一か月近く更新をしないまま放置をしてしまったようだ.
4月になってからバイトが忙しくなり(実際は週一だが準備もあるため)、自主ゼミも2つ参加、そして大学の合唱サークルに所属したこと,また高校のOBOG合唱団の練習に土日を費やすようになったことが忙しくなっている理由だろう.
その上、一か月前から自動車教習所に通うようになったからだ.
とくに教習所に関しては授業の合間を縫って通っているからか,日記を書けない主たる要因だろうと思う.
というのも,今まで日記も空き時間を利用して学校の図書館などで書くことが多かったからだ.
バイトが2週間ほど休みになるのでまた日記を書く癖を復帰したいところだ.
気付いたことは,日記を1か月間書かないでいると,やっぱり精神的に不安定になるところも多いこと.
どうも,いつも自分から外部に対して情報を発し続けていないと落ち着けない性格なのであろう.
ちょっとだけ今月は精神的にも,体力的にも不安定な一ヶ月であったという事実は否めない.
■自動車教習所について
それにしても,自動車の教習は予想以上に面白い.
マニュアル車は,オートマ車とちがいクラッチ操作がある分,機械を操る,という感覚がある.
マイコン制御と違い,自分の必要性に合わせて(強い加速がほしいときや適宜エンジンブレーキが必要な時など)ミッション操作をすることができるのが魅力.
運転しながら,燃費のいい運転はどういうものだろうかと考えたりもしている.
(ちなみに,急発進が燃費を悪くする,という話があるがどうやらマニュアル車の場合そうでもないという結果に至った.
まぁ,信号待ちなどで前方に車がいる場合には発進後にまたブレーキングが必要になるような,不必要な急発進はもちろん無駄な燃料の浪費になるだけであるが・・・)
免許を取得したらマニュアル車を借りて(ついでに自転車も持って行って)旅行にでも行ってみたい.
最近、進学振り分け(通称進振り)について悩んでいる。
進振りとは東大の特徴的な制度であり、世界的にみてもこの制度は特殊なものらしい。
一般的な大学は入学時に法学部であったり医学部、工学部のように志望学科を選択して受験する。
東大は、高校生のうちから専門を決定してしまうのは良くない、という考え方から、大学入って一年半は専門課程に所属せず多岐にわたる分野の勉強をすることになっている。
(彼らはこれをレイトスペシャリゼーションと呼ぶ)
現在僕は教養学部(前期課程)理科一類という場所に所属しており、教養を身につけることになっている。ただ教養教養と叫ばれながらも、実際はあまり深い内容の知識を身につけることが出来ていない。これは結局は残念ながら進振りの制度に問題があるからだろう。
進振りでは、二年夏学期までの成績の平均点が高い順に進学先を選べることになっている。
向学心があり、点数の高い学科に行こうとする人ほどもちろん点数を稼がなくてはならない。
しかし、点数を稼ぐことに躍起になるとどういうことが起きるだろうか。
東大の多くの生徒は、楽をして高い成績をもらえる授業を探そうとする。
新学期になると、学内向けに「教員逆評定」というものがとある出版系サークルにより編集され販売されるが、それをほとんどの学生が購入することになる。
この冊子により皆、成績のとりやすそうな授業を選択する訳だ。
周囲の人間が、出来るだけ楽をして高い成績を取ろうとする訳だから、本当に多岐にわたる分野の勉強をしたいと思う人にとってはとても都合が悪い。
頑張って勉強しても得点の伸びが悪くなってしまうからだ。
しかも、いったん逆評定などで教員の良さが評価されると、その授業に学生は集中する。
人が集中すると教員も、最下層にあわせて授業をしないといけないことになっているので出来るだけやさしく授業をしようとする。
これが悪循環につながる訳だ。
全体として、東大の生徒は成績、という単なる数字に踊らされて、教員に甘えるような姿勢を見せることがある。
そして教員も授業の内容を薄くしていってしまう。
ある意味教養前期課程はモラトリアムであるのかな、とは思いながらもちょっと授業がつまらないなあと感じられることは多い。
とはいえ、専門課程に入ると様子は一変して、がっしりと授業が行われるようだ。
怖いようで楽しみである。
■進学学科選び■
進振りが確定するのは9月である。 この結果で東大生の人生が決まるわけだ。
(同時に、前期課程でずっと一緒であったクラスも解体される)
現在進学で迷っているのは
・理学部物理学科
・理学部天文学科
・理学部地球惑星物理学科
・工学部航空宇宙工学科
である。(理学部化学科、工学部物理工学科も考えていないわけではないが)
それぞれの学科に一長一短がある。
先ほど述べたように東大の学内では、人間の評価も、学科の評価も成績の平均点で評価する風潮にある。そのためこの中で最も進振りの点数が高い理物(理学部物理学科)は学生の間では評価が高い。
しかし、入る難易度が高いから、という理由だけで安直に理物を選ぶのは良くない。
高校時代から一緒に勉強してきた周囲の人からは、理物に行くのが当然というように思われているようだが、最近理物へ進学するというモチベーションにはつながっていない。
各学科の教員や研究についてよく調べて、進学先の学科をしぼっていきたいと思う。
■大学・大学院卒業後の進路■
最近、進路のことを考えていると小中学生のときの夢を思い出すようになっている。
なぜなら、
物理をやろうというモチベーションが生まれたのは高二のときの物理チャレンジのときであるが、もともとのScienceに対するモチベーションはもっと以前からあったからだ。
そもそも、どんなことがきっかけで科学が好きになったのかを考えるのは面白い。
小学生のころは、ロボコンをやりたいといっていたのを覚えている。
NHKで大学生ロボコンを見ていたからだろうか。
それの影響もあってか(科学技術館サイエンス友の会の友人の影響も大きかったが)小中学生の頃は電子工作にはまった。
大学に入った際、一瞬ロボコンサークルに入りかけたが、忙しそうという理由で入部を諦めてしまった。
物理チャレンジ系の友人でロボコンサークルに所属しているA.T.くん,S.K.くんもいる。
忙しそうだが、毎日が充実しているように見える。
電気回路について勉強をして電子工作をしたいというモチベーションは未だになくなっていない。
最近はパソコンいじりばかりやっているが、半田ごてをつかった工作をやりたいなと思っている。
(電子工学科に進むという手もあったが、電子工作だけを専門にはしたくはなかったので、ここには進まないつもり。物理学科などに進んでも実験装置の製作は自分の手作業になることは多々あるからいずれ電子工作は必要になってくるであろう。)
それにしてもクラスメートのS.N.くんは最近PICをいじり始めたらしい。
負けてられないなあ。
また、電子工作だけでなく宇宙開発にも興味があった。
現在ではJAXAになったが、かつての NASDA,ISASへの興味が強かった。
ちなみに上に述べた学科はすべてJAXAと大学院で提携しているのでJAXAへの就職の道はどこへ行っても確保されているようだ。
(くわしくはこちら)
宇宙開発への興味といえば、東大航空宇宙工学科の中須賀研究室で打ち上げた小型衛星CubeSatなどを追いかけていた時代もあるし、旧ISAS(現JAXA)のはやぶさプロジェクトに至っては打ち上げられる以前(まだ衛星の名前がMUSES-Cと呼ばれていた時代)から追いかけ続けている。
もう一つ興味があることとしては海洋である。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)への興味もあった。
しんかい6500などの潜水艦やちきゅうとよばれる海洋水面下の地層に穴をあけて岩石のサンプルを採取する船などには今でも興味がある。
(そういえばちきゅうも建造される前から追いかけていたんだったっけな。)
小学生のころは今よりもたくさん興味を持っていたのではないかと思えるくらいの興味の幅があった。
将来やりたい研究なども含めて進学先を考えられれば、と思っている。
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東大は、勉強の面では優れているけど、体力作りの面ではあまり優れていないのではないか、と思っている人は少なからずいるだろう。
実際、僕自身大学に入るまでは東大というものは勉強ばかりする大学だと思っていた。
しかし、入ってみるとそうでもない。
他大と同様にサークル(特にテニス)は盛んな大学である。
更に、体育の授業(スポーツ身体運動実習という名の講義:通称スポ身)が充実している。
一年生のうちはスポ身(”すぽしん”と読む)は必修科目で、全員が毎週一回ずつやらなければならない。
