イギリスから日本へ一時帰国した話(2020年9月24日帰国)

イギリスの大学は10月から新学期が始まります。イギリスの大学職員の僕は、昨年度分の有給休暇をたくさん余らせてしまっており、年内に消化しないといけないため、有給を活用して一時帰国をすることにしました。日本への入国後に14日の自主隔離が要請されますので今回は4週間弱の有給休暇となります。めったにない経験なので記事にまとめます。

※海外在住の方で帰国時の空港検疫の様子が知りたい方は後半を読んでください。

一時帰国を決めるまで

現在、イギリスの大学に現地採用で博士研究員(いわゆるポスドク)をやっております。ただ、仕事柄(採用の段階の面接で現在の上司とも話し合って)日本の実験施設での実験も行うため、日本への出張は年に数度するような生活でした。昨年12月に出張、そのまま年末年始につなげた滞在、その次は4-6月に予定されていた実験(後にコロナの影響や、加速器のトラブルにより中止)のためにイギリスがロックダウンを始める直前の、3月中旬から6月に日本滞在するなど、コロナ禍にも関わらず日英の移動をさせていただくなどしておりました。

国際線の減便は凄まじく、通常ですとロンドン=東京の直行便はJALとBritishAir (BA)が一日2往復、ANAが1往復、更にロンドン=関空にBAが1往復飛んでいたものが、一時期はJALとANAが旅客便をロンドン=羽田に週3往復ずつだけ、しかも機材は国際線主力大型機の777-300ERではなく、中型機の787になる、といったような状況でした。3月に日本へ飛んだ際も、6月にイギリスに戻った際も、エコノミークラスの座席は2-3割程度しか使われておらず、4人がけの席を占領して横になるなど申し訳なくなるくらいゆったりと過ごさせていただいたほどです。

6月3日に羽田空港からロンドンに出発した際の羽田空港の状況。他の一連のフライトの様子はTwitterのスレッドを見てみてください。

コロナ禍で人々の流動が減るなか、10月に日本で共同研究者たちと共に実施する予定だった実験が行われる運びとなりました。そのため、僕もその実験に参加するかどうか、上司と相談していました。ぜひ参加したいところだけど、とはいえ二週間の自主隔離や、イギリスの職場の大学側からも不要不急の出張は取りやめるようにというお触れがでており、「急を要する出張」とは言い難いため、結局は出張を取りやめることとなりました。もともとは、その出張に有給休暇をつなげて日本に滞在しようと考えており、8月に夏休みを取らずに有給を取っておいたのですが、使いそびれてしまった形です。

昨年度残していた有給は15勤務日分。そのうち10日分は10月以降の翌年度に繰越できるが、いずれにしても5日分余ってしまいました。とはいえ日本に帰るには2週間の自主隔離もありますし、帰国するとなると有給を一気に消費してしまい、踏み出せずにおりました。

直前での渡航の決断

夏休みも取らずにずっとイギリスで一人暮らし生活。しかも、イギリスはまだコロナウイルスの感染が落ち着いておらず、在宅勤務が原則で、職場のオフィスにはもう3月以来一度も訪れておりません。金曜日には同僚とパブに行ったり、現地に住む日本人と会うなどしてなんとか人と話す機会を作っていたものの、さすがに精神的には限界に近かったようです。ある時フライトの情報を見ていると、JALが翌週のロンドン羽田間に当初計画にない臨時の旅客便を運行することに気づきました。普段なら一往復の増便でもプレスリリースを打つのに、直前のフライト設定のためかなんのお知らせも有りません。当然フライトは他の便よりも破格に安く往復券が購入できるのを見つけてしまいました。

JALの東京行きフライトは9月までは水、金、日の週3便(ちなみに10月からは週5便に増便されています)だけでしたが、9月の後半の2週間は木曜日にフライトが追加され、週4便体制になっていました。この予期せぬ木曜日発フライトが激安だったのです。あくまで個人的な推察ですが、10月からの新学期にむけて、日本方面からイギリスの大学、大学院に入学・進学する学生さんたちの渡航需要が多く、増便したのかなという印象があります。つまり、その折返し便はほぼ回送状態なのでは?と。9月24日発のフライトを即予約しました。ご存じの方も多いと思いますが、10月からは日本政府は中長期の在留許可を持つ外国人の入国を許可するため、日本方面の国際線の需要は高まる見込みです。9月中に滑り込み入国、また10月にイギリス方面のフライトで飛ぶのは空いたフライトに乗れるため狙い目だと思います。(今更言っても遅いですが。)

