運転技能検定

学校はテスト期間に入ったうえ,バイト(某塾にて物理を教えています)は来週から2週間連続で夏期講習が入る.(1日休みのみ)
しかも,合気道は来週昇級試験がある.
ちなみにあさっては横浜にあるみなとみらいホールにて,高校の合唱部のOBとして,横浜開港150周年記念の舞台で合唱をすることになっている.
(明日は練習がある.)

という状態なのに,こんなときに教習所にも通っていて本当に何をやっているのか自分でもよくわからない.
最近の忙しさのため,ここ二週間で一週間教習所にいけないこともあったが,なんとか今日(18日)に卒業検定を受けることができた.
入校したのが5月19日なので,なんだかんだでぴったり2ヶ月で卒業したことになる.
先週くらいに卒業していたら,早速今週くらいには免許が受け取れていたであろうが,来週はバイトと試験の関係で試験場に行く暇がなさそうだ.
免許は再来週になりそうであるが,いよいよ運転できる,といった感じである.

それにしても,今日の卒業検定はぎりぎりだった気がする.
検定,となるとなぜか足が震えて失敗する (笑)
仮免許のときは,S字コースでほとんど縁石をかすったことがなかったというのに終了検定では縁石に乗り上げている

今回は・・・というと,またミスをしてしまった
まずは所外で課題走行.
土曜日であったこともあり道路が若干渋滞していた.

途中から特別課題ということで自主経路を走ったが,対向車線が込み合っていた場所があった.
片側一車線40km/h道路だったが加速途中で35km/h位で走っていたのだろうか.
トップギアにチェンジしてクラッチをあげようとしたところ,信号のない交差点に進入しそうになったことに気がついた.
対向車線の混雑に気をとられていたのか,横断歩道の存在に気がついていなかったようだ.

道路交通法では,歩行者の保護すべきであるという条項がある.
信号のない横断歩道がある場合,
1.横断歩道付近で横断しようとする歩行者がいる場合は横断歩道の手前で停止しなければならない.
2.横断歩道付近を横断しようとする歩行者がいないことが明らかではない場合は徐行(時速10km/h位以下)して通過すること.
といわれている.(当然のことであるが)

もちろん,卒業検定では法規に従った走行が必要だ.
横断歩道にさしかかり焦った.
交差点の手前には人がいないのは確実であったのでそのまま通過でよかったのだが,交差点の向こう側の交差点は,対向車の裏側にいる可能性があるから徐行が必要だ.
まぁ,徐行が必要かどうかなんて考える余裕がなかったがとにかくあの瞬間ブレーキをちゃんと踏んでいた.
何キロで交差点向こうの横断歩道に差し掛かった時にはぎりぎり10km/hくらいには減速できていたと思う.
横断歩道右側を見ると人がいた.
交差点内部で車を停車させること自身も迷惑行為であると考え,止まるわけにもいかない,というジレンマを感じた.
(実際には自分が優先道路通行中だったので,交差点内部であっても停車してかまわなかったわけではあるが,頭がかっとなっていてそんなことを思い出すことはできなかったのだ.)

運よく,右側の歩道に止まる歩行者の方は,明後日の方向?を向いていた.
よって,歩行者が横断するかどうか不明瞭,と判断して徐行通過でその場をしのぐことにした.
実はその100mくらい先の次の横断歩道にも女性が二人いたのだが,どうやら井戸端会議をしているようだった.
このときはちゃんと落ち着いて徐行通過をした.

もっと速度に余裕を持っていればちゃんと交差点の手前で止まるか否か等の判断もできただろう.
(対向車線が混んできているのだから,そもそも右側からの歩行者飛び出しの危険性も大いにあるので,トップギアに入れるなんてこと自体が間違いであったのだろう...)

まだまだ,経験が浅いことを実感させられた.
判断が遅いまま横断歩道を徐行通過した後は,ゆるい上り坂だったので,今度は加速をしたかった.
セカンドギアに変えるべきだなあ,だなんて考えながら,それ以前に体が勝手に動いてしまった.
トップ(4速)のまま加速しようとして,半クラッチにしていた.
トップからでも加速できるかなあ~? と反射的に考えてしまったようだ.
もちろん,そんなことをやればノッキングをしてしまう.
回転数が500rpmを下回り,さすがに無理と判断(ちょっとは加速したのかな?苦笑)

しかしそのあとはすぐに冷静さを回復して,セカンド→サードの順で加速.
二つ目の横断歩道を通過したらすぐに赤信号.
上り坂の途中にある信号だが,すぐに青になると判断し,減速中にローギアにして停車と同時に半クラッチにした.
そして案の定,青信号→スムーズな(笑)発進
卒業検定なのだからもっと落ち着けばいいのに,どうしても自分らしさ(間合いの取り方?)が運転に出てしまうようだ.