友人から聞く話によると、人数の多い大学だと、体育の授業は抽選があり当選しないと履修できないようなところもあるようだが、東大は必修である。
一年の前期(一学期)は受験期の体力の低下も考慮して、卓球を選択。
しかしもう少し、積極的に(素早くではなく大きく?じっくりと)体を動かしたいと思い、後期は筋トレを選択することになった。(本当はバドミントンを希望したが抽選に外れただけ:苦笑)
筋トレ(フィットネスと、大学では言う)は、抽選に外れて偶然選択することになっただけだが、これが結構おもしろい。この授業はいわゆるウェイトリフティングであり「体に負荷をかけて特定の筋肉を強くしよう」というものだ。
実際、本当に自分を追い込もうとすれば重量を調整して、筋トレが出来る。
しかも、(大学だから?)筋トレの理論なども教えていただいた。
更に、後期は縁あって東大の石井研(スロトレなどで有名な石井先生の研究室)で加圧トレーニングもさせて頂いた。
加圧トレーニングは新しい方式の筋トレだとして有名だが、それを使っての筋トレが出来たのも興味深かった。
最近は研究室に遊びにいっていないが、それでも身近にアカデミックなスポーツが出来る環境がそろっているのは確実だろう。
(加圧トレーニングは本当に不思議なくらい効率がいいトレーニングのような気がした。でも、わざわざ民間の加圧ジムに高いお金払ってまでやろうとまでは、思わないかもな。。。)
ついでなので、石井先生の最新のご著書を紹介する。
DVD付 スロートレーニングパーフェクトプログラム
講談社の特集ページはこちら
ゆっくり体を動かすことで筋力を効率よくつけるトレーニング法をスロトレといい、このトレーニング法の紹介。さらには、体につけた筋肉をつかって脂肪を燃焼させよう、というトレーニング(エアロビクス)の紹介もしている。
ただ、話によると、エアロビクスのほうの運動は、結構動きが難しく大変だとか。
今度入手したら僕もやってみようかな、なんて考えている。
話は石井先生の紹介にそれてしまったようだ。
本題である東大の運動施設の紹介に戻そう。
本郷キャンパスには御殿下記念館という学内専用スポーツジムがある。
東大も国立大学から独立行政法人になって以来、利用料は有料になってはいるが、それでも一回300円で利用できるのはありがたい。
駒場にもトレーニング体育館(先ほどのフィットネスの授業はここで行われる)という、筋トレの器具が用意されている体育館(ジム?)があるが本郷にもそのようなジムがある。
しかも、プールやその他の運動設備も一カ所にまとめられている施設だ。
(ちなみに駒場のプールは現在改修中。しかし大学の線路向かいにある駒場野公園にはプールがあるらしい。)
ということで、本郷にいってもずっと運動を続けることが出来そうだ。
これは、研究者として体力作りも大切である、という思想が込められているのだろう。
様々な学内の研究室に行ってみたりすることがあるが(昨日も真船研という所に行ったのでいずれ日記に書く予定)、どの先生方も、健康を維持するためにスポーツを続けられているように感じる。
結局、体力がなければちゃんとした研究もできないということなのだろう。
僕自身、年をとっても体力は出来るだけ衰えさせないように注意していきたい。
今回、突然このような日記を書いたのには理由がある。
現在二年生になって週二回スポ身の授業をとっている。
水曜日はバドミントン、木曜日はフィットネス(筋トレ)である。
午前中の授業で筋トレをしてきたのだが、今日はあまりに追い込みすぎた気がする。
友人と合計3人で補助などをしながらやるのだが、
残り2人(2人とも自転車仲間、1人はこの授業で知り合った)のやる気がありすぎて(僕のやる気がなかったというわけではないが)僕まで高負荷でたくさんのセットをこなしたからだ。
(とはいえトップアスリートからみれば軽い重量だが。)
足回りの筋肉は回復が早いが、腕の筋肉の回復が遅い。
授業が終わったときは、腕は激痛でつらく、疲れ果てていたので勉強する気力が起きず、日記を書いていた訳だ。
(厳密には授業後にヨロヨロになりながら?友人と缶ジュースを買いに行き、シャワー室でシャワーを浴びてなんとかまともに動けるようになり、やっと日記を書く元気が出た :笑)
夕方からバイトがあり、(チョークを持つので)それまでには腕の筋肉が回復すればいいのだけどなあ。。。
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5月9日東京大学駒場キャンパス900番講堂で昨年ノーベル物理学賞受賞された益川先生の講演会があった.
参加は無料で,新入生を対象という建前の講演会であったが,翌日(新入生だけで模擬店を開催する)「新フェス」が行われるための準備で新入生があまりいなかったのも事実ではある.(とはいえそこそこいた)
そういう僕ももはや二年生であるが…
講演開始時間は14時,しかし受付開始は12時半とちょっと早め.
僕はさらに早い12時10分ごろ東大についた.
しかし,もうすでに列ができていた.
さすが,ノーベル賞受賞者への関心は高いんだなあと改めて実感.
といっても早めに列に並んでまで整理券を受け取るのも面倒だったので,12時半ごろまでは生協購買部や食堂で友人とまったり.
12時半ちょっと前にいくと,列の長さはさらに長くなっていた.
といっても200人はいなかったように感じる.
人気,といえるのかどうか微妙な人数だ.
とにかく,友人の分の整理券も受け取らなくてはならなかったので,一度整理券をとって席を確保してから再び列に並びなおした.
学生には学生証をチェックしていた建前上,一度に複数枚とることが認められていなかったからだ.
ところで,講演会開催には事務方のスタッフが必要になる.
今回の講演会の企画は,駒場の理系の研究室の先生方と,一部の手伝いの学生で構成されていた.
その学生スタッフのうち二人ほどが知り合いだった.
二回目の整理券確保後,スタッフの友人と話していると,後ろから
「益川先生が到着されました.いま正門にいらっしゃいます.」
とのこと.
いやいや,要人は裏側の門から招き入れるんじゃないのか? と思いながら,一緒に講演を聞きに行ったHとともに正門に行ってみることに.
・・・
まさかおひとりでいらっしゃるとは思いもしなかった.
正門入ってすぐ右の守衛所の横に立っているではないか!
900番講堂は正門入って左にあるからか,益川先生目当ての人は(門の右側に立っている)白髪の人に気づかないまま,左の目的地に急いで歩いていく.
何という滑稽な光景だろうか.
とはいえ僕自身も直接話しかける勇気がなかったので遠巻きに見ているだけだったが...
しばらくすると後ろから,駒場のお偉い物理の先生方が迎えに来た.
益川先生は別室に連れて行かれるようなので,僕らも会場にもどった.
そして講演会開始.
まずは,物理学会のときの講演会と同様に,主催者の挨拶ののち,CP対称性の破れについての解説があり,その後に益川先生の講演である.
解説をされた先生は,普段は益川先生のことを「益川さん」と呼んでいるようなのだが,今回の講演では「益川先生」と呼ぶように努力していた.(大学側からの要請か?)
解説中「益川さん」と口走ってしまい,あわてて「益川先生」と言いなおすことが頻繁にあった.
普段通りの呼び方で呼んだほうがよさそうに感じるのだけど…
また,益川先生は以前東大の原子核研究所(今の高エネ研)に所属された時代もありその当時,東大で試験監督をされたこともあるらしい.
たぶん当時の学生は将来ノーベル賞を受賞する先生だとは想像もしなかっただろう :苦笑
さて,そして益川先生のご講演が始まった.
あらかじめ用意した講演内容とは異なり,気の向くままに話してくださったようだ.
物理学会の市民講座のときと同じ論題だったので,同じ話もあったが,だいぶ市民講座とは内容が異なっていた.
彼は,天才の定義についても話をしていた.
天才は3種類のタイプに分類される.と
一つ目は秀才タイプの天才.
何人かの物理学者の例をあげていた.
二つ目は変人タイプの天才
ランダウという有名な物理学者がいるが彼はこれに該当する.
誰も信じそうもないような仮定から,理論を展開し現実を説明する彼の理論の展開のやり方は確かに有名だ.
今でもランダウ物理学教程という本は邦訳本もいくらか出版されているが,その本が難しいといわれる理由は,理論の出発点(公理)が現実と乖離しているように感じられるからであろう.
しかし,それはきれいな理論体系 (少ない公理から豊かな定理が生み出される体系) を実現するために敢えて洗練された公理だけを採用しているのかと思いきや,益川先生によると,彼はもともとの思考回路がそのような信じがたい公理系からの理論の導出をするようにできていると言っていた.
確かに,そのような一般人とは違う論理で物事を考えるからこそ”変人”といわれるわけだが.
他には友人の存在の必要性を話していた.