ちなみに、JALの国際線の運行状況は、貨物便の運行計画を見るのが一番わかりやすいです。もしご検討の方が居ましたらご利用ください。

到着後の自主隔離は、実家に帰ることも気が引けますので、airbnbで民泊を確保することにしました。なお、自主隔離期間は「到着した日の翌日から起算して14日間」です。つまり最低でも14泊15日の居場所を用意する必要があります。ちなみに、検疫所の見解では8月地点での水際対策の方針では、民泊は禁止と明言されていたのですが、9月15日に更新されたガイドラインでは民泊もOK(正しくは、民泊はだめ、という文言がなくなり、ホテル等、という表現に変更)になっています。国のWebページでも未だに古いガイドラインをリンクしているところがあり混乱しますが、帰国の際は厚労省の水際対策Q&Aページを常に参照することが望ましいと思います。現在は待機場所について

自宅、社宅、親戚の家、友人の家、マンスリーマンション、ご自身で予約したホテルなどが対象になります。
 (宿舎などのトイレやお風呂など、複数の人が共同で使用する場所がある施設は対象外)

水際対策の抜本的強化に関するQ&A: Q3-1

と書いてあります。airbnbのサイトで都内で滞在可能な物件を調べてみてわかったことは、

  • インバウンド需要を狙った物件が叩き売り状態になっている
  • GoToトラベル対象になるが、まだシステムが対応していないため国内での利用者も少ない
  • 池袋とスカイツリー周辺のエリアに特に物件が集中しているためこの周辺で探すのが良さそう
  • 空港からレンタカーを借りる場合、返却のために乗り捨てできる営業所が徒歩圏内にあることが条件

ということで、今までの自分の人生では全く縁もゆかりもなかった墨田区にある物件に住むことにしました。食器や調理器具はあり、ガスコンロも二口。徒歩圏内にスーパーもあり、住環境は問題なさそうです。(自主隔離中もスーパーマーケットへの外出は問題ないようです。)

ヒースロー空港までの陸路移動

ヨーク在住者にとって、最も利便性が高い国際空港はマンチェスター空港です。日本への直行便は無いですが、各社東京への乗り継ぎ便の接続がよいこと、また空港からヨーク駅まで直通の特急があるので重宝しているのですが、今回はフライトの都合でイギリスの玄関口でもあるヒースロー空港まで陸路移動でした。特急→地下鉄→空港特急と2回乗り換えですが、鉄道旅行として楽しんできました。

まずはヨークからロンドンの主要駅であるキングス・クロス駅まで東海岸本線を南下。平日の昼間の便で、ロンドンまで数駅停車する、新幹線で言えばひかり号に相当する列車なのでそこまで混んでない。
ロンドンについたら、ヒースロー空港へ直通特急(Heathrow Express)が発着するパディントン駅までは地下鉄で移動。パディントン駅は西海岸本線なども発着する主要駅でもある。

今回のフライトはヒースロー空港ターミナル5からの出発です。普段ならばイギリス最大手のBA専用の発着ターミナルなのですが、コロナ禍の減便のため運用ターミナルをへらすため、通常ターミナル3を発着するJALやカタール航空などが臨時でターミナル5に集約されています。しかし、空港の発着案内システムは完全には対応していないのか、乗りたいフライトが案内板に表示されていないのは流石に焦りました…。

搭乗手続きをしようとするも、案内カウンターがどこにあるか少し迷う。長蛇の列があるぞ!と思ったらそちらは中国南方航空のフライト待ちの乗客で溢れていました。南航は世界最大の総2階建て旅客機A380を飛ばしているから一度に乗せられる客の人数も凄まじいわけですね。しかも中国政府は入国検疫の管理のため、フライトの便数を週1便程度に制限しているから、人が一つの便に集中しがちなのです。