所内に帰ってからは,方向変換の試験があるのだが,注意力が抜けていたためかはじめの幅寄せが甘かった.
「ああ,幅寄せが甘いな」
なんて考えながらも,同時に,まあ角度をきつめにつければ大丈夫だろう.と考えていた.
広い場所での車庫入れならその判断でよかっただろう.
たぶん一発で正確な場所に入れられただろうが,検定で使う方向変換の場所はとにかく狭い.
外輪差のことを考え忘れていたわけだ.
あとちょっとのところで前輪が縁石をかすった.(正直あと数cmだけ幅寄せしていれば上手くいっていたであろう・・・)
今度は所外でないので,落ち着いてからもう一度方向転換をできた.

この二つのミスが評価にどう影響するかと思ったら,検定後の講評で注意されたのは方向転換の縁石のことだけであった.
歩行者のほうはセーフだったようだ.
たぶん落ちただろうなあ,と思っていただけに合格と聞いてすごいほっとした.
大学受験の合格発表の何倍も緊張した! 笑

他にひやりとしたこととして,
8m位の片側二車線道路で,運送業者のトラックをよけるときが挙げられる.
対向車が歩道寄りに走行してくれていたので,トラックと対向車の間をすり抜けてたのだが,左30cm右50cmくらいしかあいていなかったようだ.
車をかすらなくてよかった・・・.
ヒヤリとしたので今度からは,慣れるまでは狭い場所の無理なすり抜けはしないようにしないとな・・・.

ちなみに,もはや自慢になってしまうが,
僕のミッション操作(ギアチェンジ)はとてもスムーズだと思う.←自分で言うな 爆
卒業検定は検定車に検定員1人,受験者3人のセットで乗るわけであるが,他の2人のミッション操作は,がたがた言って本当に怖かった.

でもこんなにマニュアル車の運転操作に慣れたというのに,今後マニュアル車に乗る機会がないのは本当に残念なことだ・・・,
いつかまた乗りたいなあ・・・.
そんなことを考えながら,教習所から家に帰った.
たったの2ヶ月であったが教習所を立ち去るのが名残惜しいものだった.

さぁ,再来週に免許を受け取ったら,これからが練習だ.
教習始めた当時は免許取ってから車に乗ることはほとんどないだろうと思っていたが,予想以上に乗りたい,という気持ちは強いようだ.
できればマニュアル車に乗りたいが,オートマ車でいいからどんどん車に乗って練習をしたいと思う.
(当分は保険料のことをじっくり考えたいので,我が家の車には乗らないつもりだが...)

■ホンダ インサイト
お盆明けの8/17,18と,初運転練習のため家族でドライブがてら信州まで行くことになった.
はじめは,先日JR東日本が発表した2dayパスでを利用し、現地で駅レンタカーを利用しようと考えていたが,やっぱり地元から車に乗っていくことにした.
せっかく運転練習なのだから,長い距離のほうがいい,という理由だけでなく強い要因があった.
それは…
最寄り駅にニッポンレンタカーがあるのだが,そこの車種をぼんやり眺めていたらハイブリット車に目がとまった.(本当はテスト勉強しなければいけないはずなのだが,まあいいや...笑)
ハイブリット車については、あまり環境に優しいともいえないので(車製造の際の環境負荷が大きい為)わざわざ買う必要性もないだろう,という考えは持っているが,でも新しいものにはやはり興味がひかれた.
プリウスとインサイトの両方が借りれるようになっていたが,新しいもの,ということでインサイトを借りようと思い立ち,さっき予約をした.

しかもCVT車(無段階変速車)ということで、すごい興味がある.
どうやら現行のCVT車は機構部の重量が大きかったりエネルギー損失が大きく,一般道走行では4速ATと燃費に差がないようなのだが,高速走行で圧倒的な燃費の差が見られるらしい.
というのもCVTだと高速域に対応した,高比率の変速が可能なようだ.
高比率の変速の場合,エンジンの回転数があまり高くなくても高速走行が可能であることを意味し,回転数抑制は燃費の向上につながる.

歯車を利用した変速装置だと,高速走行向けのギアを設定することは通常時に使わないギアを作ってしまい余計な車体重量が増えることを意味し,スポーツタイプでない限り高速ギアの設定はないようだ.
しかし,CVTは回転軸の半径の差を利用した変速装置であるため,高速域に対応させても,AT車の場合ギアの枚数を増やさなければいけないのに対して,そこまで重量が増えなくてすむのだろう.

ということで,いずれインサイトの乗車記録をこの日記に書ければいいなあと思っている.

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