益川先生自身,ノーベル賞をとる際には小林先生の存在があった.
しかし実は小林先生と益川先生が一緒に研究したのは必然性によるものではなかったようだ.
というのも,益川先生は小林先生よりも年上ということもあって先に京都大学へ助手として行った.
その後小林先生が京大にいくわけだが,京都での生活などについて研究室の先輩であった益川先生に手紙で(メールでないところが時代を感じる)話を伺っていたようだ.
文通の中でお互いの興味のある研究の話になり,お互いCP対称性の破れというテーマに興味をもっていることが分かり共同研究をすることになったようだ.
当時,理論ではCP対称性という対称性(粒子と反粒子は対称的に存在する)と考えられていたのだが,ある加速器による実験結果から対称性が破れていることが判明していた.
とにかく,それ以来益川先生と小林先生は共同でCP対称性の破れの理論について議論を重ねて理論を作ったようだ.
益川先生曰く,友人の存在は教官の存在以上に重要だ.と
たしかに教員は学生よりは年上であるし,権威もある.
権威があるということは,責任が大きいということ.
できるだけ嘘を言いたくないという思いが強くなる.
そうすると,新しい理論の提唱だとかはふと頭の中で思いついたとしても嘘かもしれない,という恐れから新しい理論を口外する事が出来なくなる.
(これは益川先生だけでなくいろいろな人が,同じようなことを言っているが.)
つまり,学生が新しい理論を考えたと言って先生にもってきたとしても,先生はこの恐れから従来の理論からあまりにも逸脱した内容の考えには賛同しかねてしまうようだ.
野依さんの講演会で,ある院生が自分の実験についてアイデアを伺いたくて講演の休憩時間に直接質問をしたところ,野依さんからの返答は「自分の思うようにやりなさい」だったとか.
これも,上記の理由によることだろう.
だからこそ(教官の存在以上に)友人の存在は重要.
一人で研究するより,二人で研究したほうが能率がだいたい1.5倍になると言っていた.
友達は必要だし,活用すべきだと.
そういえば,僕が高校時代通っていた塾(現在のバイト先)の合格祝賀会で卒業生代表のスピーチをした際に「友達は便利です」だなんていう失言!?をしてしまった記憶があるのだが,
その意図としては,益川先生のおっしゃったような,友人と議論することで新たな発見が生まれたり,切磋琢磨しながらより知識を増やすことができる.ということだ.
さまざまな (限られたメンバーだと視野が狭くなるのでできるだけ幅広く多くの) 友人との議論を積極的に行うように心がけなければ,と思った.
そして,益川先生は,研究者(とくに理論屋)は自分の見た参考文献を見なかったことにする傾向にある とも話された.
あくまで,自分が論文中の理論をすべて導いたかのような美しさをアピールしたいという気持ちになるからだそうだ.
この点についてはあまり具体例を知らないが,確かに僕が理論屋であるなら,論文の最後に書く参考文献はあまり多くしたくないかもしれない.
また,理論の発見は,(お互い無関係の研究者たちから)同時期に発表されることが多い,ということも言っていた.これも様々な理論において有名な話だ.
実際には,実験物理学の範疇でもしばしば,複数の研究所で同時にある事象が発見されることもある.
科学の進歩は何らかの時系列に従って発展するのかもしれない.と言っていた.
裏を返せば,現地点では全く解決できそうもない問題も,全力を尽くして取り組めば,いつかは (その問題が解決されるべき時がくれば) 解決されるであろう,ということだ.
(ちょっと論理的には飛躍がないわけでもないが:笑)
他にもいろいろと面白い話をしていただいたが,僕が記憶しているのはこの程度まで.
また講演会がある際にはできるだけ記録に残しておきたいと思う.
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(写真は昨日の日記と同様暫定的にここにアップロードされている.また昨日の日記に追記あります)
昨日に引き続き今日も愛知演習林にいる.
今日は朝6時に起床し,6時半から講義という過密スケジュール.笑
とはいえ,6時半から行われたのは,バードウォッチングについての話.
東大の演習林(7か所)にいる鳥の種類は90種ほどいるようだ.
7時から早速バードウォッチングが行われた.
早朝の森は寒い.
フリースを持ってきていて正解だった.
愛知演習林には現在,いくつか巣箱が設置されており(小学生向けのイベントか何かで設置された?)その中をのぞくことができた.
ちょうど巣箱の中にはヒナがいて,中にはふ化しているものもいた.
撮影したのは,ふ化しているヒナ,ふ化する前の卵,親がいなくなってしまったヒナの死骸の写真である.
朝食を食べた後は,宿泊施設の裏の道から森の中の散策をした.
目的地は三国山という山の山頂.
とはいえ,目的は山登りでないということだからか後方には公用車がつき,後方支援体制が充実していた笑
途中車を使いながら徐々に移動をしていった.
昨日も注意を受けたが,漆がたくさん生えており,触らないようにと言われた.
もともと山がはげ山だったところに木を植える必要があったため,地盤を固めるためにもちいたイネ科の植物が道路沿いに生息し,その上部に森林があった.
いくら演習林といえども技術的,コスト的問題のため,森林の運営は難しいようだ.
道路に面した部分以外には,車が入れないため木を切り倒しても意味がないため,結局手つかずになってしまうそうだ.
しかも,森林は木を植えてから出荷するまで60年近く面倒を見なくてはならないこともあり,現在の日本の森林のほとんどがこのように,手つかずのままになってしまっているようだ.
一方愛知演習林では新たに複層林といわれる,森林の形態を試験している.
複層林とは,杉や檜を植えるタイミングを5-10年おきにずらして,複数の樹齢の木を一か所に置くという方式だ.
葉が茂る高さが複数になるので複層林と言われるわけだ.
愛知演習林でも将来的に檜を出荷することを目標としているようで,複層林にはいくつか車が通るため,また木を切り倒す際のスペースを開けている.
そうすることで,森の維持の可能性を見出そうとしているらしい.
モザイク林(杉檜などの針葉樹と照葉樹を交互に市松模様に植えた森)なども見た.
昼ごろには敷地に隣接した酪農家を訪ねた.(旧国有林を開拓したらしい.)
鶏舎,牛舎をもち三種の鶏(名古屋コーチンを含む)と乳牛を育てていた.
現在の酪農家の問題点としては,糞尿などの廃棄物の処理が大変なようだ.
以前は屋外に放置してもよかったものが,現行の法制度では屋根つきの施設で乾燥処理を施さなくてはならない.(雨などで流失すると河川などの栄養過多になるから)
酪農場には,馬やカラス,猫なども飼われていた.
また,酪農一家の孫たち(小学生・幼稚園生)がとてもなついてきていた.
しぼりたての牛乳ととれたて卵のゆで卵を御馳走になるとき,子どもたちはその横に置いてあったトランポリンで遊んでいた.
(僕らも遊ばせてもらったということは秘密)
雲興寺というところにも行った.
社寺は,自分で森を私有化しているらしく,この雲興寺にも寺所有の森がある.
周囲の森は陶器を焼くための燃料として過度な伐採に遭ったが,この寺の森には昔からの種族が維持されている(部分もある).
ツバキや,スダジイ(ドングリの一種)などの照葉樹が多く生息しているのを見ることができた.
雲興寺見学後は早めに宿舎に戻り,ゆったり時間をすごしたり,夕飯の準備片付けなどをした.
夕飯は,焼肉とじゃがいものコンソメスープと職員の方の畑で採れた野菜と自家製ベーコン(材料の肉は鹿児島産らしい)でスパゲッティーを食べた.
今は部屋で皆でゆったりしているところだ.
昨日今日と日記を書く暇があったのだが,明日の夜は明後日(実習最終日!)の朝に行われる発表会のプレゼンの作成等でいっぱいいっぱいになりそうなので,日記を書くことはできないかもしれない.
本日から,東京大学の愛知演習林に来ている.
「里山の自然を訪ねて」という授業を履修したからだ.
昨日は,夕方から東大の柏葉会合唱団という団体に遊びに行き,(新入生と一緒に歌う)夕飯を食べて,そのまま新宿のバスターミナルへ向かった.
新宿のバスターミナルの混雑は予想はしていたものの人だらけであった.
高速バスは初めてである.
JRバスニュードリーム名古屋3号に乗って名古屋に向かう.(20分遅れの0時10分に出発)
座席は一番前の右側窓わき(1番C席)で,足をゆったり伸ばせて楽だった.
名古屋到着は予定より10分早い6時50分に到着した.