空港で腹ごしらえ。今回は羽田到着後にレンタカーで運転するので、着陸8時間前を目処にお酒を控えないとならない。

羽田へのフライト

羽田へのフライトの機材は、ボーイング777-300ER型機。日本の航空会社が運用する飛行機の中では最も全長が長く、世界中の航空会社において主力となる国際線用の大型旅客機です。羽田=ロンドン線ではANAもJALもBAも基本的にはこの機材を使うのが当然だったわけですが、コロナ禍の乗客減により、大量の乗客と貨物を一挙に10時間超のフライトで運ぶことができるこの飛行機は出番が殆どなくなっておりました。炭素繊維強化プラスチックで作られた新型の787型機のほうが燃費が良いわけで、777はコロナの影響で絶滅寸前です。

そんな飛行機が臨時便に投入されるならば、と、言う気持ちもありわざわざこのフライトを選択したというものも理由です。正直いうと、787型機ほうが新型ゆえに、機内の騒音レベルが低かったり、湿度が高かったり、またエコノミーの座席が2-4-2の配列なので4人がけ席を選ぶとゆったり横になって過ごせる(一方777は3-3-3配列)ので通常なら新型を選ぶのですが、今回は乗り納めになるかもしれない、と覚悟して777-300ER型機を楽しむことにしました。事故率が極めて低いことで有名な飛行機なだけに、ほんとはまだ活躍してほしいんですけどね…。

フライトは、なんと244人乗りの機体に15人程度。本当に少なかった。搭乗前、地上の係員さんに聞くと、この木曜日のフライトが決まったのが本当に直前のことで、プレスリリースも打たなかったので、直前に予約した客しか乗っていなさそうだ、とのこと。僕も数日前に安くチケットを買わせて頂いた一人なので感謝しか無いが、こんな人数のために旅客便を飛ばして頂いてしまうのは申し訳ない気持ちになる。

BritishAir専用ターミナルに接続しているJALのボーイング777-300ER型機。しゅっとした形状のトリプルセブンの中でも最大サイズとなる。

そんなこんなでフライトは楽しく過ごしました。出張じゃない用事で国際線に乗ることが殆ど無くて、フライト中も仕事したりすることが多いので、今回は思いっきり楽しむことにしたのがよかったですね。

羽田空港についたらデルタ航空のA330型機が2機とまってました。3月の羽田国際線の増便でデルタが沢山やってくるようになったわけですね。

日本はだいぶ秋模様で涼しくなってきたようですが、イギリスは既にだいぶ気温がさがっており、厚着での生活に慣れていたので、飛行機降りてすぐに「あつい!!!!」ってつぶやいてしまいました。

羽田空港での検疫と入国審査

以下の情報は2020年9月24日現在の羽田空港におけるコロナの検疫検査の個人的な感想です。制度はどんどん変わっていきますので日本へ帰国される方はあくまで参考程度に思っておいてくださると幸いです。

機内で配られる質問票。機内で記入を済ませるようにと複数回アナウンスされる。

日本へ入国時に税関への携行品別送品申告票(近々ペーパーレス化されるとの噂?)は以前より必要でしたが、今回はコロナ防疫の観点から記入すべき書類が多いです。自主隔離の際に滞在予定の住所や、日本での連絡が取れる電話番号の記入などが重要になります。保健所からの連絡はLINEでの連絡がメインとなり、それが使えない場合は電話番号を伝えることになります。LINEは現地で友達登録をするようなものではなく、電話番号から紐付けられたLINEのアカウント宛に保健所から毎日の体調を問い合わせる、という形式になるようです。ちなみにLINEに登録した番号は日本の電話番号でないといけない、とのことでした。LINEのアカウントを持っていなかったり、もしくはLINEに登録された番号が海外のものの場合は保健所から電話がかかってくるようです。(10月からの外国人受け入れでは位置情報の追跡アプリのインストールを求めるのだとか?)

