスタッフ2人(S.T,T.H)を含め学生スタッフは今日のニュースレターを作成。

ニュースレター編集中

写真はニュースレター編集中
さて、僕はどこでしょう?笑

ちなみに服が一緒なのは、大会で支給されるもの。
毎年、違う色のTシャツが生徒スタッフに配布され、それを着て全体の集合写真を撮ったりもする。
(一昨年は白色、昨年は青色)
あまり普段着としては使えないが、あれを着ることで全体のまとまりが生じる感じもする。

ニュースレター第一号

これはニュースレターの第一号。
一日目の内容が掲載されている。
現在作っている第二号を含め、結局第六号(大会期間内に作り終えたのは第五号まで)まで作られた。
これらはのちにCDに焼かれて参加者全員に配布される予定だ。

さて編集会議では、どういう内容にしようかー。としゃべっているところへ、T.S先生が、
「もしよかったら、今日の理論試験問題といてみないか?」
とのこと。
みんなどんな問題が出題されているのか気になっていたところだったので解くことに。
「ついでだから問題講評をニュースレターに載せよう」
と、誰だかの発言。
賛成多数(全員)で可決。(笑)
分担して問題を解くことに。

今年の理論試験の題材も面白い。
でも、難易度は去年の物理チャレンジ以上。
高校生のうちはあの難問をがむしゃらに解いていたわけであるが、大学生になった立場からみると、やはり問題の題材は高校範囲を大幅に超越している。
しかし、誘導に従えば高校生も問題を解けるように工夫されている。
僕は大問一の特殊相対論についての問題を解いたが、他の問題も今度チャレンジしたい。

その後、いくつかの点について問題の内容についての議論があった。
特に、問題文の誘導に誤解を生みかねないものをY.Tくんが指摘していた。
おみごと!

他には問題作成担当した先生方にインタビューをしてそれをニュースレターに掲載した。

問題講評は(一部適当に書いてしまった面もあるが)試験終了2分前くらいに、宿舎のフロントの掲示板に掲載することができた。
それなりにたくさんの人に目を通してもらったようでうれしかった。