名古屋では,中国人留学生の友人とともに観光をした.
大須観音,名古屋城などをめぐり,最後は矢場町の矢場トンへブランチを食べにいった.
噂には聞いていたものの,矢場トンは長蛇の列.
わらじカツを食べたのだが,腹にたまった.
しかし,お腹の余裕が少なくなるにつれて,時間的余裕もわずかとなった.
名鉄線尾張瀬戸駅に13時に集合しなくてはならないのだが,乗らねばならない電車にぎりぎり飛び乗った.
演習林では,森の維持のしかたや,愛知演習林についての説明を受け,さっそく森に出る.
チェーンソーの使い方を教えていただき実際に杉の木の間伐を体験させていただいた.
また,瀬戸焼の室町時代に作られたといわれる窯を見学させていただいた.
燃料の調達が難しい頃,器は容易に燃料の確保できる森林に窯を作り,器を作っていたようだ.
撮影した写真も更新したので,ここを見てみてください.
090504追記
かつて,瀬戸焼が現在の愛知演習林の付近で焼かれていた影響で,燃料となる木が切りつくされてしまい,山には木がなくなってしまっていたようだ.
愛知演習林には80年の歴史がある.
その間に愛知演習林に託された重要な任務としては荒廃したハゲ山を復活させることであった.
砂防ダムを設置し,杉や檜を植えて現在の姿がある.
現在,森が復活した演習林には現在杉檜などばかりが植わっているが,本来日本の自然林には照葉樹が多い.
愛知演習林では杉檜の商業的利用の研究や,照葉樹林の再生なども研究しているようだ.
昨日は、学校へ自転車で登校してみた。
天気がよく、一日中晴れであったことと、自転車に乗りたいという思いがあったからだ。
今まで、試験的に(?)授業の無い日や、休講の関係で夕方の授業しか無い日にしか自転車で学校まで行ったことはあったが、昨日は初めて実用的に自転車に乗った日、ということになる。
昨日は授業は1限と5限のみ。(先生方、みんなGWで遊びに行っているのだろうか…)
1限の授業に自転車でいくのは、実際、遅刻しないかと心配だった。
朝は国道は混雑が見込まれるからだ。
(これまで自転車を使って学校までの)最短所要時間は40分であったが、昨日登校に要した時間はDoorToDoorで50分かかった。
朝のラッシュ時の電車でも40分以上かかる所を考えれば、まあいい結果と言えるかもなあ。。。
それにしても、都内国道を走行する自転車ユーザーのマナーの悪さに唖然とした。
前回大学に行ったときには、ずっと携帯電話で電話しながら自転車をこぐ人がいてイライラしたこともあった。
今回思ったのは、信号無視をする人があまりに多いということ。
朝は、車の運転手も含め皆急いで移動しようとする傾向にあるようで、自転車ユーザーも慌てている感じがした。
しかし、脇道からやってくる車も急いでいる可能性もあることだし、もう少し気をつけないといけないんじゃないかなあと思った。
しかし、信号をキチッと守る必然性もあるのかどうかというのも疑問ではある。
(昨日はバカみたいにきっちりと信号に従って移動したが。)
左右を確認して絶対に安全であると考えられる場合、渡ることを禁止する法規自身に若干問題があるのかもしれない。
(法律の専門家ではないから実際にはどのような法律があるのかなどわからないのだが・・・)
たとえば、車の通行量が(街道並に)多くないと認められる道路の横断歩道の信号に関しては、赤色点滅信号のようなものを採用して、
「歩行者、自転車、原付自転車に限り個人の責任のもとで横断をすることが可能」
などというルールが作れたりしないのだろうか。
それだけでも、自転車ユーザーや歩行者の利便性を確保することが出来るだけでなく、歩道上の混雑を解消することが可能となるのではなかろうか?
まぁ、個人的にはこれは一時的なものであり、将来的には主要街道には自転車、専用通路のようなものを用意してもらいたい、と思うのだが。笑
(自転車専用通路があればトラックの運転手も、自転車の乗り手もお互いスレスレの場所を走る必要がなくなり、快適になるはずなのだけどなあ・・・)
新学期が始まってもう一週間がたった。
最近はいろいろと新しいことがありすぎて、日記に書ききれないほどだ。
全然日記を更新していなかったわけだが、(いつものことだが)書こうと思ったことを書かずに後回しにしたら一生書かないまま放置されてしまう、ということを実感させられた。
以前の日記でUMPC(新しく買ったノートパソコン)の到着予定日が決まったという話を書いたのだが、実はこれは3月中に届いていた。
Dell Inspiron mini9 で、OSはUbunutu であるものの、HDDはSSD64GBと容量が大きい。
立ち上がりも早いのがうれしい。
ただ、問題点としては電池の容量がそこまで多くはないので、重たい作業を続けていると電池の消耗が早いということ。
しかし重さも軽いため、教科書を1.5冊分程度余計に学校に持っていくという感じなので頻繁に学校に持っていっている。
今も学校でこのUMPCを使って日記を書いている所だ。
さて、以前にもかいたがUbuntuというLinuxのディストリビューションはあまり日本語の環境が充実しているとは言い難い。
Windows7を入れようかと考えているのだが、持っているISOが64bit版で、しかもWindowsのセットアップをDVDでなくUSBから実行しようとしているため日々難航している。
しかし、今魅力的だと感じているのは
・Vine Linux
・Jaris
などの、日本人開発チームによる日本向けのLinuxディストリビューションだ。
Jarisは4/14日の地点ではまだベータ版しか公開されていない(5月に正式版公開?)が、VineLinuxはLinuxのなかでは古い方で信頼性も高そうな上、初期インストールの地点から日本語TeX環境が整っているらしい。
今は試用段階ということでUbuntuマシン上でVMwareという仮想コンピュータを走らせそこでVineを入れて試用することにした。
(まだ昨日入れたばかりなのでTeXも試用してみてはいないが)
将来的にはこのPCはいくつかのOSを入れて用途に合わせて(電池の減りが比較的遅いOS,TeXをCompileするためのOSなど)利用できたらいいなと思っている。
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29日は立教大学へ
「日本物理学会市民科学講演会 ノーベル物理学賞受賞記念講演会
ーサイエンスへの限りない好奇心ー」を聴きにいった。
午前中はバイトがあったために、会場へはギリギリで到着した。
生協食堂でカツカレーをかきこみ、開始時間に間に合った。
初めは物理学会長の二宮先生、そして協賛者の二人の方の挨拶で始まった。
その後、素粒子物理学の先端の理論物理学者の東島清教授(阪大)、CP対称性の破れの実証のリーダーをされた高崎史彦教授(KEK)のお二人の解説がある。
物理学会ということもあり、解説する内容はとても深い内容まで、しかも高校生にでも分かるように丁寧に話されていた。
ファインマンダイアグラムをもちいた電子の対消滅対生成の話と、CP対称性、カイラル対称性のお話、そして、K中間子のCP対称性の破れの発見とそこから得られた小林益川理論に至るまでのお話を伺った。
途中、行列が登場したのだが、行列の成分の中にファインマンダイアグラムが入っていて、何じゃこりゃ?と理解に苦しむ部分もあったが。(なんとなくいいたいことは分からなくもなかったが。。。)
やっぱり素粒子物理やる人の数学って難しそうだなぁー。と実感。
にしても、世間で騒がれる割に、まったく小林・益川理論の内容を知らなかった僕にはとてもいい講演を聴けた。
そして、高崎先生。
やっぱり実験物理学者もすごいなぁと実感させられた。
小林益川理論を最終的に証明したのはKEK(高エネルギ加速器研究機構)のKEKB加速器(Bファクトリー)とスタンフォード線形加速器センターのPEP-II 加速器である。
日本としては、KEKBで理論を実証出来たことはとても誇りに思えることだ。
KEKBの性能はとても高い。
しかも、加速器は整備点検などで停止することがしょっちゅうあるのだがKEKBは年間の9割以上の時間運転を続けている。
しかし、その高い性能を維持することはとても大変だそうだ。
いつも思うのだが粒子加速器の技術力の高さはすごい。
特にKEKBはLHC(スイスにある世界最高エネルギーの加速器)の陽子反陽子衝突と異なり、電子と陽電子(電子の反粒子)のビーム衝突で実験する。
電子ビームは陽子ビーム以上に小さい半径のものだ。
それを逆方向から飛んでくる陽電子と衝突させるわけだ。
以前、日本科学未来館で展示解説のボランティアをしていた時、KEKBについての展示が新しくなる際に、KEKBの研究者のお話を伺う機会があった。
そのときは、陽電子を加速するのは電子よりも難しいため、電子ビームに比べ、陽電子ビームのエネルギーは上げにくい(あまりエネルギーが大きすぎると、陽電子から出る光によって加速器の配管から電子が放出され追従滅してしまうため。)ということ、