飛行機から降機すると、通常ならば荷物受け取り口へ進みますが、いつもと逆方面に誘導されます。羽田第3ターミナルのウィング部の東端方面(第2ターミナル側)へ進みます。飛行機の発着数が減っているため、141-143番ゲートはすべて検疫用の施設になっています。検査は以下の流れで進みます。

  1. 書類に記入できているか確認(143番到着エリア付近)
  2. プラスチック製の4-5 cm程度の漏斗と容器(遠沈管っぽいやつ)を手渡され、選挙の記入台のようなもので仕切られたブースで各自つばを容器に記入された線を超えるまで入れます。噂通り、レモンと梅干しのイラストが貼られていましたが、あまり効果は‥。エリア内に陰圧テントが用意されており、その場で検査を行うようです。(142番到着エリア)
  3. 建物の裏側の通路を通って141番出発エリア(多分)に誘導されます。そこで日本滞在時の連絡手段の確認などが行われます。
  4. 検査結果は、階上の出発コンコースに設置されたブースで知らされます。検査結果がでるまでは降機から1時間かからない程度で、椅子も十分な数があります。トイレ休憩などが出来ます。
  5. 検査結果は検体番号で呼び出され、陰性だと到着コンコースにつながる斜路から、荷物受け取りエリアに向かえるようになります。

ちなみに、このコロナの検査は抗原検査であり、PCR検査ではありません。PCRよりも簡便な方法ですが、一方で偽陰性(陰性診断はでるが実はウイルスに感染している)の率がそこそこあります。感度が低いため、陰性が出たからと言って自由に過ごすべきではなく、それ故に自主隔離期間の14日がセットとなっています。一時帰国される方は市中感染の拡大の原因にならぬよう、気をつけて生活してください。

抗原検査は特別な機器が必要なく、外来で検体を採取してから約30分で陽性・陰性を判定できる。PCR検査と比較した陽性一致率は66.7%、陰性一致率は100%とされている。抗原検査は感度がやや劣るが、迅速性に優れ偽陽性が少ないという特徴を挙げ、陽性であればCOVID-19の確定診断が可能とするアルゴリズムを示した。この場合、入院措置もしくは宿泊施設・自宅待機での療養を指示する。
一方、抗原検査で陰性の場合には感染を否定できない。この場合は経過観察や抗原検査の再検査となるが、陰性でもCOVID-19を強く疑う場合には、医師の判断でPCR検査の実施を考慮すると位置付けた。なお、抗原検査もPCR検査と同様、鼻咽頭ぬぐい液を検体とすることから、検体採取には十分な感染対策を行う必要がある。

PCR・抗原・抗体検査をどう使い分ける? — 日経メディカル

多分一つ前のアメリカ方面から到着した便の乗客の方が、「念の為二次検査を行いたい」と検疫官に告げられておりました。抗原検査は特異度100%なので、陰性でないということは偽陽性(コロナ陰性なのに陽性診断が出てしまう)の確率がほぼ0なわけですが、同行していた家族も含めてPCR検査をしてはっきりさせようということだったのでしょうか。なおその場合は診断に時間がかかるので、検疫官が指定した空港付近のホテルに移送されることになる、ということを説明しているのが聞き取れました。

そんな会話をぼんやりと聞きながら結果が出るのを待っていました。あっという間に自分の番号も呼び出され、運良く今回の唾液による抗原検査では陰性診断がでました。

ツイッターに記録されたツイート時刻を見ると、飛行機を降りて搭乗橋を歩きながら「あつい!」とつぶやいてからちょうど1時間で結果が出たことになります。
ピンク色の紙は「抗原検査陰性」を意味するもので、これがないと荷物受け取りエリアにすすめません。

無事に陰性判定が出ましたら、その証明の紙を受け取りました。その後、外に出るまでに、(通常の)検疫、入国審査、荷物受け取り、税関、と続くわけですが通路の要所要所に係員の方が立っておられまして、逐一証明の紙の提示を求められます。空港の動線が完璧にコロナ対応にはなっていないので、検査前の人と検査後の人が重複してしまう箇所があるためです。

荷物受け取りエリアでは、空港職員の方が既に搭乗者ごとに荷物をカートにまとめておいてくださり、チェックイン時に受け取った荷物のタグと見比べて、確実な荷物の受け渡しをするようにされており、安心しました。