そしてその技術はとてもすごいものだということ、くらいしか分からなかった。
しかし、今だからこそこの講演会を聴くことで、分かったこともとても多かった。
さて、二人の先生の解説のあと、江崎先生、小柴先生の挨拶があった。
(さすがは物理学会。ノーベル賞受賞者を4人同時に生で見れるとはすごすぎる。。)
そのご益川先生、小林先生のご講演があった。
お二方からも興味深いお話を伺うことが出来た。
理論の解説というよりも、どちらかというと一個人の物理学者としていままでやってきたことを聴かせて頂いたという感じだ。
しかし、ここのところの疲れと、理論・実験双方の解説で集中力を使い果たしてしまったため、実はちゃんと話をすべて聴くことができなかったのは内緒にしておこう。
今度、夏の物理チャレンジの際のご講演を聴く際にはちゃんと体調を万端にして講演を伺いたいと思う。
講演終了後は会場はサイン会と化していた。
僕は、大学の知り合いや先輩達(学会のお手伝いをされている方もいる)とおしゃべりしながらサイン会の様子をぼんやりと見ていた。
(人だかりで1mくらい離れたところにしか、いられなかったというだけのことであるが:笑)
結局ミーハーな方々がサインをもらっているのを眺めるだけで帰ることにした。
サインもらったところで、そんなことに浮かれていて勉強を怠ってしまっては本末転倒だもんなぁ・・・
(と書きつつも、本当は若干サインは欲しかったかも… :笑)
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ここ数日、ずっとLinuxマシンを使っている。
諸事情により、いままで使っていたノートPCが入院しているため、自宅で使う代用PCとして使われていないPCを利用することにした。
DELL Dimension XPS T550
を使っている。
本当はその後に購入した
DELL Dimension L667r
というマシンもあるのだが、古い方のマシンを利用した理由は後述する。
Dimension XPS T550は、購入時にMicrosoft Windows98SEがバンドルOSとして入っていた。
もう9年ほど前のPCということになる。
その後しばらくはWindows2000にOSを入れ替えて使用していた。
CPUは、今はもう化石とも言われる PentiumIIIで、クロックパルスは550MHz。
ウルトラモバイルノートPC(UMPC)に搭載されているAtomよりもクロック数が低い(半分程度?)わけだ。
(L667rのほうもPenIIIで、ほとんど性能は変わらない)
そんな貧弱なPCだが、現在利用できないノートパソコンの代わりに「TeXのコンパイル環境がある」「インターネットができる」という理由で使用することにした。
TeX自身はもっと低スペックのコンピュータ時代からあったわけなので遅いPCでも十分にコンパイルできる。
ただ、Windows2000に今までと同じTeX環境を入れてもつまらない、ということもあるし、LinuxのほうがTeXはコンパイルに向いているという話も聞いたこともあったのでOSをLinuxに入れ替えることにした。
しかしLinuxといえども最新のGUILinuxはそれなりの性能を要求される。
ということで、メモリ(RAM)の増設は必要だった。
二台のPCのメモリスロットにはそれぞれ128MBのRAMが二枚ずつ搭載されていた。
さて、蓋を開けて両者のメモリスロット数を確認する。
・T550 → 3スロット (なぜ4スロットでないのか若干疑問ではあるが・・・。 最新PCに搭載されるDDR3なら3スロットというのは標準的だけど笑)
・667r → 2スロット
もともと、T550は増設が可能なように筐体が大きく、一方667rは近年のタワーPC小型化の波を受けて増設性に乏しい。
しかし、PICスロット数だけでなく、メモリスロット数まで違うとは・・・。(驚)
ということで、T550のマシンの空きスロットに667rに刺さっているRAMを一枚移植することにした。
今回Linuxのどのディストリビューションを導入すべきかに悩んだ。
先日大学の書籍部で衝動買いしたリナックス100% Vol.7 (晋遊舎)に特集されていた、Jarisに大変興味を持った。
Sun社のSolarisの日本版(Japanese Solaris)としてのOSだ。
商用OSとしての信頼の高いUNIX系列であるにもかかわらず、無料で利用できるのは魅力的だ。
しかし、高いスペックが必要な感じがしたので断念。
こんどInspiron mini9が届いたらJaris を入れてみようかなと思う。
次に悩んだディストリビューションは
DebianとUbuntuだ。
両者は現在(多分)最も有名なOSだろう。
UbuntuはDebianから派生したものであるので似ている面は多いそうだ。
DebianよりもUbuntuの方が若干高いスペックを要求されるが、今回はPCのメモリを増設したため、ちょうどUbuntuが動きそうだった。
しかもUbuntuは先日購入したInspiron mini9に初期搭載される予定なので、あらかじめ練習しておくにはちょうど良い、ということでUbuntuを導入した。
最近はずっとLinuxをいじっているが、なんだかんだいってLinuxの使いやすさは予想以上に快適だった。
Windowsとあまり操作性が変わらない。
むしろ、ターミナル(コマンドプロンプト)を利用したりする上でもLinuxのほうが分かりやすい(気がする)し、利用できるアプリケーションも豊富だ。
今は、Ubuntuに搭載されたemacs(プログラムエディタの一種)を用いて、TeXでプリントを何枚か作成しているところだ。
ずっとWindows上で「秀丸エディタ」というソフトを利用しつづけたユーザーにとって、初めのうちはemacsは慣れないソフトだなぁと実感している。(慣れなくては!)
それと、Linuxに日本語対応のソフトウェアを入れるのだけは難しい。
TeXは、一度コンパイルして.dviファイルという出力を得るのだが、そこからPDFに変換するソフト(dvipdfm)が現地点では日本語に対応していないものを利用してしまっている。(パッケージダウンローダーでの初期搭載がこれだったから仕方ない)
そのため、印刷の前段階としてPDFに変換する際だけは隣にあるWindowsマシンを利用させてもらっている。
また時間に余裕ができたら、完全にLinuxだけでプリントの印刷まで行えるように設定したいなと思っている。
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以前の日記で,新しくモバイルノートPCを購入したことを書いたが,購入地点でのPC到着予定日は3/13(つまり明日!)だったのだが,どうも先ほど到着予定日を確認したところによると,到着予定日は4/3以降に変更されていた.
たぶん,考えられることとしては,英語配列キーボードにしたことが考えられる.
しかも,必要がなかったので内蔵ウェブカメラもつけなかった.
注文としては,あらかじめ用意してある大量生産品と異なり,特注,ということになるのでであろうか.
にしても,はじめに表示された到着予定日が13日だっただけあり到着が遅くなるとはちょっと残念である.
■ノートPCの分解
今使っているノートPC(DELL Latitude D630c)を無性に分解したくなったので昨日分解してみようと試みた.
外部のハードディスクはUSBで接続されているのだが,通信速度を上げたいな,と思いマザーボード上から直接eSATA接続などをできないものだろうか,と思いマザーボードを見てみたいと思ったからだ.
まず,コード類,バッテリー,ハードディスクの順にはずし,裏ぶたなどにあるねじを順番にはずしていった.
(もちろんねじはわからなくならないように分類しておいたのだが)
そして,カバー同士は簡単に外れるかと言ったらそうでもない.
まだ爪という強敵が残っていた.
丁寧にマイナスドライバーを本体の割れ目に差し込んではパチパチ爪を外そうとするのだが,手ごわい爪が5本くらいあった.
格闘すること2時間.
なんとか爪が外れきったのだが,どうもまだ内部でくっついているようでふたが外れない.
いろいろ格闘したのだが,内部を損傷するのは取り返しのつかないことになると判断して,分解をあきらめてふたを閉めた.
別にCPUを交換したいとかそういうことを考えていたわけではなかったのだが,分解できなかったのはとても残念だ.
(PC分解に格闘した3時間は無駄になった.笑)
あとからネットで調べたところによると,どうやらCPUを放熱する放熱板のグリスがきっちりと密着しているため外れにくいのではないかということに思い当った.
まぁ,一度加熱してグリスをやわらかくしてはがすという手もないわけではないが,貼りなおすためのグリスも持ち合わせていないうえ,あまり大規模に分解をするつもりではなかったので,また同じような手口で分解するような気は起きないなぁ.
もし今度分解することになったとしたら,キーボードを取り外して,上部からeSATAピンを探したり,CPUを取り外すなどといったことをしてみようと思う.
まぁ,でも実際,eSATAで外部と接続してもそんなにご利益を受けるほどのことはないような気がするが・・・笑
むしろこのような大がかりな改造をしなくても,HDDの交換自体はねじを2本外すだけで可能なので,SSDにHDDを入れ替えてみようかな,とも考えている.
題名とは関係ないが,そういえば先月(2月)の27日は僕の誕生日(19歳になった)であった.
27日にこの日記に書くべきだっただうが,書き忘れていた:笑
28日には科学技術館のサイエンス友の会の手伝いバイトに行った.
講座は「金属探知機の製作」
動作原理としては,金属片をセンサー(インダクター,コイル)に近づけると,センサーのインダクタンスが変化することを利用するものだ.
LCR発振回路はコンデンサとインダクタの値の変化で発振周波数が変わる.
このLCR発振回路の周波数変化を利用して,もう一つのNAND発振回路と信号を重ね合わせて
生じるうなりを音声として出力する.
(直接NAND発振回路の周波数を圧電ブザーで鳴らしても可聴域を大幅に超えているため
うなりを聴く)
小学生向けのキットなわけなので基盤にはシルク印刷で,差し込む場所などが丁寧に記入されている.
手慣れた人はそこそこ部品を差してはんだ付けをするのだが,初めて体験する子供は,差し込む場所が全く分からなかったりするようだ.
電子工作やるなら,小学生のうちからキット以外の工作もしてほしいと思うころだが,どうもそこまでひとりでやろうとしそうな小学生は教室には見当たらなかった.
ちょっと残念かな.
まぁキットを使ってはんだ付けを練習するにはとてもよい教材だったが,(14ピンICやダイオードの取り付けなどもあるから) はんだ付けを失敗する人が続出...
僕ははんだ吸い取り線やはんだ吸い取り機を持ってはんだ回収作業に追われ大変だった.
でも,はんだ付けの失敗だけではなくキット自身の問題もあったのだろう.
ちゃんと組み立てをしているのに動かないものがちらほらあった.
確かに発振回路の周波数が高いため,あらぬところでショートしていた,という可能性も否めないが,それよりも部品の問題もありそうだった.
なぜなら,半固定抵抗器を手で上から押さえるとちゃんと動くのに手を離すと音が鳴らなくなる,など部品内の接触不良としか考えられないような故障がいくつか見つかったからだ.
今回使用したキットは,どうも中に入っている部品のメーカーがセットごとに違う.
ケミコンもセラコンも,ICも仕様は同じでもメーカーが違うようだ.
それは,つまり各メーカーの不良品(誤差が大きくて検査で失格になった製品?)あたりを使ってキットを作っているのだと考えられる.
この教室で講師をされたM先生は
「キットを組み立てて,それが動作しなくてもそれは作った人の責任です,と言ってキットを作るメーカーは言い逃れられる.」
とのこと.
確かにそうだ.と納得.
僕がここで一番言いたいのは,キットを作るメーカーに不良品を入れないでほしい,ということではない.
子供に電子工作をさせたいのであれば「キットははんだごての練習に過ぎない.」
本当に何か作るのであれば自分で回路図を考えて(もしくは本の回路図を理解して)部品を揃えるところから作るべきだし、それが醍醐味だろう、と思う.
■はんだごてについて
前回は久しぶりにまともにはんだごてをもった.
はじめのうち「いもはんだ」気味になってしまったのは,さすがにプライドが傷つけられたなぁ:苦笑
というのも正確にはんだごてをランド(基板上の部品をさすための穴の周りの金属部分)に持ってこれない.
ランドにこて先をしっかり押さえつけないとはんだは融けないというのに部品だけ熱くなってしまうので失敗しやすくなるからさすがにはんだごてが操作できないことには焦った.
まぁ,といっても10分もすれば感覚を取り戻していつもどおり(?)はんだづけをできるようになったわけだが.
どうしてだろうかと考えると,最近の筆記具の持ち方に起因することがわかった.
はんだごては鉛筆と同じもち方をするのだが,部品をおさえたりするのには力をかけなければいけない.
考えてみれば,僕の筆圧が,鉛筆でも時々ノートを破ってしまうのは,このはんだごての癖があるからだろう.笑
しかし,大学に入ってから筆記具が万年筆に移行したため,あまり筆圧をかけないようになっていた.
そのためか,はんだごての力の加え方をはじめのうちは思い出すのに時間がかかってしまったようだ.
そういえば,はんだごては鉛筆よりも若干斜めに倒して使う(横からはんだごてを押さえる)が,このためか筆記具の持ち方もいつも斜めになっていた.
高校生になるまで,鉛筆をちょくちょく利用していたのには筆記具を斜めに持つ癖があったからだ.
シャープペンシルを斜めにもって書くと,芯がよく折れる.
ボールペンを斜めに持って書くと,インクの出が悪くなる.
大学入学するまで,長い間うまく筆記具と付き合えず悩んでいたのだが,大学に入って万年筆(といっても生協で売っている200円のやつ)と出会った.
万年筆はペンを(はんだごて同様)斜めに倒して使う.
これが僕の持ち方にピッタリであったのだ.
鉛筆と同じような書き心地なうえ,鉛筆のように線が太くなったりしないのは大きなメリットだ.
最近は万年筆なしでは勉強できないと言っても過言でないくらいだ.
気分や状況によってはシャープペンシルやボールペン,鉛筆も使うが,やはり万年筆は書き心地がよい.
しかし,期末試験などではどうしてもシャープペンシルか鉛筆を利用しなくてはならず,試験期間中はストレスがたまる一方であまり楽しくない.
鉛筆の場合は芯が太くなってくるし,シャープペンシルの場合は頻繁に芯が折れちゃうから困るんだよなぁー笑
まだこのノートPCを一年も使っていないというのに,あらたにUMPCを買ってしまった:笑
今のPCはスペックがよく,そこまで重くはないので時々学校に持って行ってはいたのだが,さすがに混んだ電車の中で3kgの金属塊を持つのは辛かった.
最近ウルトラモバイルノート(UMPC)も安くなってきたし,と興味をもっていて時々値段を調べていた.
今回狙っていたのはDELL社のInspiron Mini9というもの.
我が家のPCは今回のを含め合計9台ある。
そのうち,古い3台を除きここ10年に購入したPC は6台がDELL社製だ…笑
つい2週間ほど前にはアメリカのDELL.comで,大統領就任記念セール($50off)もやっていて,$349で望みのスペックの製品を売っていたのだが,セールは買おうと思った前日までだった. 残念ながらあきらめる.
DELL日本での製品はまだ4万円を割らずにずっと値段が高いままだったので悩んでいた.
本当は3万2千円台で購入したかったのだが,まだ二週間前にはDell日本の製品の値段は4万2千円以上だった.
なので,まあ譲歩して4万円を割ったら買おうというつもりでいた.
そんなことを考えていたら本当にセールをしてしまった.
セール期間は今日と明日.(3/1,2)
しかも2万5千円引きってすごい!
なんと狙っていたPCよりもさらにスペックが良いものが4万円を割ってしまった.
というか,僕が4万円以下なら買う,ということを知っていたかのような値段設定だ.(39,980円)
笑うしかなかった.
と言うことで,優柔不断な僕にしては珍しく即購入決定.
主なスペックは以下のとおり
[モデル]:Dell Inspiron Mini9
[OS]:Ubuntu 8.4
(このモデルに興味を持ったのもOSがLinuxであったことに影響された.わざわざセカンドマシンとしてのUMPCにライセンス料を払ってまでWindowsを入れる必要はないかと思っていた.とはいえ7月くらいまではWindows7 Betaを使う予定であるが.)
[CPU]:Intel Atom N270 (UMPC専用ともいわれる省電力CPU.まあ処理速度は遅くてもいいか.)
[RAM]:2GB
(このPCには1GBのRAMがあればいいと思っているのだが,2GBを購入する理由としては,現在使用中のメインPCのRAM構成が現段階で1+2GBなのだが,2+2GB構成に移行しようと狙っている.
そのため,せっかく2GB積まれて僕の家に届いたUMPCは即座に1GBのRAMに変更されてしまうというわけ:笑)
[HDD]:SSD(MLC) 64GB
(アクセス速度が速いといわれるSSDであり,PCの起動時間短縮を狙う.ただMLCタイプのHDDは書き込み耐久性があまり高くないらしいので,一時ファイルたちを別の記憶媒体に記憶させたいところ.今のところ,SDスロットに壊れてもいいSDカードを入れてTempフォルダを移行しようかと考えている.)