空港からレンタカーで移動

羽田空港は、高速バスのチケットカウンターの横にレンタカーの受付があります。カウンターのかたがレンタカー屋さんの営業所に連絡してくださり、送迎が、第3ターミナル駐車場に設置された待合エリアまできてくださる、ということでした。今回は、目的地の民泊物件のすぐ近くに営業所がある日産レンタカーを使ってみました。営業所が大鳥居なので、送迎には時間がかかりましたが、もうここまでくればゴールまであと少しなのでのんびり待ちます。

実は、コロナの抗原検査に時間がかかる可能性も考慮して、レンタカーの予約を遅い時間にして、翌日の朝一番に返却先の営業所に乗り捨てる予定でいました。しかし思ったよりもあっという間に検査が終わってしまったのでレンタカー屋さんに問い合わせたところ、車は営業所にあるからいつからでも借りられるとのこと。結局は返却先の営業所の営業時間内に返却することが出来て、当初の予定よりも安く車に乗れることが出来ました。柔軟な時間変更に対応してくださって感謝です。普段はガソリン満タン返しが基本ですが、羽田の営業所の方に「せいぜい2-30kmしか乗らないのにガソリンを入れ直すと手間なので、営業所で走行距離分の代金を払うのがおすすめです。」と提案していただきました。1kmあたり15円なので、燃費を考えると2-3倍のコストではありますが、今回は閉店間際の返却となりましたことや、ガソリンスタンドを探す手間も省けたので、返却時精算にしました。便利なサービスですね。

ところで、レンタカーを借りる際に、「PCR検査で陰性の診断が出て、これから自主隔離先に移動する」というような誓約書にサインさせられました。先程書いたとおり、コロナの簡易診断は抗原検査であって、PCR検査はやってないので、個人的にはすごく動揺したのですが、とはいっても空港検疫の際には検査手法についての説明も特になく、検疫官以外の人はPCR検査といえばコロナの検査全般を指すものだと思っているのでしょうし、良心が痛みましたが、誓約書にサインをし、車を借りました。

首都高羽田線に乗り込み、都心方面に向かいます。モノレールとの併走区間は現在橋の架替工事の真っ最中。新しい構造物と仮橋との違いを楽しみながら走行します。渋滞情報を見ると、都心環状線は大渋滞、GoogleMapのナビゲーションも、浜崎橋に着く前に降りろという。中央環状線が開通して以降、都心環状線が平日に大渋滞なんてことがあるのか、と驚きつつも下道へ。

地上に降りても道は大混雑。どうやら、帰宅ラッシュの時間にかぶってしまったようで。それにしても渋滞の様子があまりに異常です。金曜日の夜で旅行に行く人がいるとしてもそれだけではこの混雑は有りえません。たぶん、ロックダウン以後、人々の意識が変わって車通勤をはじめた人が増えたのではないでしょうか。おかげでレンタカーの返却は営業所の営業時間ぎりぎりになってしまいました。

自主隔離生活

さて、自主隔離生活です。墨田区の民泊物件を借りて、来年以降の生活に関わる申請書を書きながら14日間を過ごす生活をします。スーパーも徒歩圏内にあるのでイギリスで買えない野菜や魚を買って、自炊生活をしつつ、時にはレトルトやお惣菜で手抜きをするなど楽しく過ごしています。

イギリスからは、この自主隔離生活のために、包丁、炊飯釜(電子レンジで簡単に作れるもの)、紅茶、お菓子などを持ってきました。全部大活躍しています。最近は出張には包丁は必須ですね。備え付けのものは切れ味が微妙なことが多く、今回も軽く研いでおいたので快適です。

鰹はやっぱり食べて置かないとね。戻り鰹を楽しみます。

知人から任天堂SwitchとRing Fitを借りました。フィットネス初心者です。僕も手に入れたいな。

帰国時に登録した電話番号をもとにLINEでの連絡が来ました。帰国後一週間経過後くらいです。体調を答えます。

まだまだ自主隔離生活、続きますが、意外とやることに充実しており、ブログで報告するのもだいぶ時間が経ってしまいました。まだあと一週間は墨田区に住んでおりますので、差し入れ等、大歓迎です!笑