[画面]:8.9インチワイドディスプレー (映像にはこだわりません.)
[キーボード]:英語キーボード
(Dellのキー配列は異端児的な並びをしているうえ,日本語キーボードはキーピッチ(間隔)がせまいので英語にした)
[CDDVD]:なし
(OSのブートなどの際は,SDカードかUSBフラッシュメモリなどからのブートをしなくては!)
他初期設定どおり
という感じ.
1年もすればもっとハイスペックなUMPCの登場は確実だが,外出先でのメール返信と日記の更新(これ重要)が出来ればいいと考えているのでこのスペックで充分満足だ.
現在UMPCを購入しようかと考えている人は明日までのキャンペーン,確認しておくとよいだろう.
■参考URL
DELLホームページ(キャンペーン期間中はトップページにキャンペーンページへのリンクあり)
SSDについて(Wikipedia)
新たに日記の左側のメニューバーに「Ryo’s Pictures」というリンクを設定しました.
画像整理には簡単なフリーPHPを使っています.機能としては「フォルダごと画像をアップロードすると,ディレクトリごとにグループ分けしてサムネイルを作ってくれる」というものです.
ただし欠点としては,いちどFTPでアップロードすると,即座にサムネイルを生成し,公開してしまうためコメントを編集中の画像も誰でも見れてしまうこと.
もし編集中とおぼしきものがあれば、(見るのを)後回しにしてもらえるとありがたいです.(笑)
■現地点で特筆すべき画像たち■
・カミオカンデ
昨年11月に大学の主題科目・全学自由研究ゼミナール「素粒子物理学のフロンティア」という授業で岐阜県神岡鉱山にあるカミオカンデなどの研究施設見学に行った.
そのときの写真と説明である.
ちなみに旅の車窓から(2008.11.15)は行きのバスで書いた日記.
・Windows7
現在のマシンに仮想的にWindows7をエミュレートしているのだが(これに関連した記事は執筆予定だが公開日未定!苦笑)そのマシンではVistaと異なり日本語だけでなく数式をも認識するらしいので認識させてみた.
量子力学の基本方程式であるシュレーディンガー方程式を書いてみた.
はじめΨ(Psi)を書いた時に大文字を意識するために横線を描いたのだが(これは筆記の際には一般的)どうも認識せず困った.
でも,多くの場合は誤った認識をされてもその文字(群)を投げ縄ツールで選択して他の予測候補に変換することができる.
まだ,行列の一般的表記などをうまく表示できないもののこれらは時間の問題だろう.
タブレットPCの普及も予測される現状のIT市場であることも考慮すれば,TeXが唯一の数式を効率よく記入する方法でもなくなる日も来るのだろう.
(また数式OCRのようなものも開発を期待している)
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珍しく一日複数記事同時公開.
昨日は物理学会理事で物理チャレンジオリンピック委員のN先生とお会いした.
最近物理チャレンジ関連で動いていることと言ったら同窓会の企画ばっかりで本質的なことにはタッチしていなかったのだが,久々に先生とお会いして物理チャレンジ関連の様々なお話を伺ったり,考えを聞いて頂いたりした.
会話の内容を書くのではなく,久々に広報活動でもしてみようかと思い日記を書いた.(笑)
■物理チャレンジは高校生(20才以下で大学にまだ入学していない人)を対象とした物理の能力を競う大会だ.
高ニ以下で優秀な成績をおさめた場合,国際物理オリンピックの代表候補になれるという特典もある.
今年の物理チャレンジでもう開催5回目になる.
開催都市は茨城県つくば市.
毎年物理チャレンジの開会セレモニーの際の特別講話があるのだが,今年は2008年ノーベル物理学賞受賞の小林先生か益川先生がいらっしゃるかもしれない.(現在まだ調整中)
そんな物理チャレンジ本戦に参加するには参加申し込み書を,学校か上記リンク先の物理チャレンジオフィシャルページから入手し,第一チャレンジ(予選)の筆記試験と課題実験レポートの提出が必要となる.
しかも,今年の実験課題は取っ付きやすく,奥が深い実験なのでとても面白いとおもう.
(物体の反発係数の測定またはお湯の冷め方についての実験と考察を行うという課題)
周辺に物理好きな高校生がいたらぜひこのコンテストを紹介してほしい.
■さて,物理チャレンジだけでなく,今年は国際生物学オリンピックがつくば市で開催される.
僕は生物学とはあまり深い縁があるわけではないが,でも国際オリンピックが日本で開催されるのはそうめったにないことだ.
(日本大会開催は珍しいというのに来年は東京で国際化学オリンピックがあるが)
なのに,ほとんどニュースとかで報じられない.(まだ現地点でテレビ放映されたのは一度だけ?)
ニュースを見ると何年も先のあるのかないのかわからない東京オリンピックについての報道は今でもしょっちゅうあるというのに,なぜ今年の生物学オリンピックの報道はほとんどないのだろうか.
日本社会全体が持つ科学オリンピックへの興味がまだまだ薄いのだろう.
他人事のようにこれは物理の話じゃないから,などと言って生物学オリンピックがメディアに報じられない状況をみすみす見逃すわけにはいかない.
僕がいま関われるのは主に物理と化学だが,これらのオリンピックを筆頭にもっと知名度を上げていく努力をしなくてはならないだろう.
■世界天文年もあまり広報をしている様子がない.
正月のテレビ放送では世界天文年のことを報じていたが,最近では全然報じられていないのだがいったいどうしたことだろうか.
そういえば,国際的には天文学オリンピックというのがあるのだが,日本はいまだに参加していない.(天文学会が主催しないつもりであるが,他に天文学オリンピックを主催するような団体があらわれないため)
どこかの私営団体あたりが天文学オリンピックを主催するNPO法人をつくって主催すればいいのに...
■日本物理学会主催「ノーベル物理学賞受賞記念講演会」が,3月29日、14時より立教大学池袋キャンパスにおいて開催される.
申込みは往復はがきで2月27日必着のようだ.
滅多に聞けない講演会だ.
興味のある人はぜひ申込をしましょう.
当日,お手伝いの仕事を頂いて,(ノーベル賞受賞の)先生方のすぐ近くまで近づけるといいなぁ.笑
PS
ついでなのでもうひとつ記録ついでに書いておこう.
ノーベル賞を4人の先生方が受賞されたので,それらのことを記事にした雑誌を一冊くらい購入しておこうかと思い,丸善出版の「パリティ」という物理雑誌を購入した.
(そういえば,この雑誌の編集長の孫が僕のバイト先の先輩であり大学の先輩であったということはついこの間本人から聞いた.あと,編集員の一人が一学期駒場で宇宙科学を教えてくださった国立天文台のS先生だ.やっぱり世間は狭いなぁ.)
このパリティの読者プレゼントが理科年表であった.
10年くらい前の理科年表は持っていたので新しく買うほどでもないのかな,と思っていたちょうどその矢先にこの読者プレゼントに行き当ったので,すぐに葉書を申し込んでみた.
1か月くらいしたのだろうか,つい先日突然丸善から理科年表が送られてきた.
あまり頻繁に理科年表を使うことはないけど,手元にあると意外と読んでて面白い理科年表.
プレゼント送付してくださりありがとうございました!
(受け取ったと瞬間「ひょっとして,これは送りつけ商法(悪徳商法)なのではないか?」などと疑ってしまったことは秘密にしておこう.笑)
旅行の記憶とかはそうすぐには忘れないが,科学技術館のサイエンス友の会の実験補助の話は忘れないうちに書いておこう.
一昨日(2/22)は久々に科学技術館に行った.
サイエンス友の会「合成染料を作ろう」という実験講座の補助をするためだ.
基礎実験で利用した白衣と安全メガネを持って行ったが,結局あまり汚れることはなさそうだったので白衣は使わなかった.
今回合成した染料は「オレンジII(アシッドオレンジ7)」というオレンジ色の物質.
詳しくはこのページなどを参照.
実験の手順としては,
・あらかじめ2-ナフトール(今回の溶媒はメタノール)を生地にあらかじめよく染めておく.
・別槽でスルファニル酸((HSO3)-(C6H4)-(NH2):p-スルホン酸アニリド(?))を亜硝酸ナトリウムでジアゾ化しておく.
・生地をスルファニル酸ジアゾ化物水溶液(氷冷)に漬け込み,生地に染まった2-ナフトールをジアゾカップリングしてオレンジIIを合成させ,生地を染める.
実験はゴム手袋をしながら実験したのだが,生地をできるだけ濃く染めるためにはよく染料の中でもまなければいけない.
そのため,時々ゴム手袋が破れてしまった子がいた.
僕も一回午前の講座の際に(午前午後と2回講座を行った)左手親指部分が破けてしまったため,親指がきれいなオレンジ色に染まってしまった.
染料はスルホン基(硫酸基)がついている酸性染料だったのを思い出した僕は,昼休みに薬品棚から炭酸ナトリウムを取り出し,50mlビーカーに適量加え水和させた溶液に親指を入れてごしごししていたらある程度染料を溶かすことができた.
(もちろん炭酸ナトリウム溶液は強塩基なので指のたんぱく質も加水分解して溶かしてしまうわけだが)
染料を合成する実験は目で見て楽しいのでまた別の染料も作ってみたい.
さて,2月の友の会の教室補助は来週の「金属探知機を作ろう」なる講座も担当する.
久々の電子回路だが,いったい小学生が作ったむちゃくちゃな回路を一目見てどの端子を付け間違えているのか判断することができるだろうか.
最近全くはんだごてを握らない生活になってしまったため,電子回路を見る能力は衰えているのかな...
先週の金曜日,最後の期末試験(数学/解析)のテストを終え,大学は春期休業に入った.
2学期の開始が遅かった分,春休みの開始もほかの大学に比べて遅い.
冬休みはPCと向かいっぱなしの生活だったため,やりたかったことができなかった.
そのうえ今は,木曜日提出の残っている数学のレポートを完成させなければならないし,同窓会などの企画も立てないといけない.
(同窓会は立候補した覚えはまったくないのだが,気づけば中学,高校,物理チャレンジの同窓会を計画する側の立場になってしまっていた.)
あとは,バイトの仕事も春休みは今まで以上に忙しくなりそうだ.
(詳しいことはいつか書きたいのだが・・・
あ,というかそもそもまだ冬休みの日記,夏休み以降の旅行などについての日記も書いていない!)
ひと段落したらまた日記を書こうとは思うが,さて夏冬休みの書きたい内容をすべて記事にするのは一体いつになるのかは僕自身もわからない(苦笑)
題名がどうも小学生の日記のようですが気にしないこととして(笑),最近日記の更新を怠ってしまいすみませんでした.
学校へ行くと友人(D.N.)から
「箱根駅伝の往路で終わっていて,復路はいつ書くの?」
と日記の更新を促されつづけていたものの,全く更新できていませんでした.
さて,2008-2009の冬休み(特に1/2以降)は今まで経験した冬休みの中で最もパソコンにつきっきりの休暇だったと思う.主にやったことは
・TeX入力支援のためのショートカットキーの設定
・OSの再インストール
だ. 今回は前者について書こうと思う.
ちなみに後者は(いつ日記に書けるのかよくわからないが) この冬休み後半ずっと僕を悩ませた,忌々しいストレス源であったので書くとなったら普段以上に気合が要りそうだ.(笑)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2008年末から1/1までの間は「LaTeX(PCで数式を書いたりするための言語:ラテフ)を素早く打てるようにするため」にショートカットキーの設定をした.
LaTeXは数式を出力する際に強力な組版言語だ.
しかしコード打ち込みは面倒なものが多いため,なんとかして早く打ち込めないものかと悩んでいた.
今回,打ち込み効率をあげるために大掛かりなショートカットキーの設定をした.
新たにノートパソコン用のUSBテンキーを購入し,そのテンキーのキーに,TeXコマンドを割りあてた.
たとえば,テンキーの「Enter」キーを押すと
「
\begin{align*}
\end{align*}
」
となど表示されるように設定した.
※このコードは(別行立て)数式を宣言するコード.このコードの間の部分に数式のコードを入力していく.
テンキーにショートカットキーを割り当てるアイデア自体を考え付いたのは12月初旬だったが,それ以降さまざまなページを探して,最善の方法を考えていた.
レジストリ(OSの設定ファイル)を書き換えて,直接キーマッピングをいじる方法もあったが,それだと本格的にレジストリの勉強をしなければならないうえ,Windowsの設定も間違えて書き換えてしまっては取り返しのつかないことにもなりかねない.
そこで,探して行き着いたのが「AutoHotKey」というソフトウェアだ.
(詳しくは下のリンク参照)
詳しい仕組みはよく分かっていないが,たぶんOSから文字入力の指示がアクティブなアプリケーションに送られるまでの間にAutoHotKeyが挟まって,そこでキー入力を変更しているのだと思う.
探したソフトウェアの中でAutoHotKeyは最もマニアックなソフトのような気がする.
しかし,マニアックな分,細かい設定も定義できるうえ,なにしろ(レジストリ書き換えと違い)安定して動作する.
普段LaTeXのコマンドを編集するのは「EasyTeX」もしくは「秀丸エディタ(with祝鳥)」を用いるのでそれらのソフトウェアがアクティブな時だけ特異的にショートカットキーが設定されるようにした.
まだまだ,スクリプトは実験段階で,特に,特定の文字を除き,ギリシャ文字の使用頻度はそこまで高くないので,別のショートカットキーにするなど,これからどんどん設定を書き換える予定だが,とりあえず暫定版(Ver1.02)を公開する.
ショートカットキーとコマンドの対応表
AutoHotKeyスクリプト(利用する際は拡張子を.ahkに変えてください)
このスクリプトは,自由に利用してかまいません.
(あまり,使いやすくもないし、素晴らしいスクリプトではありませんが;;)
使用している様子の写真なども撮影したので,今晩またこの日記の続きを書くつもりだ.
■関連ページ■
《LaTeXについて》
TeX Wiki
ワープロユーザーのためのLaTeX入門
《AutoHotKey》
AutoHotkeyを流行らせるページ
《TeXエディタ》
EasyTeX
祝鳥(のりてふ)
箱根駅伝公式Webサイト
お正月恒例の箱根駅伝一日目が終わった.
毎年年末年始は旅行へ行っていたり受験勉強だったりといそがしくゆっくり箱根駅伝を見る暇がなかったが,今年は(生まれて初めて?)箱根駅伝に熱中した.
受験が終わってゆっくり冬休みを過ごせた,ということ以上に,実は友人が箱根駅伝に出場したからだ.
高校一年の時のクラスメートであるY君は,陸上部に所属し3年間中長距離の選手として活躍してきたが,それが今日駅伝一区でエンジのたすきを持って走っていたのだ.
昨日も夜更かしをしてしまったが頑張って早起き(?)をした.
一区というと,丸の内をスタートして,鶴見に至るまでの区間だ.
出走後は常にY君は先頭集団に居続けた.
しかし,東京都の中ではほとんど先頭集団から飛び出すものがいなかった.
あまり駅伝を見ないからよくわからないのだが,解説によると先頭集団が固まったままで走るのは珍しいことだとか.
その実況を聞きながらひそかに思っていたのは「多摩川を超えたらY君は突然ペースを増すのではないか.」ということ.
彼も僕も川崎市民だ.
多摩川を渡れば,そこは地元川崎市.
ホーム地に入ったらペースを上げてくれたら,狙い通りだな.
なぁんて思いながら六郷橋(多摩川)通過をニヤニヤしながら(!?)テレビ画面を見つめていた.
六郷橋通過後,
案の定Y君はペースを上げて先頭集団を引き離した!
たぶん高校で同期の友人がたくさん街道にいたおかげでもあるのだろうが,期待に答えてくれた彼はすごい!
と,感激していた.
そのままリードは抜かれることもなく,彼は一区区間優勝を果たした.
区間新記録は達成しなかったものの,地元の人の期待に応えて区間優勝を果たしてくれたのは,なによりもうれしいことだ.
他の区間でもさまざまな選手がドラマを創っていて,感激するばかりであった.
たすきを渡された時には順位が低いのに,前を走る何人もの走者を振り切って先頭集団に食い込んだりすることも多く,最後まで順位が変動し続け,結果が最後になるまで分からない.
結局Y君の所属する早稲田は5区で東洋大との競り合いで優勝を逃してしまったが,
なにより,駅伝というドラスティックでかつドラマティックな競り合いは,見ている僕にまで緊張感を与え,興奮させられた.
本当に楽しい一日だった.
明日も,実は神奈川大学に僕の高校の3つ上の先輩が出るらしいので,出来れば見てみたいな.と思った.